G大阪U-23が唐山&市丸&川崎弾で讃岐に逆転勝利、富山vs長野はドロー《J3》
2020.06.28 21:05 Sun
28日、明治安田生命J3リーグ開幕節の2試合が行われた。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、2020シーズンのJ3リーグは3月の開幕が延期に。約3カ月半後の時を経て、リモートマッチ(無観客試合)で開幕を迎えた。
◆復活の椎名が2季ぶりのゴールも、東のゴールで長野が追いつく
昨シーズンは4位で終えたカターレ富山と9位で終えたAC長野パルセイロの一戦は、1-1の引き分けに終わった。
リモート応援システムが導入された試合となり、会場でもファン・サポーターの声援がスピーカーを通して流れる試合となった。
富山は9分、右サイドからのスローインからボックス内で混戦となると、こぼれ球を拾った佐々木がシュート性のクロスを送るも、流れていく。
右サイドを中心に攻め立てた富山は16分、ボックス右でパスを受けた椎名がカットインから左足シュート。これがニアサイドを抜けて決まり、富山が先制する。椎名は2018年10月7日のSC相模原戦以来のゴールとなった。
前半は互いに攻め手を欠いていたものの、後半のスタートから富山が押し込む。CKやFKなどセットプレーから椎名が精度の高いキックを見せるも、長野守備陣が防いでいく。
なかなか攻め手が見つからない長野だったが、富山のミスを突く。57分、最終ラインで今瀬がバックパス。これが短くなると、プレスを掛けていた東が拾いそのままシュート。長野が相手のミスを生かして同点に追いつく。
同点に追いついてからは長野がペースを徐々に掴み始めるが、なかなかシュートチャンスを生み出せない。富山も途中出場の大野を生かし、サイドを中心に攻勢をかけ、長野ゴールを目指す。すると88分左サイドでパスを受けた大野がカットインからボックス内でシュート。しかし、これは相手DFにブロックされる。
アディショナルタイム1分、長野は相手陣内でボールを奪うと、持ち込んだ岡がボックス手前から右足一閃。しかし、シュートはわずかに枠の左に外れる。
アディショナルタイムは5分と表示され、このタイミングで両チームは大きく選手交代。最後まで互いにゴールを目指したが、そのままタイムアップ。1-1の引き分けに終わった。
◆川崎修の逆転弾で讃岐とのシーソーゲームを制す
昨シーズンは14位で終えたカマタマーレ讃岐と、昨シーズンは17位で終えたガンバ大阪 U-23の一戦は、点の取り合いとなり2-3でG大阪U-23が制した。
リモートマッチとなった一戦。静かな中始まった試合だが、序盤にペースを握ったのはG大阪U-23だった。
昨シーズンはリーグ2位タイの54ゴールを記録したG大阪U-23は6分、ボックス手前ゴール正面から川崎修がミドルシュートを放つも、わずかに右に外れる。
押し込まれていた讃岐だが一発で決定機を作る。12分、自陣でのFKから前線にフィードを送ると、クリアボールを拾った神谷がトラップからすぐシュート。しかし、わずかにクロスバーの上を越えていく。
讃岐は19分に左サイドを崩すと、川崎一からのクロスをつなぎ、最後は栗田が浮き球をヘッド。しかし、GK猿田がしっかりキャッチする。
20分にはボックス内での混戦から最後は塚元がミドルシュート。これはわずかにサイドネットへ。しかし、これで得たCKから、クロスをファーサイドで唐山がヘッドで合わせ、G大阪U-23が先制する。
先制を許した讃岐は22分、右CKからのクロスをボックス中央で松本がドンピシャヘッド。しかし、DF山口がライン上で体を張ってブロックし、得点を許さない。
後半に向けて讃岐は神谷に代えて重松を投入。すると49分、重松が右サイドへ展開。フリーで受けた渡辺がクロスを上げるが、飛び込んだ栗田にはわずかに合わない。
讃岐は54分、左CKを獲得するとクロスをボックス内で竹内がヘッド。シュートは枠に飛ぶが、ライン上で市丸がクリアし、再び得点を許さない。
それでも64分、栗田マークアジェイがGKにプレスをかけると、ミスキックを拾った川崎一が無人のゴールへ蹴りこみ同点に。直後の65分には左サイドを突破した薩川のグラウンダーのクロスを、ボックス内に走り込んだ栗田が合わせて一気に逆転に成功する。
ミスから連続失点となったG大阪U-23だが、75分に左サイドから市丸がゴール前にクロス。裏に抜け出した唐山が競り合いながら飛び込むと、そのまま通り抜けたクロスがゴールに吸い込まれ同点に追いつく。
さらに80分には、勢いに乗るG大阪U-23の川崎修が相手陣内でボールを奪うと、そのままドリブルで持ち込みボックス手前からフィニッシュ。これが決まり、G大阪U-23が逆転に成功する。
◆明治安田生命J3リーグ開幕節
▽6月28日(日)
カターレ富山 1-1 AC長野パルセイロ
カマタマーレ讃岐 2-3 ガンバ大阪U-23
▽6月27日(土)
いわてグルージャ盛岡 0-4 ブラウブリッツ秋田
福島ユナイテッドFC 2-0 ヴァンラーレ八戸
アスルクラロ沼津 2-1 藤枝MYFC
SC相模原 0-0 Y.S.C.C.横浜
FC岐阜 0-0 FC今治
ロアッソ熊本 3-2 鹿児島ユナイテッドFC
セレッソ大阪U-23 0-1 ガイナーレ鳥取
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、2020シーズンのJ3リーグは3月の開幕が延期に。約3カ月半後の時を経て、リモートマッチ(無観客試合)で開幕を迎えた。
◆復活の椎名が2季ぶりのゴールも、東のゴールで長野が追いつく
リモート応援システムが導入された試合となり、会場でもファン・サポーターの声援がスピーカーを通して流れる試合となった。
2分、富山がいきなりミスからピンチに。バウンドしたボールをDFがGKにヘディングでバックパスするとこれがズレ、長野FW吉田が詰めていくが、なんとかGK齋藤がキープする。
富山は9分、右サイドからのスローインからボックス内で混戦となると、こぼれ球を拾った佐々木がシュート性のクロスを送るも、流れていく。
右サイドを中心に攻め立てた富山は16分、ボックス右でパスを受けた椎名がカットインから左足シュート。これがニアサイドを抜けて決まり、富山が先制する。椎名は2018年10月7日のSC相模原戦以来のゴールとなった。
前半は互いに攻め手を欠いていたものの、後半のスタートから富山が押し込む。CKやFKなどセットプレーから椎名が精度の高いキックを見せるも、長野守備陣が防いでいく。
なかなか攻め手が見つからない長野だったが、富山のミスを突く。57分、最終ラインで今瀬がバックパス。これが短くなると、プレスを掛けていた東が拾いそのままシュート。長野が相手のミスを生かして同点に追いつく。
同点に追いついてからは長野がペースを徐々に掴み始めるが、なかなかシュートチャンスを生み出せない。富山も途中出場の大野を生かし、サイドを中心に攻勢をかけ、長野ゴールを目指す。すると88分左サイドでパスを受けた大野がカットインからボックス内でシュート。しかし、これは相手DFにブロックされる。
アディショナルタイム1分、長野は相手陣内でボールを奪うと、持ち込んだ岡がボックス手前から右足一閃。しかし、シュートはわずかに枠の左に外れる。
アディショナルタイムは5分と表示され、このタイミングで両チームは大きく選手交代。最後まで互いにゴールを目指したが、そのままタイムアップ。1-1の引き分けに終わった。
◆川崎修の逆転弾で讃岐とのシーソーゲームを制す
昨シーズンは14位で終えたカマタマーレ讃岐と、昨シーズンは17位で終えたガンバ大阪 U-23の一戦は、点の取り合いとなり2-3でG大阪U-23が制した。
リモートマッチとなった一戦。静かな中始まった試合だが、序盤にペースを握ったのはG大阪U-23だった。
昨シーズンはリーグ2位タイの54ゴールを記録したG大阪U-23は6分、ボックス手前ゴール正面から川崎修がミドルシュートを放つも、わずかに右に外れる。
押し込まれていた讃岐だが一発で決定機を作る。12分、自陣でのFKから前線にフィードを送ると、クリアボールを拾った神谷がトラップからすぐシュート。しかし、わずかにクロスバーの上を越えていく。
讃岐は19分に左サイドを崩すと、川崎一からのクロスをつなぎ、最後は栗田が浮き球をヘッド。しかし、GK猿田がしっかりキャッチする。
20分にはボックス内での混戦から最後は塚元がミドルシュート。これはわずかにサイドネットへ。しかし、これで得たCKから、クロスをファーサイドで唐山がヘッドで合わせ、G大阪U-23が先制する。
先制を許した讃岐は22分、右CKからのクロスをボックス中央で松本がドンピシャヘッド。しかし、DF山口がライン上で体を張ってブロックし、得点を許さない。
後半に向けて讃岐は神谷に代えて重松を投入。すると49分、重松が右サイドへ展開。フリーで受けた渡辺がクロスを上げるが、飛び込んだ栗田にはわずかに合わない。
讃岐は54分、左CKを獲得するとクロスをボックス内で竹内がヘッド。シュートは枠に飛ぶが、ライン上で市丸がクリアし、再び得点を許さない。
それでも64分、栗田マークアジェイがGKにプレスをかけると、ミスキックを拾った川崎一が無人のゴールへ蹴りこみ同点に。直後の65分には左サイドを突破した薩川のグラウンダーのクロスを、ボックス内に走り込んだ栗田が合わせて一気に逆転に成功する。
ミスから連続失点となったG大阪U-23だが、75分に左サイドから市丸がゴール前にクロス。裏に抜け出した唐山が競り合いながら飛び込むと、そのまま通り抜けたクロスがゴールに吸い込まれ同点に追いつく。
さらに80分には、勢いに乗るG大阪U-23の川崎修が相手陣内でボールを奪うと、そのままドリブルで持ち込みボックス手前からフィニッシュ。これが決まり、G大阪U-23が逆転に成功する。
◆明治安田生命J3リーグ開幕節
▽6月28日(日)
カターレ富山 1-1 AC長野パルセイロ
カマタマーレ讃岐 2-3 ガンバ大阪U-23
▽6月27日(土)
いわてグルージャ盛岡 0-4 ブラウブリッツ秋田
福島ユナイテッドFC 2-0 ヴァンラーレ八戸
アスルクラロ沼津 2-1 藤枝MYFC
SC相模原 0-0 Y.S.C.C.横浜
FC岐阜 0-0 FC今治
ロアッソ熊本 3-2 鹿児島ユナイテッドFC
セレッソ大阪U-23 0-1 ガイナーレ鳥取
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