オーストリアリーグ首位のLASKリンツ、練習規約違反で勝ち点はく奪…
2020.05.29 16:30 Fri
オーストリア・ブンデスリーガに所属するLASKリンツがコロナ禍での練習規約違反で勝ち点6をはく奪されることになった。
何者かによって撮影され、SNSなどに出回ったLASKリンツの練習動画を確認したライバルクラブは、同クラブがガイドライン違反をしていたとOFBに訴え、調査が開始されていた。
一方、LASKリンツ側はトレーニングを行ったことを認めながらも、厳しい感染防止予防対策の下、適切な形でトレーニングが行われていたと、ガイドライン違反にはあたらないと反論していた。
なお、LASKリンツは2週間以内であれば、異議申し立てを行うことができる。
ちなみに同リーグは22試合制のレギュラーシーズンと、上位6チームによるチャンピオンシップラウンド、下位6チームによるリレゲーションラウンドの2つのセクション制を採用している。
そして、チャンピオンシップラウンド開催時はレギュラーシーズンの総勝ち点を半減させた状態でスタートするため、LASKリンツの勝ち点はく奪はチャンピオンシップラウンドスタート時点の27ポイントから6ポイントを引かれるのみとなるようだ。
それでも、今回の勝ち点はく奪により、LASKリンツはレッドブル・ザルツブルク(24ポイント)と3ポイント差の2位からの戦いを強いられる。
オーストリア・ブンデスリーガは6月2日に無観客で再開予定だ。
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オーストリアは、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて国内でのサッカー活動が停止中。そして、オーストリアサッカー連盟(OFB)は中断期間中におけるチームトレーニングの禁止を各クラブに通達していた。その後、OFBはソーシャル・ディスタンスのガイドライン遵守を前提としたチームトレーニングの再開を今月15日から許可することになったが、今シーズンの首位に立つLASKリンツは、その許可が出される以前に少数のグループでトレーニングを行っていたことが発覚。一方、LASKリンツ側はトレーニングを行ったことを認めながらも、厳しい感染防止予防対策の下、適切な形でトレーニングが行われていたと、ガイドライン違反にはあたらないと反論していた。
そして、OFBは今回の一件に関する調査結果を発表すると共に、「フェアプレーの基本理念」を違反したとしてLASKリンツに勝ち点12(各ラウンドで6)のはく奪及び、7万5000ユーロ(約900万円)の罰金処分を科した。
なお、LASKリンツは2週間以内であれば、異議申し立てを行うことができる。
ちなみに同リーグは22試合制のレギュラーシーズンと、上位6チームによるチャンピオンシップラウンド、下位6チームによるリレゲーションラウンドの2つのセクション制を採用している。
そして、チャンピオンシップラウンド開催時はレギュラーシーズンの総勝ち点を半減させた状態でスタートするため、LASKリンツの勝ち点はく奪はチャンピオンシップラウンドスタート時点の27ポイントから6ポイントを引かれるのみとなるようだ。
それでも、今回の勝ち点はく奪により、LASKリンツはレッドブル・ザルツブルク(24ポイント)と3ポイント差の2位からの戦いを強いられる。
オーストリア・ブンデスリーガは6月2日に無観客で再開予定だ。
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