選手会が再開後のキックオフ時間に「問題外」と異論…真夏はナイトゲームのみにすべきか
2020.05.25 11:25 Mon
イタリアのサッカー選手会(AIC)は、セリエA再開後に想定されているキックオフ時間に関して異論を唱えた。イタリア『ラ・レプブリカ』が伝えた。
イタリアサッカー連盟(FIGC)は、24日にスポーツ大臣であるヴィンチェンツォ・スパダフォーラ氏へ試合開催に向けた医療プロトコルを提出。この中で、試合のキックオフ時間が16時30分、18時45分、21時の3パターンあったようだが、AICのウンベルト・カルカーニョ氏が「問題外」と指摘した。
「6月と7月の真夏の午後に16時30分からプレーすることは問題外だ」
「クラブの会長はテレビの放映権だけでなく、選手の健康と安全を心配する必要がある。我々は18時45分と21時に試合をスタートさせる」
イタリアは6月から8月にかけて気温が上昇。また、湿度が非常に低いのが特徴で、日中に日差しは厳しいものがある。加えて、日没時間が遅いこと、また夜は気温が下がるために過ごしやすいと言われており、16時30分のキックオフは早過ぎるという見解だ。
気候に加え、過密日程となること、またそれによる免疫力低下での感染リスクが高まることが懸念されているが、果たしてどのような結論になるだろうか。
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新型コロナウイルス(COVID-19)により中断していたセリエA。しかし、一時は世界で最も感染が広がっていたイタリア国内も徐々に落ち着きを取り戻し、ロックダウン(都市封鎖)の措置も段階的に解除されている。セリエAも再開に向けて動き出しており、各クラブは自宅トレーニングからチームトレーニングへと移行。6月の再開に向けて準備を進めている。「6月と7月の真夏の午後に16時30分からプレーすることは問題外だ」
「1994年のワールドカップではいくつかの早い時間帯の試合があったことは知っているが、それはわずかに過ぎない。ここではより多く、そして同じ週末に起こるだろう」
「クラブの会長はテレビの放映権だけでなく、選手の健康と安全を心配する必要がある。我々は18時45分と21時に試合をスタートさせる」
イタリアは6月から8月にかけて気温が上昇。また、湿度が非常に低いのが特徴で、日中に日差しは厳しいものがある。加えて、日没時間が遅いこと、また夜は気温が下がるために過ごしやすいと言われており、16時30分のキックオフは早過ぎるという見解だ。
気候に加え、過密日程となること、またそれによる免疫力低下での感染リスクが高まることが懸念されているが、果たしてどのような結論になるだろうか。
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