セリエA、18日からチーム練習再開にゴーサイン…伊コンテ首相が明言もクラブは条件に不満

2020.05.17 11:50 Sun
Getty Images
リーグ戦の再開を目指すイタリアだが、セリエAクラブのチームトレーニング再開が正式に認められた。イタリア複数メディアが報じた。

イタリアのジュゼッペ・コンテ首相は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が収まりつつあることを受け、5月4日から17日までを「フェーズ2」に設定。ウイルスと共生していくフェーズに入っていた。

「フェーズ2」では、ソーシャル・ディスタンスの維持がより一層重要となり、他人とだけでなく家族間でも守る事が重要視されている。また、マスクの着用を徹底するなど、再度感染が爆発しないような措置を取りながら、生活を取り戻すフェーズとなっている。

この2週間の期間を終えるにあたり、コンテ首相は18日から本格的に「フェーズ2」に移行することをテレビの記者会見で発表。営業停止を求められていた多くの業態が再開する中、サッカークラブもチームトレーニングの再開が許可されることになった。
「昨日、新しい命令を承認しました。5月18日より、フェーズ2の真の始まりを示します」

「曲線は下降を続けており、数値は予想通りです。抗体の血液検査を開始し、自信と責任感をもってフェーズ2に入ります」
「リスクはありますが、我々が受け入れなければならない計算されたものです。それ以外を選択する場合は、ワクチンが開発され、それを使用する余裕が出てくるまで、我々は拘束されたままである必要があります」

「フェーズ2」では、新型コロナウイルスに感染していないことを条件に、居住地域ないでの知人を会うことなどが許可された一方で、地域間の移動は6月3日まで制限されている。

「5月18日から、ショップ、サロン、美容院、バー、レストラン、パブ、美術館、サッカーのトレーニングが再開されます。しかし、全ては規則を尊重し、地域当局が規範が遵守されているかを確認します」

「5月25日から、ジム、プール、スポーツセンターを再開さ背ます。そして、6月15日からは、劇場や映画館を再開させます」

政府の許可を得たことで、イタリアサッカー連盟(FIGC)がチームの医療プロトコルに合意。しかし、クラブと選手協会は24時間後にその合意を拒否したため、未だに問題は残っている。

政府が求める条件には、チームで1人でも陽性反応が出た場合、全体が15日間の隔離措置を取らなければいけないというものがあるようだ。

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