プレミアリーグがシーズン中断を初めて議論…中立地開催も見直しへ
2020.05.12 11:00 Tue
プレミアリーグの全20クラブの幹部が、11日にリーグとのビデオ会議を実施。その中で、シーズン縮小について初めて話し合ったようだ。イギリス『BBC』が報じた。
イギリス政府が、6月1日までのプロスポーツイベント開催禁止を11日に発表。これにより、プレミアリーグの5月中の再開はなくなることとなった。
同日、プレミアリーグのクラブがビデオ会議を実施。その中で、放映権や再開時のスタジアムについて語られるとともに、シーズン縮小の可能性についても初めて議論されたようだ。
まず、プレミアリーグとしては、中立地開催がシーズンを全うすることには必要という見解があったものの、その件についても見直す必要があるとの議論が行われた。
プレミアリーグのリチャード・マスターズCEO(最高経営責任者)は、各クラブの要求は理解できるとしている。
中立地開催が上がった理由は、ファンがスタジアム周辺に集まることを危惧してのもの。無観客で開催したとしても、ソーシャル・ディスタンスが守られない可能性があるため、ホームを離れるという意図があった。
しかし、ほとんどのクラブがこの意見について難色を示し、ワトフォード、アストン・ビラ、ブライントン&ホーヴ・アルビオンは明確人反対の姿勢を示していた。
マスターズCEOは「当局が我々に行っていることを認識する必要がある。そして、我々はこの議論を続けていく」とし、中立地開催の是非はこの先も協議を続けるとした。
また、今回の会議で初めてシーズンが縮小して終わる可能性についても議論されたとのこと。マスターズCEOは「削減について話し合ったのはこれが初めて」とし、途中終了の可能性を否定しなかった。
「シーズンを終了させることが我々の目標だが、全てのオプションについてクラブと話し合うことが重要だ」
「明確に、我々は6月中旬まで再開しない。トレーニングを元の状態に戻すことを決定する前に、再開について話すことは全く適切ではない」
「しかし、試合がどのように行われるかという点では、過ぎてしまったものがたくさんあり、引き続き状況を判断していくことになる」
なお、降格が無くなるという議論については「我々の正式な会議では全く起こっていない」とコメント。また、レンタル移籍中の選手については「合意したのはシーズン終了まで選手が契約を延長できること」とし「双方の合意が必要」と選手、クラブ間の合意が必要であるとの見解を示した。
イギリス政府が、6月1日までのプロスポーツイベント開催禁止を11日に発表。これにより、プレミアリーグの5月中の再開はなくなることとなった。
同日、プレミアリーグのクラブがビデオ会議を実施。その中で、放映権や再開時のスタジアムについて語られるとともに、シーズン縮小の可能性についても初めて議論されたようだ。
プレミアリーグのリチャード・マスターズCEO(最高経営責任者)は、各クラブの要求は理解できるとしている。
「誰もがホーム&アウェイでプレーすることを望むだろう。一部のクラブが、他のクラブよりも強く主張するのも理解できる」
中立地開催が上がった理由は、ファンがスタジアム周辺に集まることを危惧してのもの。無観客で開催したとしても、ソーシャル・ディスタンスが守られない可能性があるため、ホームを離れるという意図があった。
しかし、ほとんどのクラブがこの意見について難色を示し、ワトフォード、アストン・ビラ、ブライントン&ホーヴ・アルビオンは明確人反対の姿勢を示していた。
マスターズCEOは「当局が我々に行っていることを認識する必要がある。そして、我々はこの議論を続けていく」とし、中立地開催の是非はこの先も協議を続けるとした。
また、今回の会議で初めてシーズンが縮小して終わる可能性についても議論されたとのこと。マスターズCEOは「削減について話し合ったのはこれが初めて」とし、途中終了の可能性を否定しなかった。
「シーズンを終了させることが我々の目標だが、全てのオプションについてクラブと話し合うことが重要だ」
「明確に、我々は6月中旬まで再開しない。トレーニングを元の状態に戻すことを決定する前に、再開について話すことは全く適切ではない」
「しかし、試合がどのように行われるかという点では、過ぎてしまったものがたくさんあり、引き続き状況を判断していくことになる」
なお、降格が無くなるという議論については「我々の正式な会議では全く起こっていない」とコメント。また、レンタル移籍中の選手については「合意したのはシーズン終了まで選手が契約を延長できること」とし「双方の合意が必要」と選手、クラブ間の合意が必要であるとの見解を示した。
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