仏リーグに朗報! テレビ放映権料支払いに関して主要放送局2社と合意

2020.04.25 18:30 Sat
Getty Images
リーグ・アンとリーグ・ドゥ(2部)を管轄するフランス・プロリーグ機構(LFP)が、テレビ放映権料支払いに関して『beIN Sports』と『Canal Plus』の主要放送局2社と合意に至ったことを発表した。

フランスでは新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によって3月12日以降、すべてのサッカー活動が一時停止を余儀なくされている。
そのため、リーグ・アンとリーグ・ドゥのテレビ放映権を保有する『beIN Sports』と『Canal Plus』は今月1日、リーグ中断を受けて今後に予定されるテレビ放映権料の支払いを一時停止すると発表。これにより、多くのクラブが深刻な経済的ダメージを被る可能性が出てきていた。

その後、両リーグは6月中旬のリーグ再開、7月末のシーズン完了を目標に日程調整を図っているが、フランス政府や保健当局の許可次第という面もあり、再開時期は未だ不透明となっている。

それでも、コロナ禍でのクラブ破産を何とか避けたいLFPはテレビ放映権を保有する主要放送局2社と粘り強い交渉を重ね、支払い金額に関しては大幅な譲歩を強いられたものの、今月と6月の支払い合意を取り付けた。
なお、フランス『レキップ』が伝えるところによれば、今回の合意によって『Canal Plus』は3700万ユーロ(約43億円)をすぐにLFP側に支払うことになるという。また、『beIN Sports』も4月に開催予定だった試合の放映権料に関して少額ながら支払うことになる。

さらに、次の支払い期日である6月には2社から総額1億4000万ユーロ(約162億円)が支払われる予定だ。

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