フランス、リーグ戦の再開を6月17日に設定…7月25日閉幕、1カ月後に新シーズン開幕のプラン

フランス・プロリーグ機構(LFP)は20日、リーグ・アン、リーグ・ドゥ(フランス2部)の再開に関しての会談が持たれ、プランが決定したことを発表した。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、3月中旬から国内のサッカー活動が中断しているフランス。フランス国内では外出禁止令が出されており、その期間も5月11日まで延長されるなど、厳しい情勢は変わっていない。

そんな中、LFPは10日に行われた理事会でリーグ・アン、リーグ・ドゥの再開に関する投票結果を発表。全会一致で再開することで合意し、6月17日に2019-20シーズンを再開する計画で話を進めることを発表した。
なお、リーグ戦の終了は7月25日を予定。2020-21シーズンは8月22日と閉幕から1カ月を待たずに開幕させる方針を明かしている。

また、開催に関しては4月末に政府が発表する方針に合わせるとし、無観客試合の可能性もあるとしている。そして、UEFA(欧州サッカー連盟)と連携しているとも発表。UEFAによって4月23日にチャンピオンズリーグの試合スケジュールも発表されるとしている。なお、一部報道ではヨーロッパの大会に関しては8月に一斉開催する計画があるとされている。

加えて、リーグ戦再開に向け、LFPはフランスサッカー連盟(FFF)の医療委員会とLFPの医師の代表に対し、トレーニング再開に向けた健康と医療のプロトコル策定を依頼したとしている。

なお、LFPと全ての選手は、健康を最優先としているとのこと。常に政府の指示に忠実に従い、スポーツ省および内務省と揚力し、全ての人の健康を第一に保証しゅる最良の条件、そしてスポーツの公平性とプロサッカーの経済的持続の可能性を探っているという。