ラ・リーガ会長がシーズン再開日について発言…シーズン途中終了なら1000億円以上の損失
2020.04.07 21:50 Tue
ラ・リーガのハビエル・テバス会長が、ラ・リーガの再開日について語った。スペイン『アス』が伝えている。
「スペインや他のヨーロッパ諸国で、5月29日、または6月6日、6月28日に再びプレーすると言う考えを検討している。ラ・リーガを5月28日に再開した場合、チャンピオンズリーグは7月になる。6月6日に再開した場合、7月31日まで全ての大会が行われる」
「6月28日に再開した場合、7月にラ・リーガ、8月はチャンピオンズリーグが行われる。これらの日程では、明らかに時間があり、ラ・リーガのために設計したアクティビティを再開するためのプロトコルを尊重し、再度トレーニングを行うこととなる」
日程に関しては、現在検討されている中、テバス会長は2通りの考えができるとしている。
「2つの可能性が検討されている。1つ目は国内大会と国際大会を同時に行うこと、2つ目は7月から8月にかけてヨーロッパの大会を終えることを期待し、6月最初から国内の大会を行い7月に終わらせることだ」
また、シーズンを途中で終わらせることについては、「現時点では全く言及されていない」と語り、「それは我々が考えていない仮説だ。終わらせたいと思っている」と語り、あくまでもシーズン終了にこだわることを明かした。
何れにしても、再開に関しては各国での新型コロナウイルスの感染状況が課題となっており、欧州サッカー連盟(UEFA)や国際サッカー連盟(FIFA)も随時検討している状況だ。
一方で、様々な国でも懸念されている経済的な影響は計り知れないものとなっている。テバス会長は、リーグが終わらない場合、また無観客時や観客が入った状態でも損害は起こるとしている。
「19-20シーズンを終了しないと、10億ユーロ(約1187億円)程度の損失が発生する。無観客で行なった場合、経済的損害は3億5000万ユーロ(約415億円)になる。観客を入れた場合は1億5000万ユーロ(約178億円)になるだろう」
「リーグの放映権については、合計の90%は回収している。プレーしないことになった場合、残りの10%を諦めることに加え、すでに手にしている金額の18%を返還しなければならない」
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新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が深刻な状況に陥っているスペイン。ヨーロッパではイタリアに次いで被害が大きいなか、スペインのクラブは3月11日のリバプールvsアトレティコ・マドリーのチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグを最後に試合を行っていない。スペインのみならず、各国のサッカーリーグは中断。再開時期が未定となっている状況だが、テバス会長は自身の見解を述べている。「6月28日に再開した場合、7月にラ・リーガ、8月はチャンピオンズリーグが行われる。これらの日程では、明らかに時間があり、ラ・リーガのために設計したアクティビティを再開するためのプロトコルを尊重し、再度トレーニングを行うこととなる」
「シーズンの終わりが8月を超えることは考えられない。それは、次のシーズンのスケジュールに影響を及ぼすことが明らかだからだ」
日程に関しては、現在検討されている中、テバス会長は2通りの考えができるとしている。
「2つの可能性が検討されている。1つ目は国内大会と国際大会を同時に行うこと、2つ目は7月から8月にかけてヨーロッパの大会を終えることを期待し、6月最初から国内の大会を行い7月に終わらせることだ」
また、シーズンを途中で終わらせることについては、「現時点では全く言及されていない」と語り、「それは我々が考えていない仮説だ。終わらせたいと思っている」と語り、あくまでもシーズン終了にこだわることを明かした。
何れにしても、再開に関しては各国での新型コロナウイルスの感染状況が課題となっており、欧州サッカー連盟(UEFA)や国際サッカー連盟(FIFA)も随時検討している状況だ。
一方で、様々な国でも懸念されている経済的な影響は計り知れないものとなっている。テバス会長は、リーグが終わらない場合、また無観客時や観客が入った状態でも損害は起こるとしている。
「19-20シーズンを終了しないと、10億ユーロ(約1187億円)程度の損失が発生する。無観客で行なった場合、経済的損害は3億5000万ユーロ(約415億円)になる。観客を入れた場合は1億5000万ユーロ(約178億円)になるだろう」
「リーグの放映権については、合計の90%は回収している。プレーしないことになった場合、残りの10%を諦めることに加え、すでに手にしている金額の18%を返還しなければならない」
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