ブラジルスポーツ裁判所、罰金の90%をコロナ対策基金に寄付すること決定

2020.04.07 15:34 Tue
Getty Images
ブラジルのスポーツ裁判所が新型コロナウイルスに対する特別な取り組みを決定した。フランス『レキップ』が伝えている。
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新型コロナウイルスは日本の真裏に位置するブラジルにも多大な被害を及ぼしている。ブラジル保健省は4日に国内感染者が10,278人、死者は432人に上ったことを発表。日本と同じように、この数日で感染者は倍増している。サッカー界では国内外から支援が集まっているが、ブラジルのスポーツ裁判所は、国内でクラブ及び選手に科せられた罰金のおよそ90%をコロナウイルス対策基金に寄付することを決定。また、リーグ開幕が延期されているこの間に、出場停止処分が科せられている選手には代わりに罰金を支払う機会を与えることで、より多くの資金を募ろうと考えているようだ。
伝えるところによれば、昨年に行われた裁判でクラブ及び選手が支払った罰金はおよそ35万ユーロ(約4100万円)。そして、現段階で進行中の裁判は77件あるという。

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