セリエA再開時は、VARなしで行う可能性も
2020.04.07 17:11 Tue
イタリア審判協会(AIA)のマルセロ・ニッチ会長は、セリエAが再開されたとしてもVARは使用できないと考えているようだ。『La Domenica Sportiva』の番組内で語ったものを基にイタリア『ALFREDO PEDULLA』が伝えている。
セリエAは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により現在は中断を余儀なくされている。未だに再開の目途は立っていないものの、慎重に事を進めながら専門家と協議している段階だ。
その中で、ニッチ会長は再開後のVARについて言及。番組内で現段階でのAIAの見解を示した。
「リーグ戦が再開するとなれば、VARがない状態での再開を強いられるでしょう。今日までVARの際に使用している部屋は、窮屈な環境でのケースが多いです。レフェリーやオペレーターは、それぞれ2メートルの距離をとる必要があります。ですが、そのような安全な距離を確保できない部屋もあります」
「私は審判が忘れられているように感じ失望しています。明日にでもすぐリーグ戦を再開するような話をしていると聞きますが、審判の予防に関する提案は聞いていません」
「私たちはよく考えなければいけません。再開できる条件が揃わないうちから、試合に審判を送ることはできません」
「リーグ戦の再開は皆が待ち望んでいることです。しかし、誰かを危険にさらすことが目標ではないでしょう」
イタリア国内では6日に新型コロナウイルスにより亡くなった人が1万6523人となり、世界で最も多くなっている。特に、北部に位置するロンバルディア州では8656人の死者を出しており、予断を許さない状況だ。なお、ロンバルディア州にはACミランやインテル、アタランタなどセリエAの主要チームが本拠地としている。
セリエAは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により現在は中断を余儀なくされている。未だに再開の目途は立っていないものの、慎重に事を進めながら専門家と協議している段階だ。
その中で、ニッチ会長は再開後のVARについて言及。番組内で現段階でのAIAの見解を示した。
「私は審判が忘れられているように感じ失望しています。明日にでもすぐリーグ戦を再開するような話をしていると聞きますが、審判の予防に関する提案は聞いていません」
「審判は十分な予防策がない状態で再スタートするリスクが最も高いでしょう。彼らは一人で電車や飛行機で移動し、空港や駅に行くのです」
「私たちはよく考えなければいけません。再開できる条件が揃わないうちから、試合に審判を送ることはできません」
「リーグ戦の再開は皆が待ち望んでいることです。しかし、誰かを危険にさらすことが目標ではないでしょう」
イタリア国内では6日に新型コロナウイルスにより亡くなった人が1万6523人となり、世界で最も多くなっている。特に、北部に位置するロンバルディア州では8656人の死者を出しており、予断を許さない状況だ。なお、ロンバルディア州にはACミランやインテル、アタランタなどセリエAの主要チームが本拠地としている。
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