ラ・リーガ中断による損害額は800億円超と推定

2020.03.13 20:50 Fri
Getty Images
ラ・リーガが、今シーズンのリーグ戦が全て行われなかった場合の推定損害額を発表した。スペイン『アス』が伝えている。
PR
世界中に広がる新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、ラ・リーガでは、1部リーグと2部リーグの今後2節の延期を決定。その後も感染拡大の状況によっては更なる延期が予想されており、再開時期の目処は立っていない。

そんな中、ラ・リーガが延期によるクラブの推定損害額を発表した。中断措置が今シーズン終了まで続いた場合、スペイン1部と2部に所属するクラブは合計で6億7880万ユーロ(約803億円)の損害を被るようだ。
損害額の内訳は、放映権料収益で5億4900万ユーロ(約650億円)、シーズンチケット収益で8800万ユーロ(約104億円)、一般チケット収益で4140万ユーロ(約49億円)と見られている。

また、上記の直接的な損害に加え、スポンサー収益や、スペインGDPの1.37%を生み出すフットボール産業そのものへの影響も示唆されている。試合の有無に付随して経済効果を受ける飲食業界や、ホテル業界、交通機関などへの影響も加味すると、損害額は800億円以上になる可能性もあるようだ。
何れにしても、大きな経済的損害が出る可能性が高い今回の中断措置。しかし、選手やスタッフだけでなく、人々の健康が最優先となるため、簡単に再開を決めることはできなそうだ。

PR

ラ・リーガの関連記事

「これって、超ピンチかも」そんな風に私が眉をひそめていたのは月曜日、お昼過ぎにビニシウス負傷離脱の報が入ってきた時のことでした。いやあ、前日夜はブタルケを4年ぶりにオレンジ色のユニを着たレアル・マドリーが訪問。5年前、自ら手で2部に突き落とした弟分のレガネスに兄弟分ダービーの華やぎを味合わせてあげたのも前半途中までと、 2024.11.26 20:00 Tue
バルセロナのハンジ・フリック監督が負傷者の状況について語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 インターナショナルマッチウィーク前に行われたラ・リーガ第13節のレアル・ソシエダ戦で連勝がストップし、23日の第14節セルタ戦もドローと足踏みが続くバルセロナ。26日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)リー 2024.11.26 16:29 Tue
マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリ(28)が自身の将来と紐づくレアル・マドリーに言及した。 ジョゼップ・グアルディオラ監督のもとで数々のタイトルとともに、絶対的守備的MFとしての多大なる貢献度からついにバロンドールを手にしたロドリ。シティとの契約が2027年夏までとなるなかで、レアル・マドリーの関心が 2024.11.26 16:00 Tue
スペインサッカー選手協会(AFE)は25日、第3回AFEアワードを開催。2023-24シーズンのラ・リーガ最優秀選手賞などを発表した。 前回はレアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが2022-23シーズンのラ・リーガ最優秀選手、レアル・マドリー・フェメニーノのスコットランド女子代表FWキャロ 2024.11.26 14:55 Tue
オサスナは25日、スペイン人GKアイトール・フェルナンデス(33)との契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。 なお、オサスナは契約解除金として1400万ユーロ(約22億6000万円)を設定している。 アスレティック・ビルバオの下部組織で育ったアイトールは、アスレティックのサードチームにあたる 2024.11.26 00:32 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly