判定の難しさを啓発! メキシコでGoPro使った審判目線の動画が話題

2020.03.06 16:00 Fri
Getty Images
ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の導入によって、審判団の個々の判定により注目が集まる昨今。その中で最も難しい職業のひとつになりつつある審判の難しさを啓発する試みがメキシコで話題になっている。『ESPN』が伝えている。
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今回の主役はメキシコのシナロア州沿岸マサトラン出身のヘスス・ハビエル・ベラ氏(38)。ベラ氏は建築家として活躍する傍ら、非常勤の審判としてメキシコのアマチュアリーグの各試合を裁いている。そのベラ氏は審判の難しさを啓発する試みとして、アクションカメラの『GoPro』と、世界最大の動画共有サービス『YouTube』を利用して、審判の試合中の目線や選手たちとのやり取りを体感できる『ARBITROCAM: El ojo del arbitro(審判の目)』というチャンネルを創設した。
そして、ベラ氏は昨年7月から自身が担当するアマチュアリーグの試合でヘッドセットを用いて『GoPro』を使い、審判の試合中の目線や選手たちとのやり取りを記録した70本以上の動画を投稿している。

一連の動画では少年サッカーのほのぼのした様子や、アマチュアリーグとはいえ判定を巡って審判を取り囲む大人たちとの緊迫したやり取りなど、興味深い場面が幾つも映されていた。また、動画自体のクオリティーも高く大きな目線のブレや画質の粗さもなく、メキシコ国内を中心に早くも7万人以上のチャンネル登録者を獲得している。
ベラ氏の試みが今後プロレベルにも広がるかは不明だが、判定の難しさを啓発するという意味では非常に興味深い試みと言える。
◆臨場感は抜群!


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