FIFAが声明 新型コロナウイルスの影響でW杯アジア予選延期の正式案
2020.03.06 09:30 Fri
国際サッカー連盟(FIFA)は5日、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア予選および2023年のアジアカップ予選に関する声明を発表した。世界各国に影響を及ぼす新型コロナウイルス。各国がそれぞれ対策を講じているが、感染者増加の一途を辿り、フットボール界にも影響が出始めている。そうしたなか、先日、ジャンニ・インファンティーノ会長から3月の代表ウィーク中止を示唆する発言が飛び出したFIFAはアジアサッカー連盟(AFC)と会談を行い、意見交換したという。
FIFAはAFCとの共同声明のなかで、「FIFAとAFCの双方にとって、フットボールの試合に関わる全個人の幸福と健康は最優先すべき事項。したがって、W杯およびアジアカップ予選延期の正式案を提示した。FIFAとAFCは今後、AFC加盟国を交えた協議の末、数日のうちに結論を出して、最新情報を共有していく」との方針を明らかにした。
現在、カタールW杯アジア2次予選に参戦中の日本代表に限ると、今月の代表ウィークで、ミャンマー代表とのホーム戦(26日)と、モンゴル代表とのアウェイ戦(31日)の2試合を予定している状況だった。
現在、カタールW杯アジア2次予選に参戦中の日本代表に限ると、今月の代表ウィークで、ミャンマー代表とのホーム戦(26日)と、モンゴル代表とのアウェイ戦(31日)の2試合を予定している状況だった。
また、FIFAは「世界保健機関(WHO)や関係団体、組織と協力して、新型コロナウイルス(COVID-19)に関連する状況を引き続き監視する。他の国際試合に関する情報は、関連する大陸連盟、または各国協会により、共有される場合もある」と綴っている。
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