不調の原因は旺盛な性欲? ルーマニア名門クラブのオーナーが暴論展開…

2020.02.26 16:55 Wed
Getty Images
ルーマニアのFCSB(旧ステアウア・ブカレスト)のオーナーを務めるジジ・ベカリ氏は、ここ最近のチームの不振の原因が選手たちの旺盛な性欲にあると信じているようだ。『ESPN』が伝えている。

FCSBはルーマニアのトップリーグで最多26度の優勝を誇り、チャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)にも出場する同国屈指の名門。しかし、今シーズンここまでは期待外れの4位に低迷。さらに、直近のリーグ戦3試合で勝利がない苦しい状況だ。

この体たらくに名物オーナーとして知られるベカリ氏はかなりイラ立っており、ホームで1-1のドローに終わったチンディア・トゥルゴヴィシュテ戦後に自チームの選手たちを糾弾。ガールフレンドや奥さんとの夜の営みにかまけて、本業のフットボールをおろそかにしていると予想外の指摘を行った。
「私のプレーヤーたちはガールフレンドたちとあまりにやり過ぎている。だから、最近は本業のフットボールで全然うまくやれていない」

その一方で、首位を快走するクルージュとチームを率いるダン・ペトレスク監督を独特の表現で称賛している。
「ダン・ペトレスクの仕事を見るがいい。クルージュのプレーヤーは1週間に1回しかセックスをしていない。また、彼らは1週間に1度だけしか女性(パートナー)と会っていない」

「仮に、(FCSBストライカーの)フロリネル・コマンも他のプレーヤーと同様に休養することになったとしたら、彼はそのときに別のことをしているはずだ」

なお、『ESPN』はクルージュの選手たちに関する前述のベカリ氏の発言に関して、クルージュの広報担当者からコメントや見解を得ることができなかったという…。

FCSBの不調の原因がベカリ氏の指摘通りかはわからないが、少なくともうるさいオーナーを黙らせるためにはピッチ上で結果を残すことが重要だ。

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