今季からJ1全試合でも導入されるVAR、イングランドでは3分の2以上が不満
2020.02.07 07:05 Fri
VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)はフットボールの魅力を落とすのだろうか。イギリス『SPORTS BIBLE』が、インターネットで国際的な市場調査を行うイギリス『YouGov』のアンケートをもとに伝えている。欧州の各リーグで導入され、プレミアリーグでも今シーズンから導入されたVAR。しかし、このVARの運用については様々な方面から批判の声が挙がっている。
例えば、肉眼では気がつけないようなオフサイドの判定が、VARが緻密にミリ単位で判断を行うこと、また、その確認があまりにも時間がかかることなどが批判の理由として多い。
今回『YouGov』が行ったアンケートによると、プレミアリーグのファンのおよそ3分の2にあたる67%の人が「VARは楽しくない」と回答している。
しかし、投票した人のうち、VARシステムを完全に廃止することを望んでいるのは15%に留まり、74%がシステムを変えて使用することを望んでいると答えている。
フットボールではどのようなシステムで運用すべきかという問いには、「VARの映像をリアルタイムで見られるようにする」、「VARのチェック時間の上限設定」、「審判団による会話を聞けるようにする」などの対策が挙げられている。つまり、オープンになることを求めているのだ。
厳密なジャッジと競技としての魅力の天秤にかけられているVAR。新しいことに批判はつきものだが、現状ではファンは満足していないという結果が浮き彫りとなった。これから先どのような発展を遂げるだろうか。
例えば、肉眼では気がつけないようなオフサイドの判定が、VARが緻密にミリ単位で判断を行うこと、また、その確認があまりにも時間がかかることなどが批判の理由として多い。
しかし、投票した人のうち、VARシステムを完全に廃止することを望んでいるのは15%に留まり、74%がシステムを変えて使用することを望んでいると答えている。
その理由は、ビデオ審判システムがうまく機能しないと思っているのではなく、他のスポーツではもっと機能していると考えているからだ。
フットボールではどのようなシステムで運用すべきかという問いには、「VARの映像をリアルタイムで見られるようにする」、「VARのチェック時間の上限設定」、「審判団による会話を聞けるようにする」などの対策が挙げられている。つまり、オープンになることを求めているのだ。
厳密なジャッジと競技としての魅力の天秤にかけられているVAR。新しいことに批判はつきものだが、現状ではファンは満足していないという結果が浮き彫りとなった。これから先どのような発展を遂げるだろうか。
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