鹿島が日本勢史上初のPO敗退…元浦和ナバウト弾のメルボルン・Vに完封負け《ACL2020》

2020.01.28 20:52 Tue
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
鹿島アントラーズがAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2020の本大会出場権を逃した。ザーゴ体制の初陣ともなる鹿島は、28日に県立カシマサッカースタジアムで行われたプレーオフでメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)と対戦。一発勝負のプレーオフに向け、奈良や永戸、広瀬、ファン・アラーノ、和泉、エヴェラウドの新加入組6選手をスタメンに抜擢した。

昨年途中まで浦和に在籍したアンドリュー・ナバウトをスタメン起用したメルボルン・Vに対して、[4-4-2]の布陣を敷き、立ち上がりからボールを大事にする姿勢を打ち出した鹿島。2トップの一角に入る土居をフリーマンにした攻撃でメルボルン・Vの守備網を崩しにかかる。

始動から間もなく、本調子から程遠い印象のなかで、直接FKのチャンスから永戸がゴールに迫れば、流れから和泉もフィニッシュに持ち込む鹿島は31分、右サイドバックに入る広瀬のクロスにエヴェラウドがヘディング。決定的だったが、惜しくもクロスバーに嫌われてしまう。

続く38分にも相手ボックス内からレオ・シルバが右足インサイドで狙い澄ましたシュートを放ったものの、この場面もゴールに繋げられなかった鹿島。ゴールレスで迎えた後半も高い位置からのプレッシャーを織り交ぜながらボールの主導権を握りにかかるが、こじ開けられない。

すると、51分にバイタルエリア左からのゴール右隅を突く右足ミドルで鹿島陣営をヒヤリとさせたアンドリュー・ナバウトが54分、バイタルエリア中央で味方の横パスに反応して左足を一閃。奈良にディフレクトしたボールがGKクォン・スンテの牙城も破り、メルボルン・Vが先制した。

後半に入り、攻め手を欠いてフィニッシュワークに持ち込めないなかで、先に失点した鹿島は68分、右サイド深くで味方のパスを引き出した広瀬が右足でクロス。これがゴール前のエヴェラウドを通過して和泉に下に繋がるが、ひと押しが足らず、相手GKに正面で止められてしまう。

72分に最初の交代枠で和泉と白崎の交代に動いた鹿島は74分、右サイドからのクロスがゴール前のこぼれ球を誘い、至近距離からファン・アラーノとエヴェラウドが立て続けにこじ開けにかかるが、相手GKがブロック。その3分後にレオ・シルバを下げて伊藤を送り出すが、ゴールが遠い。

1点のビハインドを追う展開になってからゴールの匂いを感じさせる鹿島だが、88分にセットプレーのこぼれ球からバイタルエリア左の土居が放ったシュートも相手GKの好守に遭って空砲。このまま0-1でメルボルン・Vに屈した鹿島は日本勢史上初のプレーオフ敗退という結果に終わっている。
コメント
関連ニュース
thumb

鹿島が破談となっていたサントスMFピトゥカを確保、サントス社長が明言

鹿島アントラーズがオファーを撤回していたサントスのMFディエゴ・ピトゥカ(28)だが、移籍が正式に決まったようだ。ブラジル『グローボ』が報じた。 新シーズンに向けた補強として、鹿島はボランチを主戦場とし、左サイドでもプレーするピトゥカに対して、サントスにオファー。120万ドル(約1億2500万円)を提示したものの、サントスはオファー金額が低すぎるとして拒否。鹿島は160万ドル(約1億6600万円)に値上げして再オファーを出していた。 <div id="cws_ad">◆鹿島加入が決定的なピトゥカのプレー集!<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJxNnFUV1ZVbSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> しかし、コパ・リベルタドーレスを勝ち上がることを想定したオーランド・ロロ社長がピトゥカ退団を避けるため、移籍の決断を下す委員会に対して鹿島のオファーを議題としないことを決定。この行為に腹を立てた鹿島がオファーを撤回する事態になっていた。 そのサントスは14日に行われたコパ・リベルタドーレスの準決勝2ndレグでボカ・ジュニアーズと対戦し3-0で勝利。ピトゥカはこの試合でゴールを記録して勝利に貢献。パウメイラスとの決勝に駒を進めていた。 ロロ社長らは昨年限りで退任することが決定しており、自身の在任中に移籍をまとめたくないという思惑が働いたと見られるが、新たに社長に就任したアンドレス・ルエダ社長が15日に会見。ピトゥカを鹿島に売却したことを発表した。 「日本のチームからのピトゥカへのオファーは、金銭の問題を抱える選手にとって非常に良いオファーだ。我々は彼らと財政状態を考えて交渉することとなった」 「彼らが支払う金額は、ピトゥカの保有権の50%に当たる。我々はピトゥカにクラブを去ってほしくなかったが、選手はキャリアでステップアップする権利を持っている。そのため、最終的にこの話は終わった」 「我々は常に戦い、コパ・リベルタドーレスが終了した後にのみ、選手をクラブから去らせることにした」 なお、160万ドルのオファーは拒否され、鹿島はさらにオファー額をあげたとのこと。その金額は非公開となっている。 コパ・リベルタドーレスの決勝は1月30日に行われ、ピトゥカはその後の合流となる見込みだ。 2021.01.16 10:30 Sat
twitterfacebook
thumb

鹿島、レオ・シルバの新型コロナ陽性を公表…母国ブラジルで異変

鹿島アントラーズは15日、ブラジル人MFレオ・シルバの新型コロナウイルス陽性を公表した。 レオ・シルバはオフシーズンを利用して、昨年12月22日にブラジル帰国したが、9日に39度の発熱と咽痛の症状を発症。11日に抗原検査およびPCR検査を受検して、14日に陽性判定を受けたようだ。 14日時点の体温は36.7度の平熱で、嗅覚異常こそあるものの、食欲不振等の症状はなく、同国内の自宅で静養中。今後の来日スケジュールなどは本人の健康状態を含めて適宜、総合的に判断するという。 鹿島は20日から新シーズンに向けて始動。2月3日から宮崎県内でトレーニングキャンプに入る。 2021.01.15 17:45 Fri
twitterfacebook
thumb

横浜FCが鹿島FW伊藤翔を完全移籍で獲得「ピッチ内外で勝利に貢献できるよう」

横浜FCは15日、鹿島アントラーズのFW伊藤翔(32)が完全移籍で加入することを発表した。 伊藤は中京大付属中京高校からフランスのグルノーブルへ加入。2010年6月に清水エスパルスへ完全移籍で加入した。 2014年には横浜F・マリノスへと完全移籍すると、2019年から鹿島でプレー。鹿島ではJ1通算40試合8得点、リーグカップ通算6試合3得点、天皇杯通算5試合3得点、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)通算9試合5得点を記録していた。 2019シーズンは明治安田J1で26試合7得点を記録したが、2020シーズンは14試合で1得点に終わっていた。 伊藤はクラブを通じてコメントしている。 ◆横浜FC 「横浜FCに移籍する事になりました伊藤翔です。毎年、クラブとしてステップアップしてきた横浜FCの一員になれた事を嬉しく思うと同時に、ピッチ内外で勝利に貢献できるよう頑張りたいと思います」 ◆鹿島アントラーズ 「2年間、お世話になりました。鹿島アントラーズとは別の道を歩む事になりますが、これから先も自分自身を磨いて人生を豊かにし、自分以外の人たちの人生にも良い影響を与えられる人間になれるよう頑張ります。ありがとうございました」 2021.01.15 14:08 Fri
twitterfacebook
thumb

鹿島が登録選手リストを公開! 上田綺世は新たに「18」を背負ってプレー

鹿島アントラーズが12日、2021シーズンの登録選手を発表した。 ザーゴ体制2年目の新シーズンに向け、6人のルーキーと外国籍選手の計7選手が新たに戦力入り。総勢31選手で新シーズンに挑む。 アル・シャバブから加入のMFアルトゥール・カイキは「17」に決定。昌平高校から入団のMF須藤直輝は「26」が割り当てられた。 現有戦力だと、FW上田綺世が「18」に変更。MF荒木遼太郎も新シーズンから「13」を背負ってプレーすることが決まった。 そのほか、中国行きの憶測も取り沙汰されたFWエヴェラウドは登録リスト入り。一方で、FW伊藤翔がメンバーから外れている。 なお、昨季限りで現役生活に終止符を打った曽ケ端準氏がGKアシスタントコーチとしてスタッフ入りを果たした。 ◆選手背番号一覧 GK 1.クォン・スンテ 29.早川友基←明治大学/新加入 31.沖悠哉 38.山田大樹 DF 3.奈良竜樹 5.杉岡大暉 14.永戸勝也 22.広瀬陸斗 23.林尚輝←大阪体育大学/新加入 28.町田浩樹 32.常本佳吾←明治大学/新加入 33.関川郁万 39.犬飼智也 MF 4.レオ・シルバ 6.永木亮太 7.ファン・アラーノ 8.土居聖真 11.和泉竜司 13.荒木遼太郎※背番号変更 17.アルトゥール・カイキ←アル・シャバブ(サウジアラビア)/完全 20.三竿健斗 24.小川優介←昌平高校/新加入 25.遠藤康 26.須藤直輝←昌平高校/新加入 27.松村優太 34.舩橋佑←鹿島アントラーズユース/昇格 37.小泉慶 41.白崎凌兵 FW 9.エヴェラウド 18.上田綺世※背番号変更 19.染野唯月 監督 ザーゴ 2021.01.12 17:25 Tue
twitterfacebook
thumb

鹿島がブラジル人MFアルトゥール・カイキを完全移籍で獲得、左サイドが主戦場

鹿島アントラーズは12日、サウジアラビアのアル・シャバブFCから、ブラジル人MFアルトゥール・カイキ(28)を完全移籍で獲得することを発表した。 アルトゥール・カイキはコリチーバやフィゲイレンセ、フラメンゴ、シャペコエンセなどでプレー。2018年にアル・シャバブへと加入すると、バイーアやクルゼイロへ期限付き移籍していた。 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAでは、130試合に出場し25ゴール10アシスト、セリエBでは101試合に出場し25ゴール4アシストを記録していた。 主戦場は左サイドでウイングでもプレーできるアタッカー。2017年にはスルガ銀行チャンピオンシップで浦和レッズと対戦するため、シャペコエンセの一員として来日していた。 2021.01.12 12:13 Tue
twitterfacebook



NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly