【2022年カタールへ期待の選手㊳】AFC U-23選手権の数少ない希望。ゴールとアシストという結果で五輪本番を引き寄せる!/相馬勇紀(名古屋グランパス/MF)
2020.01.23 16:20 Thu
サウジアラビアとシリアに敗れ、ラストのカタールにも1-1で引き分けるのが精一杯だったAFC U-23選手権(タイ)のU-23日本代表。1次リーグ最下位という惨敗によって森保一監督の去就問題も浮上する中、3試合を通して最も気がかりだったのが、ゴール前をガムシャラにこじ開けようとするアグレッシブさが若い世代から見られないことだった。
引いて守る相手に対し、岡崎慎(清水)や渡辺剛(FC東京)らがゆっくりとボールを回すだけ。旗手怜央(順天堂大)や上田綺世(鹿島)ら攻撃陣には攻めの厚みが感じられない。前線の中で仕掛けの姿勢を押し出していたのは、唯一の海外組である食野亮太郎(ハーツ)くらい。その食野も3戦連続スタメンで最後の方は足が動かなかった。
停滞感が否めないチームで、数少ない希望になったのが、2戦目のシリア戦からスタメンで左ウイングバックに陣取った相馬勇紀(名古屋)だった。彼の積極的なドリブル突破と局面打開が膠着状態を打ち破るカギになっていたのは間違いない。最終的に負けてしまったものの、シリア戦で強引に決めた同点弾にも卓越した個人能力が色濃く出ていた。このゴールがなかったら、日本のムードはもっと早く敗退へと傾き、3戦連敗していた可能性もあっただろう。
昨年末のEAFF E-1選手権(釜山)でも、小柄なドリブラーは積極果敢なドリブル突破で日本に数多くのチャンスをもたらしていた。
「ずっとケガをしていて、鹿島でもプレーできていなかったんで、代表に呼ばれた時は『なんで呼ばれてるんだ』と思われたところはあったと思います。でもプレーで応えるのが選手。やっぱり大事なのは、最後の大きな大会で活躍できる実力をつけていること。誰が見ても『呼ばなきゃダメ』って見られるくらいの実力が必要だと思いながらやってます」
彼は自らに言い聞かせるようにこうコメントしていたが、「トゥーロン国際トーナメント以来の代表のチャンスを是が非でもモノにしてやろう」という意欲をみなぎらせていたのは確かだ。その姿勢でサバイバルに打ち勝ち、AFC U-23選手権の舞台に立てたのだから、千載一遇の好機をムダにしたくないという思いは強かったはずだ。
サイド要員にはE-1とAFC U-23選手権でフル稼働した橋岡大樹(浦和)、今季から鹿島へ新天地を求めた杉岡大暉ら何人かライバルがいるが、相馬が生き残ろうと思うなら、半年ぶりに復帰する名古屋で圧倒的な活躍を見せなければならない。
風間八宏監督体制だった昨季前半は16試合出場1ゴールにとどまり、出場機会を増やすために鹿島へのレンタル移籍に踏み切った。が、常勝軍団の一員になってからはケガもがなり、5試合出場1得点と思惑通りのパフォーマンスを示せなかった。だからこそ、今季の名古屋での出来が非常に重要になってくるのだ。昨季途中から指揮を執るマッシモ・フィッカデンディ監督は相馬のような個の力がある選手を重用する可能性が高いだけに、今季は期待が高まってくる。
「ここからが本当の勝負。一番目に見えるのは数字。数字がチームの勝利に直結する」と本人も合流した名古屋で語ったというが、この半年間は持てる力の全てを注いで、アシストやゴールという結果を残さなければならない。それが五輪出場はもちろんのこと、近未来のA代表入り、海外移籍という夢につながっていくはずだ。
「僕にアシストだったり、得点だったりっていう結果がついてこなかったのが世界の選手と僕の差。クロスを6回上げたら6回点が入るくらい点で合わせるような精度に引き上げていかなければいけない」とE-1選手権の時も話していたが、彼の見据える世界はより広くハイレベルだ。そこで戦い抜いていくだけのスピード、ドリブル技術、シュート精度、クロスの質というものを身に着けてこそ、厳しい競争を勝ち残っていける。今季の名古屋でそこまでのレベルに自らを高められるか否か…。そこは大いに注目すべき点だ。
「半年終わって帰ってきた時、2回りくらい逞しくなった姿になって帰ってこれるように頑張りたいと思います」
昨年8月に鹿島に赴く際、相馬はこう強調した。その言葉通り、12月と1月の代表活動を通して一回り大きくなった姿を示した。その勢いをさらに加速させて、有言実行を果たし、半年後の大舞台を勝ち取る……。そんな最高のシナリオを現実にしてほしい。
引いて守る相手に対し、岡崎慎(清水)や渡辺剛(FC東京)らがゆっくりとボールを回すだけ。旗手怜央(順天堂大)や上田綺世(鹿島)ら攻撃陣には攻めの厚みが感じられない。前線の中で仕掛けの姿勢を押し出していたのは、唯一の海外組である食野亮太郎(ハーツ)くらい。その食野も3戦連続スタメンで最後の方は足が動かなかった。
停滞感が否めないチームで、数少ない希望になったのが、2戦目のシリア戦からスタメンで左ウイングバックに陣取った相馬勇紀(名古屋)だった。彼の積極的なドリブル突破と局面打開が膠着状態を打ち破るカギになっていたのは間違いない。最終的に負けてしまったものの、シリア戦で強引に決めた同点弾にも卓越した個人能力が色濃く出ていた。このゴールがなかったら、日本のムードはもっと早く敗退へと傾き、3戦連敗していた可能性もあっただろう。
「ずっとケガをしていて、鹿島でもプレーできていなかったんで、代表に呼ばれた時は『なんで呼ばれてるんだ』と思われたところはあったと思います。でもプレーで応えるのが選手。やっぱり大事なのは、最後の大きな大会で活躍できる実力をつけていること。誰が見ても『呼ばなきゃダメ』って見られるくらいの実力が必要だと思いながらやってます」
彼は自らに言い聞かせるようにこうコメントしていたが、「トゥーロン国際トーナメント以来の代表のチャンスを是が非でもモノにしてやろう」という意欲をみなぎらせていたのは確かだ。その姿勢でサバイバルに打ち勝ち、AFC U-23選手権の舞台に立てたのだから、千載一遇の好機をムダにしたくないという思いは強かったはずだ。
国内組の誰もがそう考えていたはずだが、実際、ピッチで堂々と表現したのは相馬ら何人かだけだった。この強靭なメンタルは評価に値する。森保監督も続投するならば、世界と強気で戦える人間を重視して五輪本大会メンバーを選ぶべきだ。
サイド要員にはE-1とAFC U-23選手権でフル稼働した橋岡大樹(浦和)、今季から鹿島へ新天地を求めた杉岡大暉ら何人かライバルがいるが、相馬が生き残ろうと思うなら、半年ぶりに復帰する名古屋で圧倒的な活躍を見せなければならない。
風間八宏監督体制だった昨季前半は16試合出場1ゴールにとどまり、出場機会を増やすために鹿島へのレンタル移籍に踏み切った。が、常勝軍団の一員になってからはケガもがなり、5試合出場1得点と思惑通りのパフォーマンスを示せなかった。だからこそ、今季の名古屋での出来が非常に重要になってくるのだ。昨季途中から指揮を執るマッシモ・フィッカデンディ監督は相馬のような個の力がある選手を重用する可能性が高いだけに、今季は期待が高まってくる。
「ここからが本当の勝負。一番目に見えるのは数字。数字がチームの勝利に直結する」と本人も合流した名古屋で語ったというが、この半年間は持てる力の全てを注いで、アシストやゴールという結果を残さなければならない。それが五輪出場はもちろんのこと、近未来のA代表入り、海外移籍という夢につながっていくはずだ。
「僕にアシストだったり、得点だったりっていう結果がついてこなかったのが世界の選手と僕の差。クロスを6回上げたら6回点が入るくらい点で合わせるような精度に引き上げていかなければいけない」とE-1選手権の時も話していたが、彼の見据える世界はより広くハイレベルだ。そこで戦い抜いていくだけのスピード、ドリブル技術、シュート精度、クロスの質というものを身に着けてこそ、厳しい競争を勝ち残っていける。今季の名古屋でそこまでのレベルに自らを高められるか否か…。そこは大いに注目すべき点だ。
「半年終わって帰ってきた時、2回りくらい逞しくなった姿になって帰ってこれるように頑張りたいと思います」
昨年8月に鹿島に赴く際、相馬はこう強調した。その言葉通り、12月と1月の代表活動を通して一回り大きくなった姿を示した。その勢いをさらに加速させて、有言実行を果たし、半年後の大舞台を勝ち取る……。そんな最高のシナリオを現実にしてほしい。
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日本代表FW相馬勇紀の妻・森山るりさんが生後6カ月の子供との3ショット公開、成長にも感慨「首が座り寝返りが出来るように…」
日本代表FW相馬勇紀(名古屋グランパス)の妻、森山るりさんが今年4月に誕生した男の子のハーフバースデーを祝った。 相馬と森山さんは2021年5月に入籍。今年4月には第1子が誕生していた。 森山さんは22日に自身のインスタグラムで親子の3ショットを公開。6カ月間の子供の成長を綴るとともに、カタール・ワールドカップ(W杯)ドイツ代表戦を控える夫へのメッセージも送っている。 「先日ハーフバースデーの写真を撮ってもらいました。半年間あっという間でしたが、目が見えるようになり、笑顔を見せてくれるようになり、首が座り、寝返りが出来るようになり、離乳食が食べられるようになり。。」 「振り返るとこんなにも成長してくれたんだと感慨深いです。これからも色んな姿を見せてね」 「明日はいよいよW杯初戦。パパ頑張れ〜!」 「photo by @kashiki_noko #ハーフバースデー #むちむちboy」 なお、目の隠し方は名古屋グランパスのFW柿谷曜一朗の妻である丸高愛実さんから教わったとのことだ。 <span class="paragraph-title">【動画】相馬の妻・森山るりさんが生後6カ月の子供との3ショット公開</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/ClQ2N1opaR5/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/ClQ2N1opaR5/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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