監督交代が吉と出るか? バルサのDNAを受け継ぐ、逸材リキ・プッチの可能性
2020.01.22 22:30 Wed
バルセロナと言えば、チャビ・エルナンデス(現アル・サッド監督)、アンドレス・イニエスタ(現ヴィッセル神戸)、そしてリオネル・メッシら、同クラブの育成組織“ラ・マシア"から数々の名選手を生み出したことで知られているが、“ラ・マシア"からの次なるビッグスター候補としてファンから期待されているのが、20歳の逸材と称されるリキ・プッチだ。
地元・カタルーニャのマタデペーラで生まれたリキ・プッチは、2013年に13歳でバルセロナの下部組織に入団。父である、カルレス・プッチ氏もバルセロナのローカルクラブで、現在は4部リーグに所属するタラサFCで左サイドバックとして長年プレーしており、幼い頃からフットボールに触れて育った。
順調にバルセロナのカンテラで結果を残したリキ・プッチは、2018年にバルセロナBのU-23 UEFAユースリーグ優勝に中心選手として貢献。その活躍もあり、同年の12月のコパ・デル・レイ、クルトゥアル・レオネッサ戦でトップチームデビューを果たすと、2019年にはクラブの最優秀若手選手に選出されるなど、才能が花開いている。
昨シーズンにはクラブと3年間のプロ契約を締結したリキ・プッチだが、その契約解除条項の金額が100万ユーロ(約122億円)に設定されていることからも、クラブの期待の高さがうかがえる。
抜群のパスセンスと、状況把握能力に優れており、まさにバルセロナの選手といったタイプの選手。今シーズンのバルセロナBでは17試合で2ゴール3アシストを記録しており、パス成功率90.2%とドリブル成功率100%という驚異的なパフォーマンスを見せている。
現役時代にアヤックスやバルセロナで活躍したクラブのレジェンドで、現在は“ラ・マシア"の責任者を務めるパトリック・クライファート氏は「(カルレス)アレーニャが去ったことで空いたトップチームの席はリキ・プッチが掴むことになるだろう」と、彼のトップチームへの定着を予想。また、2018年にプレシーズンフレンドリーでACミランと対戦した際には、当時のACミラン監督で現ナポリ監督のジェンナーロ・ガットゥーゾ氏も「リキは圧巻だった。彼のことはしばらく前から聞いていたが、バルセロナの下部組織が羨ましいよ」とコメントしていた。
また、同じくミランのレジェンドであるダニエレ・マッサーロ氏も「彼のプレーには意図を感じるし、常に顔を上げてプレーしている。“ニュー・イニエスタ"を見ているのかもしれない」と絶賛するなど、彼の才能にはクラブ内外のレジェンドたちが賛辞を送っている。
実際に2019年にはジャパンツアーにも参加。ピッチ上では切れ味鋭いドリブルを披露し、日本のバルサファンを驚かせるプレーを見せ、多くの注目を集めて居た。
セティエン監督の下では、これまで以上に重宝される可能性があるリキ・プッチ。グラナダ戦で見せたような活躍を続ければ、トップチームのレギュラーポジションを掴む日もそう遠くないかも知れない。期待の新星の今後には、益々注目だ。
PR
2018年12月に19歳の若さでトップチームデビューを飾るも、バルセロナの前監督、エルネスト・バルベルデの下ではリーグ戦2試合出場に留まったリキ・プッチ。しかし、新たに就任したキケ・セティエン監督の下では、トップチーム定着の大きなチャンスを手にする可能性がある。セティエン監督の初陣となった19日のグラナダ戦では、ゴールレスで迎えた71分に投入。これがトップチームでの今シーズン公式戦初出場となった。敵陣深くでボールを奪取したプレーは、最終的にメッシの決勝点に繋がり、トップチームでも違いを生み出せることをいきなり見せつけた。地元・カタルーニャのマタデペーラで生まれたリキ・プッチは、2013年に13歳でバルセロナの下部組織に入団。父である、カルレス・プッチ氏もバルセロナのローカルクラブで、現在は4部リーグに所属するタラサFCで左サイドバックとして長年プレーしており、幼い頃からフットボールに触れて育った。
昨シーズンにはクラブと3年間のプロ契約を締結したリキ・プッチだが、その契約解除条項の金額が100万ユーロ(約122億円)に設定されていることからも、クラブの期待の高さがうかがえる。
中盤の3枚において、左インテリオールでのプレーを得意とするリキ・プッチは、自らの憧れの選手であり、同じ“ラ・マシア"出身のレジェンドでもある、アンドレス・イニエスタを彷彿とさせるエレガントなプレースタイルが特徴だ。
抜群のパスセンスと、状況把握能力に優れており、まさにバルセロナの選手といったタイプの選手。今シーズンのバルセロナBでは17試合で2ゴール3アシストを記録しており、パス成功率90.2%とドリブル成功率100%という驚異的なパフォーマンスを見せている。
現役時代にアヤックスやバルセロナで活躍したクラブのレジェンドで、現在は“ラ・マシア"の責任者を務めるパトリック・クライファート氏は「(カルレス)アレーニャが去ったことで空いたトップチームの席はリキ・プッチが掴むことになるだろう」と、彼のトップチームへの定着を予想。また、2018年にプレシーズンフレンドリーでACミランと対戦した際には、当時のACミラン監督で現ナポリ監督のジェンナーロ・ガットゥーゾ氏も「リキは圧巻だった。彼のことはしばらく前から聞いていたが、バルセロナの下部組織が羨ましいよ」とコメントしていた。
また、同じくミランのレジェンドであるダニエレ・マッサーロ氏も「彼のプレーには意図を感じるし、常に顔を上げてプレーしている。“ニュー・イニエスタ"を見ているのかもしれない」と絶賛するなど、彼の才能にはクラブ内外のレジェンドたちが賛辞を送っている。
実際に2019年にはジャパンツアーにも参加。ピッチ上では切れ味鋭いドリブルを披露し、日本のバルサファンを驚かせるプレーを見せ、多くの注目を集めて居た。
セティエン監督の下では、これまで以上に重宝される可能性があるリキ・プッチ。グラナダ戦で見せたような活躍を続ければ、トップチームのレギュラーポジションを掴む日もそう遠くないかも知れない。期待の新星の今後には、益々注目だ。
PR
リキ・プッチの関連記事
バルセロナの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
リキ・プッチの人気記事ランキング
1
リキ・プッチが去就を語る「マンチェスター・シティは魅力的だけど…」
U-21スペイン代表MFリキ・プッチ(21)が、バルセロナで満足していることを強調した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。 同クラブのカンテラ―ノであるプッチは2018年12月のコパ・デル・レイでトップチームデビュー。2019-20シーズンにはキケ・セティエン前監督の下、終盤に出場機会を増やしたが、ロナルド・クーマン現監督には構想外と伝えられた。 それでも昨シーズンは残留。少ない出場時間ながら、今年1月のエイバル戦では待望のトップチーム初ゴールを記録した。 新シーズンも苦境に立つことが予想されるプッチには移籍の噂もあったが、『ムンド・デポルティボ』の取材で残留を明言。ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティの憧れをちらつかせつつも、バルセロナで満足していることを強調した。 「僕と同じようなスタイルと考え方を持つ監督がいるマンチェスター・シティは魅力的だ。だけど、現時点ではバルセロナでとても満足しているよ。ここを去る予定はない」 財政逼迫により大規模な放出が見込まれている今夏のバルセロナ。その中でリキ・プッチは生き残ることができるだろうか。 2021.07.07 16:41 Wed2
元バルサのリキ・プッチがLAギャラクシーと2027年まで契約延長…吉田麻也&山根視来と好調のチームを牽引
DF吉田麻也、DF山根視来の日本人2人が所属するロサンゼルス・ギャラクシー(LAギャラクシー)は5月31日、MFリキ・プッチ(24)との契約延長を発表した。新契約は2027年までとなる。 バルセロナの下部組織育ちのプッチは、2020年7月にファーストチームに昇格。若くしてその才能は評価され、公式戦57試合に出場し2ゴール3アシストを記録した。 しかし、スペイン代表MFペドリやMFガビをはじめとしたカンテラの後輩たちの躍進や、補強選手によりポジションがなくなり、2022年8月に移籍を決断。LAギャラクシーに完全移籍した。 プッチは、LAギャラクシーでは公式戦61試合で17ゴール21アシストを記録。今シーズンもメジャーリーグ・サッカー(MLS)で15試合に出場し5ゴール8アシストを記録。吉田や山根と共にカンファレンスで2位と好位置につけるチームを牽引している。 2023年にはクラブの年間最優秀選手にも選ばれ、オールスターゲームにも出場。アメリカでその才能を輝かせている。 2024.06.01 22:55 Sat3
ドルトムント退団のマルコ・ロイスがアメリカに!吉田麻也&山根視来のロサンゼルス・ギャラクシー加入が決定、2年半契約を締結
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(LAギャラクシー)は15日、元ドイツ代表MFマルコ・ロイス(35)の加入を発表した。 契約期間は2026年末までの2年半。ターゲット配分金(TAM)を利用しての獲得となり、一般配分金の40万ドル(約6000万円)と引き換えにシャーロットFCからロイスのディスカバリー優先権を獲得したとのことだ。 ドルトムントの下部組織育ちのロイスは、ロート・ヴァイス・アーレン、ボルシアMGでのプレーを経て、2012年7月にドルトムントに完全移籍で加入した。 2013年にはチャンピオンズリーグ(CL)決勝を経験。ブンデスリーガの優勝はなかったが、DFBポカールで2度優勝するなどし、キャプテンを務めた時期も。12シーズンを過ごしたドルトムントでは、公式戦429試合に出場し171ゴールを記録していた。 また、ドイツ年間最優秀選手に2012年と2019年の2度選出され、ブンデスリーガ年間最優秀選手にも3度選出されるなど、ドイツの地で輝かしい実績を残してきた。 ドイツ代表としても48試合で15ゴールを記録しているロイス。LAギャラクシーには、日本代表でプレーしていたDF吉田麻也、DF山根視来も所属しており、現在はウェスタン・カンファレンスで首位に立っている状況。リキ・プッチやデヤン・ヨベリッチ、ジョセフ・ペイントシルなど、攻撃に秀でた選手が多い中で、ロイスの加入で加速し、2014年以来のMLSカップを掲げる可能性も見えてきそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】LAギャラクシーがロイス加入を伝える特別ムービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://t.co/FwJKupSY56">pic.twitter.com/FwJKupSY56</a></p>— LA Galaxy (@LAGalaxy) <a href="https://twitter.com/LAGalaxy/status/1824100811275673766?ref_src=twsrc%5Etfw">August 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.16 00:20 Fri4
「新しいMJ」米国で活躍中のリキ・プッチが軽快なゴールセレブレーション! マイケル・ジャクソン氏のお馴染みのダンス披露
ロサンゼルス・ギャラクシーのスペイン人MFリキ・プッチがダンスでゴールを祝った。 2022年7月にバルセロナのファーストチームへ昇格し、将来が嘱望されたリキ・プッチ。しかし、さらなる若手の台頭や補強によりポジションを失い、2022年8月にはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のLAギャラクシーへと移った。 今シーズンは元日本代表DF吉田麻也や元日本代表DF山根視来らとともに、ウェスタン・カンファレンス首位を走るチームを支えるなか、21日に行われた第33節のバンクーバー・ホワイトキャップス戦にも揃って先発。4-2の勝利を収めている。 フル出場したリキ・プッチは後半アディショナルタイムに4点目を記録。ボックス手前中央でボールを受けると、パスと見せかけてからゴール右隅にコントロールショットを決めた。 この直後、25歳MFはマイケル・ジャクソン氏のダンスでお馴染みのムーンウォークを披露。チームメイトと共に軽快なステップも踏み、ダメ押し弾を祝った。 翌日にはこのセレブレーションをSNSに自ら投稿したリキ・プッチ。「RPは新しいMJ」「リッキー・ジャクソン」「なんてセレブレーションだ」などといった反応が寄せられている。 また、「頑張っているのを見られて嬉しい」「ヨーロッパに来て」といったコメントも。今シーズンはここまで公式戦28試合に出場し、10ゴール7アシストを記録している。 <span class="paragraph-title">【動画】テクニックは健在! ゴール後にムーンウォーク披露のリキ・プッチ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="SwfrvVndSIw";var video_start = 9;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.23 18:00 Mon5
元バルサMFリキ・プッチが負傷したまま30分以上プレー…検査結果はACL断裂、LAギャラクシーは6度目全米制覇目前
ロサンゼルス・ギャラクシーは1日、スペイン人MFリキ・プッチの負傷を報告した。 バルセロナの将来を担う存在と期待されるも、ファーストチームでは定位置を掴めず、2022年8月にLAギャラクシーへと移籍したプッチ。元日本代表のDF吉田麻也やDF山根視来とともにプレーし、2024年のレギュラーシーズンでは29試合16ゴール14アシストの成績を残していた。 チームはレギュラーシーズンをウェスタン・カンファレンス2位で終え、MLSカップのプレーオフに進出。カンファレンス決勝まで勝ち進み、11月30日にはシアトル・サウンダーズと対戦した。 プレーオフでも活躍を続けてきたプッチはこの試合も先発。元ドイツ代表MFマルコ・ロイスらと中盤を形成し、85分にはセルビア代表FWデヤン・ヨベリッチの決勝点をアシスト。LAギャラクシーのMLSカップ進出に貢献した。 しかし、クラブの発表によると、フル出場したプッチは後半途中で負傷。その状態で30分以上プレーを続けていたという。 1日にMRI検査を行った結果、左ヒザ前十字じん帯の断裂が判明。手術を受けることとなり、7日に行われるMLSカップには出場できないことが決まった。 プッチを欠くLAギャラクシーは、イースタン・カンファレンスを勝ち上がってきたニューヨーク・レッドブルズと対戦。史上最多5度の優勝を誇るクラブは、2014年以来6度目の戴冠を狙う。 <span class="paragraph-title">【動画】負傷しながら決勝点演出! プッチのサウンダーズ戦アシスト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="eOuwOvshwd8";var video_start = 288;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.02 17:10 Monバルセロナの人気記事ランキング
1
バルセロナがライバルからGKを補強か? 契約解除金48.8億円、引く手数多の23歳
バルセロナが、今夏の移籍市場で守護神の補強を考えているとのこと。その候補は、ライバルクラブからになるようだ。 今シーズンのバルセロナは、コパ・デル・レイで優勝を果たし、ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ(CL)との3冠の可能性を残している。 今シーズンはマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、ヴォイチェフ・シュチェスニー、イニャキ・ペーニャが務めた中で、テア・シュテーゲンは32歳、シュチェスニーは35歳となり、後継者の獲得が必要となる。 カンテラにも有望なGKとしてアンデル・アストララガやディエゴ・コッヘンがいるものの、任せるには不安しかない状況。より実績のある選手を獲得し、テア・シュテーゲンとポジションを争える選手を探しているという。 その中で浮上している候補は、同じ街のライバルであるエスパニョールのGKジョアン・ガルシア(23)。スペイン代表デビューは果たしていないものの、ラ・リーガで32試合に出場し、その実力は十分に発揮している。 アーセナルやレアル・マドリーも獲得に動いているとされるガルシア。ただ、ライバルであるバルセロナも獲得に動いているというが、難しい情勢だ。 スペイン『Relevo』によれば、3000万ユーロ(約48億8000万円)の契約解除金が設定されているが、バルセロナは払う気があるとのこと。ただ、他のポジションほど優先度が高くないと見られており、先に他のクラブが獲得する可能性が高いという。 スペインを離れると見られているガルシア。バルセロナは後手を踏むこととなるだろうか。 2025.04.28 23:35 Mon2
コパ決勝クラシコで2アシスト、優勝に貢献したヤマルはマドリーに「今季彼らは僕らに勝てない」と豪語
バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルがレアル・マドリーに対して豪語した。 ヤマルは26日に行われたコパ・デル・レイ決勝マドリー戦で先制点と2点目をアシスト。延長戦の末3-2で勝利したチームの優勝に大きく貢献していた。 コパ・デル・レイ決勝での勝利により今季のクラシコの戦績はバルセロナの3戦3勝となった中、ヤマルは試合後のインタビューで「例え1点決められても、2点決められても関係なかった。今季彼らは僕らに勝てない。それが証明された」と豪語。 優勝決定後には派手なサングラスを着用してお茶らけていたヤマル。17歳の言動が来月11日に行われるラ・リーガでの今季最後となるエル・クラシコにどのような影響を与えるだろうか。 2025.04.27 13:00 Sun3
サプライズ起用で奮闘の背番号10を称賛…ガビ「アンスは僕にとって兄弟のような存在、素晴らしい試合をしてくれた」
バルセロナのMFガビが、サプライズ起用で奮闘を見せた背番号10の活躍を喜んだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。 バルセロナは22日、ホームで行われたラ・リーガ第33節でマジョルカと対戦し、1-0で勝利した。 相手GKレオ・ロマンの再三のビッグセーブに手を焼いたものの、MFダニ・オルモが後半立ち上がりに挙げたゴールを守り切ってウノセロ。リーグ首位をがっちりとキープするとともに、週末に控えるコパ・デル・レイ決勝のレアル・マドリー戦に大きな弾みを付けた。 また、同試合ではセルタ戦後に出場機会を得られずに不満を示して物議を醸したFWアンス・ファティ、DFエクトル・フォルトをスタメン起用する指揮官のサプライズも話題に。そのなかでファティは決定的な仕事には至らずも左ウイングで奮闘し、チームの勝利に貢献した。 そんななか、チームメイトのガビは試合後の取材で「今日は素晴らしい試合ができた。久しぶりにチームメイトが復帰してくれたことをとても嬉しく思うよ。アンスは僕にとって兄弟のような存在で、素晴らしい試合をしてくれた」と、背番号10の活躍を称えた。 一方、ハンジ・フリック監督もチャンスを与えたなか、しっかりとしたパフォーマンスで応えたファティを評価。チームの雰囲気を含めて今後に向けた戦いに好影響を与えると語った。 「彼のチームメイトも彼を応援しているのがわかるし、それはファンも同じだ」 「彼にとって今日は本当に良い日だったと思う。自信を深め、自分自身を信じるようになるはずだ。彼にとっても、我々にとっても良い日だ」 2025.04.23 22:00 Wed4
バルセロナが資金確保のためカンテラーノを放出か…今季はセルティックとコモでプレー
バルセロナが今夏の移籍市場で再びカンテラーノを現金化することになりそうだ。スペイン『Relevo』が伝えた。 慢性的な財政問題を抱えるバルセロナ。選手のサラリーキャップ問題にも幾度となく抵触し、その都度様々な策を講じて乗り切っている。 そんな中、資金確保のために選手の売却に動くと見られており、カンテラ出身のU-21スペイン代表DFアレックス・バジェ(20)がその対象になると見られている。 バジェはユースチームからバルセロナのカンテラに在籍。FCアンドラやレバンテへのレンタル移籍を経験すると、今シーズンはセルティックにレンタル移籍。スペイン国外で初のプレーとなると、冬にはセリエAのコモにレンタル移籍した。 左サイドバックでプレーするバジェは、セルティックでは公式戦19試合に出場し5アシストを記録。コモではセリエAで11試合に出場し、加入後は全試合でプレーしている。 期待値も高かったバジェだが、ハンジ・フリック監督はファーストチームでの出場時間を保証せずにチームを出ることに。また、コモはレンタル時に800万ユーロ(約13億円)の買い取りオプションを盛り込んでいたという。 コモはこの条項を行使する考えが持っているとされるが、バジェが希望すれば、より良い選択肢を持てるとのこと。ドルトムントやレアル・ベティスも関心を持っているとされている。 いずれにしてもバルセロナから去ることはほぼ確実と見られており、バルセロナは選手補強に向けた資金を手にすることになりそうだ。 2025.04.24 17:25 Thu5