名門クルゼイロが史上初の2部降格…最終節は一部サポーターの暴徒化で打ち切りに
2019.12.10 16:31 Tue
カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA最終節が行われ、名門クルゼイロが史上初の2部降格となった。
パルメイラスとの最終節を前に降格圏の17位に低迷していたクルゼイロは、この最終節での勝利且つ、勝ち点2差で16位のセアラの敗戦が必須という厳しい状況だった。
その中で3位のパルメイラスをホームで迎え撃ったクルゼイロだったが、後半序盤にMFゼ・ラファエウ、84分にFWドゥドゥにゴールを決められる絶体絶命の状況に。
すると、この体たらくに堪忍袋の緒が切れた一部の熱狂的なサポーターが暴徒化し、スタジアムを破壊する暴挙に出る。これを受けて警備に当たっていた軍警察が催涙ガスで制圧に動くと、大きな混乱に見舞われたことを受け、審判団は試合終了間際の90分に試合打ち切りを決断した。
そして、クルゼイロは何とも後味が悪い形で今シーズンのリーグ戦を17位で終えることになった。
パルメイラスとの最終節を前に降格圏の17位に低迷していたクルゼイロは、この最終節での勝利且つ、勝ち点2差で16位のセアラの敗戦が必須という厳しい状況だった。
すると、この体たらくに堪忍袋の緒が切れた一部の熱狂的なサポーターが暴徒化し、スタジアムを破壊する暴挙に出る。これを受けて警備に当たっていた軍警察が催涙ガスで制圧に動くと、大きな混乱に見舞われたことを受け、審判団は試合終了間際の90分に試合打ち切りを決断した。
そして、クルゼイロは何とも後味が悪い形で今シーズンのリーグ戦を17位で終えることになった。
1921年に創設されたクルゼイロは1971年のカンピオナート・ブラジレイロ創設からセリエAの舞台でプレー。これまで通算4度の優勝やコパ・リベルタドーレスでも2度の優勝経験があるブラジル屈指の名門クラブの1つだったが、今シーズンの深刻な不振によってクラブ史上初の降格を経験することになった。
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