フル出場、1ゴールを決めた試合直後にアデバヨールがトルコクラブ退団を発表

2019.12.03 10:40 Tue
Getty Images
元トーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨール(35)が、カイセリスポルを緊急退団した。トルコ『ヒュリエット』が伝えた。

モナコやアーセナル、マンチェスターシティ、レアル・マドリー、トッテナムなどでプレーしたアデバヨールは、2017年1月にイスタンブール・バシャクシェヒルに入団。2019年8月からカイセリスポルでプレーしていた。
カイセリスポルでは、今シーズンのスュペル・リグで8試合に出場し2ゴール1アシストを記録。2日に行われた第13節のベシクタシュ戦ではフル出場し、今季2ゴール目を記録したが、試合後に電撃退団を発表した。

アデバヨールは、クラブとの契約が満了したことを発表。家族の問題もあり、突然の決断を下したことを明かしている。

「残念ながら、最後の試合でカイセリスポルに行った。ここで3カ月の素晴らしい時間を過ごした。カイセリスポルのことは忘れない」
「このような決定はとても難しい。僕にとって難しい決断であり、重要な決断だった。僕の人生の中で、最も重要な決断の1つだ」

「僕はカイセリスポルに来て、全てを捧げた。しかし、いくつかの問題が時々あった。家族のことについて考え、未来について決断する必要がある。その決断は早急でなければならない。その結果、僕は残らないことに決めた」

「このようなことがサッカー界では起こる。トルコで素晴らしい3年間を過ごした。僕は、このチームを去るけど、魂と心はカイセリスポルに残る」

「今の所、そういったことはない。国、家に帰り、幼馴染や家族と過ごし、一緒に考える。将来がどうなるかは分からないけど、今のところそういった合意はない」
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