シャペコエンセが2部降格…飛行機墜落事故から丸3年を迎える前日に悲劇の降格…
2019.11.28 19:32 Thu
シャペコエンセは27日、ブラジレイロ・セリエA第35節のボタフォゴ戦を戦い、0-1で敗戦。この結果、2014年の昇格後初のセリエB降格となった。『ESPN』が伝えている。
シャペコエンセは、2016年11月28日にコパ・スダメリカーナ2016決勝を戦うためアトレティコ・ナシオナルとのアウェイゲームに向けてラミア航空2933便に乗ってコロンビアのメデジンに向かう際、チームの選手、監督、クラブ首脳の大半を含む搭乗者71名が犠牲になるサッカー界史上最悪とも言われる飛行機墜落事故に巻き込まれた。
その後、ブラジルサッカー連盟(CBF)から“3シーズンの2部降格免除措置”を打診された同クラブだが、この申し出を丁重に固辞。一昨シーズンは8位、昨シーズンは最終節で現サンフレッチェ広島のFWレアンドロ・ペレイラの活躍によって14位での劇的残留を果たしていた。
しかし、今季はシーズンを通して残留争いに巻き込まれると、19位の崖っぷちで臨んだ今回のボタフォゴ戦での敗戦によって、3節を残して17位以下が確定。
同試合後、マルキーニョス・サントス監督は、「このディヴィジョンに残るという目標を達成できず、ファンたちに謝罪したい。ただ、シャペコエンセはより強くなってこの舞台に戻ってくる」と、ファンへの謝罪と共に1年でのセリエA復帰へ意気込みを語った。
シャペコエンセは、2016年11月28日にコパ・スダメリカーナ2016決勝を戦うためアトレティコ・ナシオナルとのアウェイゲームに向けてラミア航空2933便に乗ってコロンビアのメデジンに向かう際、チームの選手、監督、クラブ首脳の大半を含む搭乗者71名が犠牲になるサッカー界史上最悪とも言われる飛行機墜落事故に巻き込まれた。
その後、ブラジルサッカー連盟(CBF)から“3シーズンの2部降格免除措置”を打診された同クラブだが、この申し出を丁重に固辞。一昨シーズンは8位、昨シーズンは最終節で現サンフレッチェ広島のFWレアンドロ・ペレイラの活躍によって14位での劇的残留を果たしていた。
同試合後、マルキーニョス・サントス監督は、「このディヴィジョンに残るという目標を達成できず、ファンたちに謝罪したい。ただ、シャペコエンセはより強くなってこの舞台に戻ってくる」と、ファンへの謝罪と共に1年でのセリエA復帰へ意気込みを語った。
奇しくも悲劇の飛行機墜落事故から丸3年を迎える前日に無念の2部降格となったシャペコエンセ。だが、多くの悲しみを乗り越えて2年連続での残留を決めてきた不屈のクラブは、今回の降格という悲劇も必ずや乗り越えてくれるはずだ。
|