シティ下部組織出身の元ナイジェリア代表MFがチームメイトに八百長持ちかけ有罪判決

2019.11.14 10:00 Thu
Getty Images
元ナイジェリア代表MFディクソン・エトゥフ(37)が、八百長により有罪判決を受けたようだ。イギリス『BBC』が報じた。

エトゥフは、マンチェスター・シティの下部組織出身で、2000年にトップチーム昇格。その後、プレストン・ノースエンドやノリッジ、サンダーランド、フルアム、ブラックバーンとイングランドで長らくプレー。2014年12月にスウェーデンのAIKソルナへ加入するも、2017年1月に退団していた。

今回エトゥフが疑われた八百長は、2017年にスウェーデンのアルスヴェンスカン(1部リーグ)での試合のこと。AIKのチームメイトであった元カナダ代表GKケニー・スタマトプーロスを買収しようとしたようだ。
最高裁判所は「エトゥフが選手に提示した内容は非常に明確であり、贈賄の刑事申し立てとみなされるべき」と述べていたが、昨年の裁判では無罪に。しかし、検察官が上訴していた。

スウェーデン控訴裁判所は、八百長で有罪判決をエトゥフに言い渡したが、刑務所に収監されることは逃れたとのこと。代わりに罰金が課せられ、保護観察処分となったようだ。
エトゥフは、プレミアリーグで111試合に出場し4ゴール3アシスト、チャンピオンシップ(イングランド2部)でも133試合に出場し12ゴール4アシストを記録。ヨーロッパリーグでも17試合に出場し1ゴール1アシストを記録していた。

また、ナイジェリア代表としても19試合に出場。2008年、2010年のアフリカ・ネーションズカップや、2010年の南アフリカ・ワールドカップでプレーした経験もあった。

ディクソン・エトゥフの関連記事

スウェーデンサッカー協会(SvFF)の懲罰委員会は16日、八百長により有罪判決を受けた元ナイジェリア代表MFディクソン・エトゥフ(37)らに対して、スウェーデンでの5年間のサッカー活動禁止処分を科した。スウェーデン『エクスプレッセン』が伝えている。 ナイジェリア代表として通算19キャップを誇るエトゥフは、マンチェ 2020.04.16 20:34 Thu

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