これじゃ予定が立てられない…/原ゆみこのマドリッド
2019.10.19 19:00 Sat
「結局、いつになるんだろう」そんな風に私が首を傾げていたのは金曜日、週末にあるマジョルカ戦を飛び越えて、ニュースがその次節クラシコ(伝統の一戦)の話ばかりになっているのに気がついた時のことでした。いやあ、それも首位争いとか、両チームの調子といったサッカー面では全然なく、2年前、カタルーニャ州独立の国民投票を実施した政治家に最高裁の判決が下るのを機に、このところ連日のようにバルセロナでは大規模デモや警官隊との衝突が発生。有罪という判決がますます事態を激化させるとあって、26日にカンプ・ノウにレアル・マドリーを迎えるのは避けたいというのは理解できる処置だったと思うんですけどね。
ところが最初の案であった順番を入れ替え、サンティアゴ・ベルナベウでクラシコ開催というのが両クラブに断られたため、12月18日の水曜にやるという話が出てきたものの、視聴率を重んじるTV関係者はいい顔をせず。そこでリーガ協会は、その日にはコパ・デル・レイ初ラウンド2ndレグ(まだリーガ1部チームは出ない)があるから、12月7日の土曜にしようと言いだしたんですが、いや、そこって元々、16節のバルサvsマジョルカ戦、マドリーvsエスパニョール戦が入っていない?
ちなみにその16節については、昨季もジローナvsバルサ戦をアメリカで開催しようとしてスペイン・サッカー協会の猛反対に遭い、企画倒れに終わったという前例がありながら、ラ・セラミカで対戦予定のビジャレアルとアトレティコがマイアミでプレーしたいという意向をリーガに表明。もちろん、それが実現したりしたら、両チームのファンにとっては大ごとなんですが、毎年世界各地から、一目見ようと観光客も大勢やって来る天下のクラシコの日程となると、その影響たるや比べようもありませんって。とりあえず、競技委員会はバルサとマドリーに対し、来週月曜までに開催日を確定するようにと命じ、両チームは12月18日で合意したようですが、本当にこれで決まりなんでしょうかねえ。
え、まだ先の先になりそうなクラシコより、スペイン代表の2試合目がどうだったのかの方が気になるって?そうですね、火曜にはソラナでスウェーデンとユーロ予選を戦った彼らですが、残念ながら、引分けてしまったノルウェー戦で生まれた不安を払拭するには至らず。まあ、セルヒオ・ラモス(マドリー)の出場停止はあったものの、スタメンをGKデ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)を始め、カルバハル(マドリー)、イニゴ・マルティネス(レアル・ソシエダ)、ロドリゴ(マンチェスター・シティ)、チアゴ・アルカンタラ(バイエルン)、ジェラール・モレノ(ビジャレアル)と6人も変えてきた辺りからもロベール・モレノ監督の試行錯誤ぶりは伝わってきたんですが、このメンツでもチームの攻撃力が開花する兆しがないというのはやっぱり、困ってしまうかと。
それどころか、何とか代表での名誉挽回をしたいデ・ヘアが奮闘。加えてチアゴがせっかくのチャンスに個人技に走ってしまったのもあって、前半を0-0で終了した後、この日は後半5分に敵に先制されてしまったんですよ。ええ、ベリ(クラスノダール)の強烈ヘッドを弾き、フォルスベリ(ライプツィヒ)のシュートも弾いたデ・ヘアも最後は再びベリに頭で決められてしまったんですが、いやまったく。情けないのはそれより、たった1点を返すため、代表合宿中、ずっと足に痛みを抱え、フレンズ・アレナでの前日練習では早退していたロドリゴ(バレンシア)を20分には投入しなければならなかったことかと。
その理由はとにかく、この日はいい働きを見せたものの、太ももを痛めてケパ(チェルシー)と途中交代となったデ・ヘアのどちらが正GKとなるのか、ラモスとのCBコンビも結局、一時はもう招集されないんじゃないかと思われていた34才のベテラン、アルビオル(ビジャレアル)になるのか、中盤もブスケツ(バルサ)の衰えが目立つ中、後継者と目されているロドリ(マンチェスター・シティ)はまだ成長過程。以前から懸念の前線もゴール不足が顕著といった複数の懸念材料があるせいなんですけどね。6月からルイス・エンリケ監督を引き継いだモレノ監督もアシスタント経験は長いものの、自身がエリートチームを率いたことがないため、最近では選手選考や采配に疑問が呈されたりもしているんですが、こればっかりはねえ。
今回は負傷やリハビリ明けで呼ばれなかったパコ・アルカセル(ドルトムント)やイスコ(マドリー)、ジョルディ・アルバ(バルサ)といった辺りが戻って来れば、少しは変わってくれるんじゃないかと思いますが、それを確かめられるのは11月の代表戦。予選突破はしたものの、まだ首位は確定していない彼らは15日にカディス(スペイン南部のビーチリゾート)のラモン・デ・カランサでマルタ戦、18日にはワンダ・メトロポリターノでルーマニア戦に挑むため、ここは消化試合と侮らず、注意して見ていきたいかと。それこそ予選最終戦はアトレティコのホーム開催でもありますし、今回のようにサウールだけの1人参加ではなく、モラタやジエゴ・コスタの顔も見られたら、客の入りもよくなるかもしれませよ。
え、それでその2人も含め、木曜にはモンテネグロからケガをして帰ってきたサビッチ以外、9人の各国代表選手たちもマハダオンダ(マドリッド近郊)の練習場でのセッションに参加したアトレティコのリーガ戦再開に向けての準備は進んでいるのかって?そうですね、来週は火曜にCLレバークーゼン戦もあることから、先発ローテーションも十分考えられるんですが、今のところ、可能性が高いのはイングランド代表で2試合プレーしてきたトリッピアーをアリアスにする程度。
何せ、土曜午後4時(日本時間翌午前1時)からのは相手は、いくらここ4年間、リーガで6勝3分けのお得意様とはいえ、上位候補のバレンシアとなれば、用心深いシメオネ監督が守備陣のレベルを落として、スロベニアの代表戦ではマケドニア、オーストリアに連敗。今回もユーロ出場が難しくなったGKオブラクを更に嘆かせるような仕打ちはしないかと。その一方で来週はやはりCLでリールに挑むバレンシアもロドリゴはまだ筋肉痛が治らず、ゲデスも足首を負傷したため、攻撃陣が万全ではないんですが、リーガではここ2試合、スコアレスドローが続いているアトレティコ。ほんの数時間でもワンダのファンの前で勝ち点差3の首位に立つお隣さんと並べる結果を出せるといいのですが。
そして土曜の午後6時30分からはコリセウム・アルフォンソ・ペレスでヘタフェとレガネスが弟分ダービーに挑むんですが、両チームにはスペインA代表選手はいないものの、今回はU21の2人に明暗が。というのもヘタフェのククレジャが、バルサの16才の新鋭、アンス・ファティがとうとうデビューした2021ユーロ予選のモンテネグロ戦で0-2の勝利に貢献するゴールを挙げてきたのと対照的に、レガネスのオスカルはケガで参加できず。幸い、1カ月前に肝膿瘍を患ったGKクエジェルと共にペジェクリーノ監督はこの試合には出場できると言っていましたが、とにかく今のレガネスは現在勝ち点2しかなく、今季未勝利で最下位という崖っぷちにいますからね。
いまだにエン・ネシリもゴールを挙げておらず、守備も綻びがちな彼らですが、そんな状態でも当日は忠実なファン、800人が隣町のスタジアムまで応援に駆けつけてくれるのは心の支えになる?逆に前節、12位まで順位を上げたヘタフェではアランバリが回復。ホルヘ・モリーナ、マタ、アンヘルの30代FWトリオも2週間、英気を養うことができたため、このダービーだけでなく、木曜のELバーゼル戦に向けても準備バッチリなんじゃないでしょうか。
一方、土曜午後9時(日本時間翌午前4時)から、サン・モシュでマジョルカと対戦するマドリーはどんな様子かというと、いやあ、あちらはまたケガ人が増えて大変なんですよ。というのもウェールズvsクロアチア戦で顔を合わせたベイルとモドリッチが揃って負傷して帰ってきたからで、そこへバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場でずっとトレーニングしていたルーカス・バスケスまでふくらはぎを痛めてしまい、代表戦週間直前のグラナダ戦で太ももをケガしたクロースもまだ回復していないから。とりわけ厳しいのは中盤でカセミロもバルベルデもそれぞれ、ブラジル、ウルグアイ代表の親善試合で長旅から帰って来たばかりとなれば、来週火曜にはCLガラタサライ戦も控えているだけにジダン監督もやりくりが大変かと。
いえ、今週はドーハでAI関連の会合に出席した折り、当地でケガのリハビリ中だったポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)と話しているところをスクープされた当人はあくまで楽観的で、「この2試合の後、クラシコだってできただろう。Nosotros estamos listos para jugar los tres partidos/ノソトロス・エスタモス・リストス・パラ・フガール・ロス・トレス・パルティードス(ウチは3試合、プレーする準備ができているよ)」と言っていましたけどね。来週末だったビッグマッチが12月まで延期されれば、その頃にはケガ人の多数も治っているはずですし、どうやら今回はツキが彼らに味方した?
といってもまずは、レンタル移籍している久保建英選手も出場できるマジョルカ戦を乗り越えないといけませんけどね。ちなみに金曜にはマルカ(スポーツ紙)に日本代表のモンゴル戦では出番がなく、タジキスタン戦で4分プレーしただけで戻って来た彼のロングインタビューが掲載され、当人はこのマドリー戦では、「Creo que tengo que demostrar la razón por la que vine al Mallorca en vez de quedarme en el Castilla/クレオ・ケ・テンゴ・ケ・デモストラール・ラ・ラソン・ポル・ラ・ケ・ビネ・アル・マジョルカ・エン・ベス・デ・ケダールメ・エン・エル・カスティージャ(RMカスティージャに留まる代わりにマジョルカに行った理由を示さないといけないと思う)」とのこと。
2部Bの下部組織ではなく、1部チームでの修行を選んだことが正しかったと証明する気満々でしたが、現在、降格圏の18位にいるチームも切実に勝ち点を必要としているのも確かですからね。折しもクラシコのなくなった26日にはマジョルカがブタルケでのレガネス戦でマドリッドにやって来ますし、それを考えると、いきなり彼らに強くなられても私としては困ってしまうんですが、それはそれ。とりあえず、今は久保選手のリーガ初ゴールを期待しています。
ところが最初の案であった順番を入れ替え、サンティアゴ・ベルナベウでクラシコ開催というのが両クラブに断られたため、12月18日の水曜にやるという話が出てきたものの、視聴率を重んじるTV関係者はいい顔をせず。そこでリーガ協会は、その日にはコパ・デル・レイ初ラウンド2ndレグ(まだリーガ1部チームは出ない)があるから、12月7日の土曜にしようと言いだしたんですが、いや、そこって元々、16節のバルサvsマジョルカ戦、マドリーvsエスパニョール戦が入っていない?
ちなみにその16節については、昨季もジローナvsバルサ戦をアメリカで開催しようとしてスペイン・サッカー協会の猛反対に遭い、企画倒れに終わったという前例がありながら、ラ・セラミカで対戦予定のビジャレアルとアトレティコがマイアミでプレーしたいという意向をリーガに表明。もちろん、それが実現したりしたら、両チームのファンにとっては大ごとなんですが、毎年世界各地から、一目見ようと観光客も大勢やって来る天下のクラシコの日程となると、その影響たるや比べようもありませんって。とりあえず、競技委員会はバルサとマドリーに対し、来週月曜までに開催日を確定するようにと命じ、両チームは12月18日で合意したようですが、本当にこれで決まりなんでしょうかねえ。
それどころか、何とか代表での名誉挽回をしたいデ・ヘアが奮闘。加えてチアゴがせっかくのチャンスに個人技に走ってしまったのもあって、前半を0-0で終了した後、この日は後半5分に敵に先制されてしまったんですよ。ええ、ベリ(クラスノダール)の強烈ヘッドを弾き、フォルスベリ(ライプツィヒ)のシュートも弾いたデ・ヘアも最後は再びベリに頭で決められてしまったんですが、いやまったく。情けないのはそれより、たった1点を返すため、代表合宿中、ずっと足に痛みを抱え、フレンズ・アレナでの前日練習では早退していたロドリゴ(バレンシア)を20分には投入しなければならなかったことかと。
いえ、「yo sabía que podía aguantar los últimos minutos/ジョ・サビア・ケ・ポディア・アグアンタール・ロス・ウルティモス・ミヌートス(最後の数分なら耐えられることを自分は知っていた)」と言っていた当人はいよいよ、試合も大詰め、ロスタイム2分にはCKからファビアン・ルイス(ナポリ)が撃ったシュートの軌道をゴール前で変え、同点弾を挙げるお手柄だったんですけどね。もちろん、ノルウェイ戦と真逆で土壇場に追いつかれるのではなく、追いつくのは気分のいい終わり方だったと思いますが、これでスペインは2試合連続引き分け。それでも本大会出場が確定する勝ち点1はゲットできたとはいえ、他の予選グループにはベルギーやイタリアなど、8試合全勝と驀進しているチームがあるとなれば、来年6月のユーロで彼らがかつての輝きを取り戻せるという希望を抱く状態には程遠い?
その理由はとにかく、この日はいい働きを見せたものの、太ももを痛めてケパ(チェルシー)と途中交代となったデ・ヘアのどちらが正GKとなるのか、ラモスとのCBコンビも結局、一時はもう招集されないんじゃないかと思われていた34才のベテラン、アルビオル(ビジャレアル)になるのか、中盤もブスケツ(バルサ)の衰えが目立つ中、後継者と目されているロドリ(マンチェスター・シティ)はまだ成長過程。以前から懸念の前線もゴール不足が顕著といった複数の懸念材料があるせいなんですけどね。6月からルイス・エンリケ監督を引き継いだモレノ監督もアシスタント経験は長いものの、自身がエリートチームを率いたことがないため、最近では選手選考や采配に疑問が呈されたりもしているんですが、こればっかりはねえ。
今回は負傷やリハビリ明けで呼ばれなかったパコ・アルカセル(ドルトムント)やイスコ(マドリー)、ジョルディ・アルバ(バルサ)といった辺りが戻って来れば、少しは変わってくれるんじゃないかと思いますが、それを確かめられるのは11月の代表戦。予選突破はしたものの、まだ首位は確定していない彼らは15日にカディス(スペイン南部のビーチリゾート)のラモン・デ・カランサでマルタ戦、18日にはワンダ・メトロポリターノでルーマニア戦に挑むため、ここは消化試合と侮らず、注意して見ていきたいかと。それこそ予選最終戦はアトレティコのホーム開催でもありますし、今回のようにサウールだけの1人参加ではなく、モラタやジエゴ・コスタの顔も見られたら、客の入りもよくなるかもしれませよ。
え、それでその2人も含め、木曜にはモンテネグロからケガをして帰ってきたサビッチ以外、9人の各国代表選手たちもマハダオンダ(マドリッド近郊)の練習場でのセッションに参加したアトレティコのリーガ戦再開に向けての準備は進んでいるのかって?そうですね、来週は火曜にCLレバークーゼン戦もあることから、先発ローテーションも十分考えられるんですが、今のところ、可能性が高いのはイングランド代表で2試合プレーしてきたトリッピアーをアリアスにする程度。
何せ、土曜午後4時(日本時間翌午前1時)からのは相手は、いくらここ4年間、リーガで6勝3分けのお得意様とはいえ、上位候補のバレンシアとなれば、用心深いシメオネ監督が守備陣のレベルを落として、スロベニアの代表戦ではマケドニア、オーストリアに連敗。今回もユーロ出場が難しくなったGKオブラクを更に嘆かせるような仕打ちはしないかと。その一方で来週はやはりCLでリールに挑むバレンシアもロドリゴはまだ筋肉痛が治らず、ゲデスも足首を負傷したため、攻撃陣が万全ではないんですが、リーガではここ2試合、スコアレスドローが続いているアトレティコ。ほんの数時間でもワンダのファンの前で勝ち点差3の首位に立つお隣さんと並べる結果を出せるといいのですが。
そして土曜の午後6時30分からはコリセウム・アルフォンソ・ペレスでヘタフェとレガネスが弟分ダービーに挑むんですが、両チームにはスペインA代表選手はいないものの、今回はU21の2人に明暗が。というのもヘタフェのククレジャが、バルサの16才の新鋭、アンス・ファティがとうとうデビューした2021ユーロ予選のモンテネグロ戦で0-2の勝利に貢献するゴールを挙げてきたのと対照的に、レガネスのオスカルはケガで参加できず。幸い、1カ月前に肝膿瘍を患ったGKクエジェルと共にペジェクリーノ監督はこの試合には出場できると言っていましたが、とにかく今のレガネスは現在勝ち点2しかなく、今季未勝利で最下位という崖っぷちにいますからね。
いまだにエン・ネシリもゴールを挙げておらず、守備も綻びがちな彼らですが、そんな状態でも当日は忠実なファン、800人が隣町のスタジアムまで応援に駆けつけてくれるのは心の支えになる?逆に前節、12位まで順位を上げたヘタフェではアランバリが回復。ホルヘ・モリーナ、マタ、アンヘルの30代FWトリオも2週間、英気を養うことができたため、このダービーだけでなく、木曜のELバーゼル戦に向けても準備バッチリなんじゃないでしょうか。
一方、土曜午後9時(日本時間翌午前4時)から、サン・モシュでマジョルカと対戦するマドリーはどんな様子かというと、いやあ、あちらはまたケガ人が増えて大変なんですよ。というのもウェールズvsクロアチア戦で顔を合わせたベイルとモドリッチが揃って負傷して帰ってきたからで、そこへバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場でずっとトレーニングしていたルーカス・バスケスまでふくらはぎを痛めてしまい、代表戦週間直前のグラナダ戦で太ももをケガしたクロースもまだ回復していないから。とりわけ厳しいのは中盤でカセミロもバルベルデもそれぞれ、ブラジル、ウルグアイ代表の親善試合で長旅から帰って来たばかりとなれば、来週火曜にはCLガラタサライ戦も控えているだけにジダン監督もやりくりが大変かと。
いえ、今週はドーハでAI関連の会合に出席した折り、当地でケガのリハビリ中だったポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)と話しているところをスクープされた当人はあくまで楽観的で、「この2試合の後、クラシコだってできただろう。Nosotros estamos listos para jugar los tres partidos/ノソトロス・エスタモス・リストス・パラ・フガール・ロス・トレス・パルティードス(ウチは3試合、プレーする準備ができているよ)」と言っていましたけどね。来週末だったビッグマッチが12月まで延期されれば、その頃にはケガ人の多数も治っているはずですし、どうやら今回はツキが彼らに味方した?
といってもまずは、レンタル移籍している久保建英選手も出場できるマジョルカ戦を乗り越えないといけませんけどね。ちなみに金曜にはマルカ(スポーツ紙)に日本代表のモンゴル戦では出番がなく、タジキスタン戦で4分プレーしただけで戻って来た彼のロングインタビューが掲載され、当人はこのマドリー戦では、「Creo que tengo que demostrar la razón por la que vine al Mallorca en vez de quedarme en el Castilla/クレオ・ケ・テンゴ・ケ・デモストラール・ラ・ラソン・ポル・ラ・ケ・ビネ・アル・マジョルカ・エン・ベス・デ・ケダールメ・エン・エル・カスティージャ(RMカスティージャに留まる代わりにマジョルカに行った理由を示さないといけないと思う)」とのこと。
2部Bの下部組織ではなく、1部チームでの修行を選んだことが正しかったと証明する気満々でしたが、現在、降格圏の18位にいるチームも切実に勝ち点を必要としているのも確かですからね。折しもクラシコのなくなった26日にはマジョルカがブタルケでのレガネス戦でマドリッドにやって来ますし、それを考えると、いきなり彼らに強くなられても私としては困ってしまうんですが、それはそれ。とりあえず、今は久保選手のリーガ初ゴールを期待しています。
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