五輪金メダリストのキャスター・セメンヤが母国クラブに入団!
2019.09.06 19:00 Fri
南アフリカの女子中距離選手であるキャスター・セメンヤ(28)が、母国のJVWに入団することが5日に発表された。
これまでオリンピックではロンドン大会やリオ・デ・ジャネイロ大会、世界陸上でも3大会において800mで金メダルを獲得してきたセメンヤ。しかし、その圧倒的なスピードと男性的な容姿から性別疑惑がかけられ、2009年に国際陸上競技連盟(IAAF)が行った調査の結果、セメンヤが通常の女性の3倍以上のテストステロン(男性ホルモンの一種)を分泌していることが判明した。
その後、IAAFは2018年4月に「テストステロン値が高い女性の出場資格を制限する」という新規定を発表。現在セメンヤ側はこの規定を承認したスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴中となっている。
そんな中で発表された今回のニュース。JVWは南アフリカのハウテン州ベッドフォードビューに本拠を置く女子サッカークラブで、2013年に創設され、2014年に南アフリカサッカー協会に加盟。現在は国内トップリーグで戦っているチームだ。
セメンヤは「この機会に感謝しています。チームからの愛とサポートも本当に嬉しく思います。この新しい旅を楽しみにし、出来る限りこのクラブに貢献できることを願っています」と公式サイトでコメント。
今月9月から10月にかけて行われるドーハでの世界陸上には参加しない姿勢を示しているセメンヤが、新たな挑戦として幼少期から好きだったというフットボールの世界に足を踏み入れた。
これまでオリンピックではロンドン大会やリオ・デ・ジャネイロ大会、世界陸上でも3大会において800mで金メダルを獲得してきたセメンヤ。しかし、その圧倒的なスピードと男性的な容姿から性別疑惑がかけられ、2009年に国際陸上競技連盟(IAAF)が行った調査の結果、セメンヤが通常の女性の3倍以上のテストステロン(男性ホルモンの一種)を分泌していることが判明した。
そんな中で発表された今回のニュース。JVWは南アフリカのハウテン州ベッドフォードビューに本拠を置く女子サッカークラブで、2013年に創設され、2014年に南アフリカサッカー協会に加盟。現在は国内トップリーグで戦っているチームだ。
セメンヤは「この機会に感謝しています。チームからの愛とサポートも本当に嬉しく思います。この新しい旅を楽しみにし、出来る限りこのクラブに貢献できることを願っています」と公式サイトでコメント。
なお、今夏の移籍市場はすでに終わっているため、セメンヤのデビューは来年になるとのこと。
今月9月から10月にかけて行われるドーハでの世界陸上には参加しない姿勢を示しているセメンヤが、新たな挑戦として幼少期から好きだったというフットボールの世界に足を踏み入れた。
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