財政難で破産のボルトン、買い取り手が決定…残すは売買契約の締結
2019.07.02 14:05 Tue
財政難により破産したボルトン・ワンダラーズの買い取り手が決まった。クラブが公式声明を出した。
かつては、西澤明訓や中田英寿、宮市亮など日本人選手も所属したボルトン。2000年代初頭はサム・アラダイス監督に率いられ、プレミアリーグでも個性的なタレントで構成されたチームで結果を残していたが、2011-12シーズンを最後にチャンピオンシップに降格。そこからはプレミアリーグに復帰することもなく、財政難に苦しんでいた。
同クラブの元オーナー、故エドウィン・デイビーズ氏や元ワトフォードのオーナーであるローレンス・バッシーニ氏がボルトンに出資したものの財政難は回復せず、今年5月に破産申請をしていた。
ボルトンの声明によると、「Football Ventures (Whites) Limited」がクラブの買収先の優先入札者として承認されたとのこと。チームを立て直すためのスタートが切れることとなりそうだ。
チームを管理していたデイビッド・ルビン&パートナーズのポール・アップルトン氏はクラブを通じてコメントしている。
「フットボール・ベンチャーズはかなりのマージンで最高のオファーを出してくれました。また、プロセスの要件を満たすための確実な証明と資金源を示してくれました」
「彼らはまた、クラブにとっての最低2年間の事業計画の実行可能性を示すことができました。これが最も重要なことでした」
「基本合意書にもサインされたことで、今度は売買契約と取引の完了に向けて動きます」
ボルトンは2019-20シーズンはリーグ1(イングランド3部)で戦うことが決定。さらに、破産の影響で勝ち点12をマイナスされてのシーズンスタートとなる。
かつては、西澤明訓や中田英寿、宮市亮など日本人選手も所属したボルトン。2000年代初頭はサム・アラダイス監督に率いられ、プレミアリーグでも個性的なタレントで構成されたチームで結果を残していたが、2011-12シーズンを最後にチャンピオンシップに降格。そこからはプレミアリーグに復帰することもなく、財政難に苦しんでいた。
同クラブの元オーナー、故エドウィン・デイビーズ氏や元ワトフォードのオーナーであるローレンス・バッシーニ氏がボルトンに出資したものの財政難は回復せず、今年5月に破産申請をしていた。
チームを管理していたデイビッド・ルビン&パートナーズのポール・アップルトン氏はクラブを通じてコメントしている。
「我々は包括的な入札プロセスを実施しました。関係者全員にクラブに対する最善の最終オファーの機会を与えられました」
「フットボール・ベンチャーズはかなりのマージンで最高のオファーを出してくれました。また、プロセスの要件を満たすための確実な証明と資金源を示してくれました」
「彼らはまた、クラブにとっての最低2年間の事業計画の実行可能性を示すことができました。これが最も重要なことでした」
「基本合意書にもサインされたことで、今度は売買契約と取引の完了に向けて動きます」
ボルトンは2019-20シーズンはリーグ1(イングランド3部)で戦うことが決定。さらに、破産の影響で勝ち点12をマイナスされてのシーズンスタートとなる。
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