ミラン、ケシエのドッピエッタで4連勝も追撃及ばず…今季5位フィニッシュに《セリエA》
2019.05.27 05:45 Mon
セリエA最終節のSPALvsミランが26日にスタディオ・パオロ・マッサが26日に行われ、アウェイのミランが3-2で勝利した。
18分、右サイド深くでボールを持ったケシエからのグラウンダーの折り返しをボックス中央のチャルハノールが見事な右足のダイレクトシュートでゴール左隅に流し込んだ。
幸先よく先制に成功したミランだが、直後にはゴールキックの際に足を痛めたGKドンナルンマがプレー続行不可能となり、GKレイナが緊急投入される。このアクシデントで嫌な空気が流れるが、23分にはリカルド・ロドリゲスからの縦パスが相手にディフレクトしたボールがボックス右のケシエに繋がると、スムーズな切り返しから強烈な左足のシュートがゴール左隅に決まった。
迎えた後半、立ち上がりにセットプレー流れでファレスに際どいシーンを作られるなど、ややバタ付いた入りを見せたミラン。すると、53分には再びセットプレーの流れから右サイドでチアゴ・ランジェウが入れたクロスをファレスに頭で叩き込まれてしまい、痛恨の同点ゴールを献上した。
他会場の経過を受けてこのままでは5位フィニッシュとなってしまうミランは63分にアバーテを下げてクトローネを投入。ボリーニを右サイドバックに下げて猛攻に打って出る。
すると66分、右サイドからのクロスに対してチアゴ・ランジェウと競ったピョンテクが後ろから倒されてPKを獲得。これをキッカーのケシエが冷静に決め切ってミランが勝ち越しに成功する。
その後、ボリーニを下げて右サイドバックのコンティをピッチに送り出して攻守のバランスを整えたミランは、ホームチームの猛攻を何とか凌ぎ切って3-2で勝利。今季を4連勝という形で締め括ったミランだったが、アタランタ、インテルが共に勝利したことで逆転での4位フィニッシュとはならず。今季を期待外れの5位で終えることになった。
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格下相手の3連勝で最終節でのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に望みを繋いだ5位のミラン(勝ち点65)。勝ち点66で並ぶ3位のアタランタ、4位のインテルと勝ち点1差で迎えた運命の最終節では12位のSPALのホームに乗り込んだ。それぞれ負傷とサスペンションのカラブリア、パケタの代役にアバーテ、ボリーニを起用した以外、ベストメンバーを揃えたミランは、立ち上がりからホームチームに襲い掛かる。ピョンテク、ボリーニ、チャルハノールと10分過ぎまでに3本のシュートを浴びせかけると、15分過ぎに先手を奪う。幸先よく先制に成功したミランだが、直後にはゴールキックの際に足を痛めたGKドンナルンマがプレー続行不可能となり、GKレイナが緊急投入される。このアクシデントで嫌な空気が流れるが、23分にはリカルド・ロドリゲスからの縦パスが相手にディフレクトしたボールがボックス右のケシエに繋がると、スムーズな切り返しから強烈な左足のシュートがゴール左隅に決まった。
これで一気にCL出場権獲得に視界が開けたミランだったが、28分には自陣右サイドで与えたFKの場面でムルジャからのクロスボールをヴィカリに頭で合わせられて1点を返される。この失点を機に俄然SPALの勢いが出てくるが、ミランも追加点を与えることなく何とか1点リードで試合を折り返した。
迎えた後半、立ち上がりにセットプレー流れでファレスに際どいシーンを作られるなど、ややバタ付いた入りを見せたミラン。すると、53分には再びセットプレーの流れから右サイドでチアゴ・ランジェウが入れたクロスをファレスに頭で叩き込まれてしまい、痛恨の同点ゴールを献上した。
他会場の経過を受けてこのままでは5位フィニッシュとなってしまうミランは63分にアバーテを下げてクトローネを投入。ボリーニを右サイドバックに下げて猛攻に打って出る。
すると66分、右サイドからのクロスに対してチアゴ・ランジェウと競ったピョンテクが後ろから倒されてPKを獲得。これをキッカーのケシエが冷静に決め切ってミランが勝ち越しに成功する。
その後、ボリーニを下げて右サイドバックのコンティをピッチに送り出して攻守のバランスを整えたミランは、ホームチームの猛攻を何とか凌ぎ切って3-2で勝利。今季を4連勝という形で締め括ったミランだったが、アタランタ、インテルが共に勝利したことで逆転での4位フィニッシュとはならず。今季を期待外れの5位で終えることになった。
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