主力温存のユーベ、ケアンのリーグ4戦連発弾もSPALに逆転負けで8連覇はお預けに…《セリエA》

2019.04.13 23:58 Sat
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ユベントスは13日、セリエA第32節でSPALをホームに迎え、1-2で逆転負けした。
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前節ミラン戦をケアンのリーグ戦3試合連続ゴールで逆転勝利した首位ユベントス(勝ち点84)は、引き分け以上の結果を残せば8連覇決定となる中、1-1の引き分けに持ち込んだチャンピオンズリーグ(CL)・アヤックス戦のスタメンから9選手を変更。ディバラやケアン、負傷明けのクアドラードをスタメンで起用し、21歳のカスタノスと17歳のゴッツィの両若手を先発に抜擢した。残留争い真っ只中の16位SPAL(勝ち点32)に対し、[3-5-2]で臨んだユベントスは2トップにディバラとケアン、中盤アンカーにベンタンクール、インサイドにクアドラードとカスタノス、右サイドにカンセロ、左にスピナッツォーラを配し、3バックの中央にバルザーリ、左にゴッツィ、右にデ・シリオを据えた。
そのユベントスが圧力をかける展開で立ち上がっていくもシュートに持ち込めずにいると、徐々にSPALに攻め込まれるシーンを作られていく。

それでも30分、ノっている新星がゴールをこじ開ける。カンセロのミドルシュートをゴール前のケアンが右足でうまくコースを変え、ネットを揺らした。
ケアンのリーグ戦4試合連続ゴールで先制したユベントスがハーフタイムにかけては流れを掴み、1点をリードして前半を終えた。

迎えた後半、SPALの圧力を受ける展開となったユベントスは開始4分にCKからボニファツィにヘディングシュートを決められ、同点とされてしまう。

その後も押し込まれるユベントスは58分、ムルジャのヘディングシュートでゴールを脅かされるも、GKペリンの守備範囲で助かった。

劣勢のユベントスは61分、存在感を示しきれなかったカスタノスに代えて18歳のカヴィーリャを投入。すると67分、そのカヴィーリャがミドルシュートでGKを強襲した。

さらに69分、ケアンに代えて20歳のマヴィディディを投入したユベントスだったが、74分に逆転される。ボックス内で1対2の局面を作られ、ムルジャのラストパスを受けたフロッカーリにシュートを蹴り込まれた。

このままでは今節での自力優勝ができないユベントスはバルザーリに代えてベルナルデスキを投入。しかし、終盤にかけてもチャンスを作れずに逆転負け。

明日の試合でナポリがキエーボに勝利すると、8連覇は次節以降にお預けとなる。

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