チャンピオンズリーグの変更案にフランスからも懸念の声
2019.04.11 11:50 Thu
フランス・プロサッカーリーグ連盟(LFP)は10日、管理理事会を実施。チャンピオンズリーグ(CL)の変更案に関して、懸念があると発表した。
出場クラブの数は「32」で変わらないものの、グループステージの試合数が現状で「6」のところが「14」に増加。プレミアリーグは、国内リーグのスケジュールに影響を及ぼすとして、「重大な懸念がある」としていた。
LFPはこの変更案に関して、「スポーツの側面と経済的な競争力を脅かす」としており、深刻な懸念があると声明を発表していた。なお、UEFAは、2024-25シーズンからの導入を目指している。
現時点でも代表チームの活動を含めた試合数の多さが懸念となっているサッカー界だけに、よりトップクラブの試合数が増加することになるため、反発は少なくなさそうだ。観る側としては注目の試合が増える可能性があり、楽しみが増えることも考えられるが、どのような結末を迎えるだろうか。
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ヨーロッパサッカー連盟(UEFA)は、先日CLのレギュレーションを変更する案を発表。この発表に関しては、プレミアリーグも懸念が大きすぎると反対の姿勢を明かしていた。今回発表された変更案は、グループステージに関するもの。現行は4チームをA〜Hの8つのグループに分け、ホーム&アウェイの6試合を行うレギュレーションだが、これを8チーム4グループに変更するというものだった。LFPはこの変更案に関して、「スポーツの側面と経済的な競争力を脅かす」としており、深刻な懸念があると声明を発表していた。なお、UEFAは、2024-25シーズンからの導入を目指している。
現状のCLでは、グループステージで「6」、その後の決勝トーナメントで「7」と、最大で13試合を戦うことになるが、変更後はグループステージですでに「14」の試合を行う事となり、試合の増加は避けられない。
現時点でも代表チームの活動を含めた試合数の多さが懸念となっているサッカー界だけに、よりトップクラブの試合数が増加することになるため、反発は少なくなさそうだ。観る側としては注目の試合が増える可能性があり、楽しみが増えることも考えられるが、どのような結末を迎えるだろうか。
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