みんな~日本代表にばかり目を奪われてるとダメですよ【守備編】!? の巻/倉井史也のJリーグ

2019.01.17 18:00 Thu
©︎J.LEAGUE
前回、攻撃でよくない数字が出てるのに別のポジションを補強してオッケーなことがあると書きましたけど、その真相は? え? そんなこと書いてなかった? いえいえ行間に書いてたんですよ。
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ともあれ、まず2018年J1リーグの成績を失点数で並べるとこうなるんです。川 崎 27
FC東京 34
鳥 栖 34
広 島 35
C大阪 38
鹿 島 39
浦 和 39
湘 南 43
G大阪 46
札 幌 48
清 水 48
磐 田 48
神 戸 52
仙 台 54
柏 54
横浜FM 56
名古屋 59
長 崎 59
いやぁ、川崎、すごいですね。攻撃でもトップだし、守備でもトップだし。で、ここで先週とは逆の確率を計算してみます。失点を被シュート数、つまりシュートを浴びた数で割った「失点率」を計算してみると……

湘 南 10.2%
G大阪 10.2%
C大阪 10.8%
鳥 栖 10.8%
広 島 10.9%
札 幌 11.3%
FC東京 11.3%
川 崎 11.5%
浦 和 12.2%
仙 台 13.1%
鹿 島 13.3%
清 水 13.5%
名古屋 13.7%
長 崎 13.9%
柏 14.0%
神 戸 14.3%
横浜FM 14.9%
磐 田 15.5%
つまり、この数字が低いってことは決定的なシュートを打たれた数が少ない、つまりペナルティエリア内で打たれたシュートが少ないってことにかなり近いと思われるわけですな。

で、高いということはペナルティエリアに侵入を許してるってことなんです。そりゃゴール前で味方がバタバタしてたら、攻撃陣と言えども引いて味方を助けちゃうでしょ? だったらそんなに攻撃できませんって。ちゅうことは、一般的に言えば守備を安定させられれば、攻撃がもっと活性化できるってことなんです。おや、あのチームなんかはズバリ当てはまっていませんか?

で、さらにもう一つ考えなきゃいけない指標があるんですけど、おっと、もう紙面が尽きました。ちゅうことでまた来週!!

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