みんな~日本代表にばかり目を奪われてるとダメですよ【攻撃編】!? の巻/倉井史也のJリーグ

2019.01.10 22:30 Thu
©︎J.LEAGUE
いやぁ、日本代表のエンターテイナーぶりが遺憾なく発揮されたトルクメニスタン戦でした。自らピンチを作り、最後はミスした選手が決めるって、まるで映画のよう! これで次のオマーン戦に勝てば、グループ1位でも2位でも選べるようになりますからね。2位のほうが移動や試合日程が楽だし、ホニャララな戦いをしてもポーランド戦があったから非難されるとは思わないし。
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そんな試合の裏、いやいや陰、いやいや、そんな試合を睨みながら、日本では着実にJクラブの補強が進んでるわけですけど、どこに選手獲得のポイントを置いてるかってのは数字で判断することができるんですよ。まずは2018年の得点数
川 崎 57
横浜FM 56
清 水 56
名古屋 52
浦 和 51
鹿 島 50
札 幌 48
柏 47
広 島 47
神 戸 45
仙 台 44
G大阪 41
C大阪 39
FC東京 39
長 崎 39
湘 南 38
磐 田 35
鳥 栖 29
これだけ見ると、いやぁ川崎すごいな、鳥栖FWどうなってんだ、って思っちゃうかもしれないんです。でも、ここにシュート数という概念を持ち込んで、得点数をシュート数で割った「シュート決定率」を見てみると……。

清 水 17.2%
名古屋 16.6%
横浜FM 13.9%
仙 台 13.3%
浦 和 13.3%
鹿 島 13.1%
G大阪 12.8%
川 崎 12.6%
広 島 12.4%
長 崎 12.2%
神 戸 12.2%
FC東京 11.7%
柏 11.6%
湘 南 11.6%
札 幌 11.5%
鳥 栖 10.4%
磐 田 9.9%
C大阪 9.9%
ってことになるんですね。じゃあこれをどう見るかって言うと、シュート決定率が高いってのは、それだけ決定的なチャンスを作ってるってことなんです。これはほぼ、ペナルティエリアに進出してシュートを打ってるかどうかってことなんですね。

つまり、清水はペナルティエリアの中に入るまでシュート打たなすぎ。逆に下位のチームはペナルティエリアに進出する回数が少なすぎ、と言うこともできるんですよ。つまり清水はペナルティエリアの外からバンバンシュートを打てる選手を入れるといいかも! 得点数最下位の鳥栖はラストパスを出せる選手が必要かも! ってことかもしれないんですね。

こんな視点でじゃあどのチームがどういう選手を補強してるか見るとちょっと楽しい。でも、この分析とは違うタイプの選手を補強する場合ってのがあるんです。それは何でかって言いますと……あ、紙面が尽きてしまいました。ではまた次回……!!

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