【プレミア注目プレビュー】年内最後のビッグマッチ! 首位レッズは無敗で新年迎えられるか《リバプールvsアーセナル》
2018.12.29 12:00 Sat
▽プレミアリーグ第20節、リバプールvsアーセナルが日本時間29日26:30にアンフィールドでキックオフされる。前半戦を16勝3分けの無敗で終え、首位で折り返したリバプール(勝ち点51)と、調子下降もトップ4争いに絡む5位のアーセナル(勝ち点38)による年内最後のビッグマッチだ。
▽今月初めのマージーサイド・ダービーを幸運な形で辛勝したリバプールは、以降の5試合では格下相手にいずれも複数得点を奪っての快勝を続け目下リーグ戦8連勝中。直近の2試合でタイトル争いの有力ライバルで昨季王者のマンチェスター・シティ(勝ち点44)がまさかの連敗を喫したことで、2位がトッテナム(勝ち点45)に入れ替わりここからの独走を予想する向きも出てきている。ただ、今節ではアーセナル、新年初戦はシティと前半戦で勝ち切れなかった上位勢との連戦を控えており、ここで躓くようなことがあれば、一気に三つ巴のタイトルレースが熾烈を極めることになる。
▽一方、シティ、チェルシーとの開幕2連戦に連敗して以降、今月半ばまで公式戦22試合無敗と好調を維持してきたアーセナルだが、第17節でサウサンプトン相手に競り負けると、直後の国内カップでも宿敵トッテナムにホームで敗戦。今季2度目の連敗を喫した中、前々節のバーンリー戦では白星を取り戻すも前節のブライトン戦は消化不良のドローに終わり、一時の勢いを失っている印象だ。とはいえ、チーム最大の目標であるチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けてはこれ以上の取りこぼしは許されず、難攻不落のアンフィールドでのアウェイゲームといえども勝ち点3奪取が求められるところだ。
▽11月3日にエミレーツ・スタジアムで行われた第11節での前回対戦は1-1のドロー。ホームのアーセナルが前半から攻勢を見せた中、後半立ち上がりにMFミルナーのゴールでリバプールが先制に成功。その後はリバプールが先制した勢いを維持して主導権を奪い返したものの、後半終盤にFWラカゼットの見事な個人技による同点ゴールでアーセナルが土壇場で追いつき見応えのあった一戦は痛み分けに終わっている。なお、アーセナルはアンフィールドの直近5試合で3敗2分けと5戦勝利がなく、すべての試合で複数失点を喫しており守備改善が勝利のカギになりそうだ。
▽リバプール予想スタメン
DF:アーノルド、ロブレン、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:マネ、ワイナルドゥム、ヘンダーソン、ナビ・ケイタ
FW:サラー、フィルミノ
負傷者:DFジョー・ゴメス、マティプ、アルベルト・モレーノ、MFチェンバレン、ミルナー、FWソランケ
出場停止者:なし
▽システムに関しては[4-3-3]、[4-2-3-1]の可能性もあるが、ニューカッスル戦でフル出場のヘンダーソン、シャキリをベンチに置きファビーニョ、ナビ・ケイタを復帰させ、先日のマンチェスター・ユナイテッド戦で採用したフィルミノ、サラーが縦関係で2トップを組む[4-4-1-1]で戦うと予想する。
▽アーセナル予想スタメン

DF:リヒトシュタイナー、ムスタフィ、パパスタソプーロス、コラシナツ
MF:トレイラ、ジャカ、グエンドウジ
MF:ラムジー、イウォビ
FW:オーバメヤン
負傷者:DFホールディング、ベジェリン、マヴロパノス、モンレアル、MFムヒタリアン、スミス=ロウ、FWウェルベック
出場停止者:なし
▽出場停止者はいない。負傷者に関してはホールディング、ウェルベック、ムヒタリアンの長期離脱組に加えてベジェリン、スミス=ロウが引き続き欠場する見込みだ。
▽システムに関してはコシエルニーかジャカを最終ラインに加えて[3-4-2-1]の布陣を採用する可能性もあるが、リバプール相手に試合勘とコンディションに問題を抱えるコシエルニー、守備が不得手なジャカ起用のリスクはあまりに大きく、4バックと中盤3センターハーフの並びがベターな選択だ。ただ、前線に関してはラカゼットとオーバメヤンを前線に並べる2トップも想定される。
★注目選手
◆リバプール:DFヴィルヒル・ファン・ダイク
▽今回のアーセナル戦ではアジリティに難のあるロブレンとコンビを組む中、スピードと決定力に長けた目下得点王のオーバメヤン、前回対戦でゴールを決めたラカゼットという難敵相手に読みと機動力を生かしたカバーリングで対応したい。また、前回対戦で存在感を放ったセットプレーではきっちりチャンスをモノにしたい。
◆アーセナル:MFグラニト・ジャカ
▽とりわけ、対角線上の味方への高精度のフィード、精度とタイミングの良いショートパスで大きな貢献を果たしている。とはいえ、破壊力を誇るリバプール相手のアウェイゲームでは本来の中盤での起用が濃厚だ。その中でいつも通りの攻撃に絡む仕事を担いつつ、ディフェンス起用を通じて向上した守備力でチームを助けたい。また、戦況次第では再びポジションと役割を変えて攻撃にアクセントを加えたいところだ。
▽今月初めのマージーサイド・ダービーを幸運な形で辛勝したリバプールは、以降の5試合では格下相手にいずれも複数得点を奪っての快勝を続け目下リーグ戦8連勝中。直近の2試合でタイトル争いの有力ライバルで昨季王者のマンチェスター・シティ(勝ち点44)がまさかの連敗を喫したことで、2位がトッテナム(勝ち点45)に入れ替わりここからの独走を予想する向きも出てきている。ただ、今節ではアーセナル、新年初戦はシティと前半戦で勝ち切れなかった上位勢との連戦を控えており、ここで躓くようなことがあれば、一気に三つ巴のタイトルレースが熾烈を極めることになる。
▽一方、シティ、チェルシーとの開幕2連戦に連敗して以降、今月半ばまで公式戦22試合無敗と好調を維持してきたアーセナルだが、第17節でサウサンプトン相手に競り負けると、直後の国内カップでも宿敵トッテナムにホームで敗戦。今季2度目の連敗を喫した中、前々節のバーンリー戦では白星を取り戻すも前節のブライトン戦は消化不良のドローに終わり、一時の勢いを失っている印象だ。とはいえ、チーム最大の目標であるチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けてはこれ以上の取りこぼしは許されず、難攻不落のアンフィールドでのアウェイゲームといえども勝ち点3奪取が求められるところだ。
◆リバプール◆
【4-4-1-1】
【4-4-1-1】
▽リバプール予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:アリソンDF:アーノルド、ロブレン、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:マネ、ワイナルドゥム、ヘンダーソン、ナビ・ケイタ
FW:サラー、フィルミノ
負傷者:DFジョー・ゴメス、マティプ、アルベルト・モレーノ、MFチェンバレン、ミルナー、FWソランケ
出場停止者:なし
▽出場停止者はいない。負傷者に関してはジョー・ゴメス、マティプ、チェンバレンの長期離脱組に加えて、軽傷を抱えるモレーノ、ミルナーに関しても欠場の可能性がある。
▽システムに関しては[4-3-3]、[4-2-3-1]の可能性もあるが、ニューカッスル戦でフル出場のヘンダーソン、シャキリをベンチに置きファビーニョ、ナビ・ケイタを復帰させ、先日のマンチェスター・ユナイテッド戦で採用したフィルミノ、サラーが縦関係で2トップを組む[4-4-1-1]で戦うと予想する。
◆アーセナル◆
【4-3-2-1】
【4-3-2-1】
▽アーセナル予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:レノDF:リヒトシュタイナー、ムスタフィ、パパスタソプーロス、コラシナツ
MF:トレイラ、ジャカ、グエンドウジ
MF:ラムジー、イウォビ
FW:オーバメヤン
負傷者:DFホールディング、ベジェリン、マヴロパノス、モンレアル、MFムヒタリアン、スミス=ロウ、FWウェルベック
出場停止者:なし
▽出場停止者はいない。負傷者に関してはホールディング、ウェルベック、ムヒタリアンの長期離脱組に加えてベジェリン、スミス=ロウが引き続き欠場する見込みだ。
▽システムに関してはコシエルニーかジャカを最終ラインに加えて[3-4-2-1]の布陣を採用する可能性もあるが、リバプール相手に試合勘とコンディションに問題を抱えるコシエルニー、守備が不得手なジャカ起用のリスクはあまりに大きく、4バックと中盤3センターハーフの並びがベターな選択だ。ただ、前線に関してはラカゼットとオーバメヤンを前線に並べる2トップも想定される。
★注目選手
◆リバプール:DFヴィルヒル・ファン・ダイク

Getty Images
▽リバプールの注目プレーヤーはディフェンスリーダーのファン・ダイクだ。シティの躓きもあって前半戦を首位で終えたリバプールの躍進を支えたのが、新守護神アリソンと共にリーグ最少7失点の堅守を牽引するオランダ代表DF。巧さ、速さ、強さ、高さを兼ね備えた万能型センターバックは一対一の強さに加え、コンビを組む相手に合わせ役割を変えるクレバーさも光る。▽今回のアーセナル戦ではアジリティに難のあるロブレンとコンビを組む中、スピードと決定力に長けた目下得点王のオーバメヤン、前回対戦でゴールを決めたラカゼットという難敵相手に読みと機動力を生かしたカバーリングで対応したい。また、前回対戦で存在感を放ったセットプレーではきっちりチャンスをモノにしたい。
◆アーセナル:MFグラニト・ジャカ

Getty Images
▽アーセナルの注目プレーヤーはエメリ監督の柔軟な戦術変更の肝を担うジャカだ。ヴェンゲル前体制ではアンカーや2セントラルMFの一角でプレーしてきたスイス代表だが、エメリ体制では最終ラインの負傷者の影響もあり、左サイドバックに3センターバック、2センターバックの一角とそのビルドアップ能力の高さを評価され、新境地を開拓している。▽とりわけ、対角線上の味方への高精度のフィード、精度とタイミングの良いショートパスで大きな貢献を果たしている。とはいえ、破壊力を誇るリバプール相手のアウェイゲームでは本来の中盤での起用が濃厚だ。その中でいつも通りの攻撃に絡む仕事を担いつつ、ディフェンス起用を通じて向上した守備力でチームを助けたい。また、戦況次第では再びポジションと役割を変えて攻撃にアクセントを加えたいところだ。
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