「CL復帰なら踏みとどまれる」FFPの処分恐れるミラン会長、リーグ4位確保求める

2018.12.22 12:15 Sat
ミランのパオロ・スカローニ会長が、クラブのイベントに出席した際にインタビューに応じ、チームの現状について自身の見解を示した。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が20日、伝えている。

ミランは現在、リーグ戦においてチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位につける。18日のボローニャ戦では、アタランタに敗れた5位ラツィオとのポイント差を広げるチャンスが訪れたが、ゴールレスドローに終わり、好機を十分に生かすことができなかった。ポイント差は現在、2ポイントとなっているが、ミランは今シーズン4位以上でフィニッシュする必要があるようだ。

ミランはFFP(ファイナンシャル・フェアプレー)上、もし2021年6月時点での収支に赤字が出た場合、ヨーロッパのカップ戦への出場を取り消されることになるが、スカローニ会長は、その条件を満たすためにCL出場枠の確保が必要であると強調した。

「ミランの状況はいまいちだが、新たに重要な事実がある。つまり我々が4位につけているということだ。皆さん、4位であることが何を示すかご存知かな?ミランにとって最も重要なことだ。ミランには、CLに復帰してもらう必要があるからね。4位であれば踏みとどまれる。それで十分なんだ」

また『スカイスポーツ』によれば、ミラン会長は「私はミランの新スタジアムについて取り組む。インテルとともに検討していく」と発言。同じくミラノに拠点を置くインテルとともに新スタジアムの構想を練っていく構えを示した。

提供:goal.com

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