ミラン、格下デュドランジュに一時逆転許すもOG2発などで5得点圧勝!決勝T進出へ王手《EL》
2018.11.30 04:52 Fri
▽ミランは29日、ヨーロッパリーグ(EL)・グループF第5節でデュドランジュと対戦し、5-2で勝利した。
▽それでも21分に先制点を挙げる。右サイドからのクロスをイグアインがバックヒールで後ろに流すと、ボックス中央で受けたクトローネが振り向きざまに左足を振り抜きネットを揺らした。
▽快調に試合を進めていたミランだが、39分にCKを与えると、デュドランジュは左CKをシェネルが頭でフリック。ボックス右にいたシュトルツが右足で強烈なシュートをゴール左上に突き刺し、試合は同点で折り返した。
▽だがミランも黙ってはいない。63分にチャンハノールのパスからクトローネがゴールに迫ったミランは66分に、左サイドに流れたチャルハノールが右足でクロスを入れると、これがクトローネと競り合ったステルヴィオの足にわずかに当たってオウンゴール。ミランが同点に追いついた。
▽さらに70分には、高い位置でボールを奪ったミランはイグアインが左サイドから前へ。ボックス手前まで運び、最後はチャルハノールがボックス外ゴール正面から25メートル弾を突き刺しあっという間に逆転した。
▽格下相手にまさかのシーソーゲームを強いられたミランだったが78分には、右サイドのチャルハノールのFKがシェネルのオウンゴールを誘い追加点。スコアを4-2とした。
▽80分にミランはクトローネを下げてボリーニを投入。するとその直後、右サイドから途中出場のスソがクロスを入れると、ゴール前に飛び出したチャルハノールがシュート。これはクロスバーを叩いてしまうが、こぼれ球を拾ったボリーニが冷静に押し込んで5点目を追加。ボリーニは投入後ファーストプレーだった。
▽デュドランジュを意気消沈させるには十分過ぎるゴールを奪ったミラン。一時リードを許したものの、終わってみれば5得点圧勝を収めた。これで決勝トーナメント進出に大きく近づいたミランは最終節でオリンピアコスと対戦する。
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▽第4節を終えた時点で、勝ち点8のベティスを首位にミランとオリンピアコスが勝ち点7で続く混戦となっているグループF。前節ベティスと引き分けたミランはその後のリーグ戦2試合でユベントスとラツィオと対戦し1敗1分け。ここ3試合勝利から遠ざかっている現状だ。▽序盤からミランが押し込んでいく。まずは6分にイグアインがボックス手前から左ポストをかすめるシュートを放っていく。8分にはゴール左下を突いたチャルハノールのシュートがGKにセーブされる。続く9分にも、今度はFKの流れからイグアインが先程と同じ位置からシュートを打つ。枠に飛んでいたものの、デュドランジュGKボンヌフォアに横っ飛びで掻きだされた。▽快調に試合を進めていたミランだが、39分にCKを与えると、デュドランジュは左CKをシェネルが頭でフリック。ボックス右にいたシュトルツが右足で強烈なシュートをゴール左上に突き刺し、試合は同点で折り返した。
▽同点に追いついたデュドランジュの勢いは後半に入っても続いた。49分、ヨルダノフがボックス手前右から放ったシュートは相手に当たってしまうものの、そのこぼれ球を拾ったトゥルペルがボックス右から上手く流し込んで逆転した。
▽だがミランも黙ってはいない。63分にチャンハノールのパスからクトローネがゴールに迫ったミランは66分に、左サイドに流れたチャルハノールが右足でクロスを入れると、これがクトローネと競り合ったステルヴィオの足にわずかに当たってオウンゴール。ミランが同点に追いついた。
▽さらに70分には、高い位置でボールを奪ったミランはイグアインが左サイドから前へ。ボックス手前まで運び、最後はチャルハノールがボックス外ゴール正面から25メートル弾を突き刺しあっという間に逆転した。
▽格下相手にまさかのシーソーゲームを強いられたミランだったが78分には、右サイドのチャルハノールのFKがシェネルのオウンゴールを誘い追加点。スコアを4-2とした。
▽80分にミランはクトローネを下げてボリーニを投入。するとその直後、右サイドから途中出場のスソがクロスを入れると、ゴール前に飛び出したチャルハノールがシュート。これはクロスバーを叩いてしまうが、こぼれ球を拾ったボリーニが冷静に押し込んで5点目を追加。ボリーニは投入後ファーストプレーだった。
▽デュドランジュを意気消沈させるには十分過ぎるゴールを奪ったミラン。一時リードを許したものの、終わってみれば5得点圧勝を収めた。これで決勝トーナメント進出に大きく近づいたミランは最終節でオリンピアコスと対戦する。
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