選手が主審に殴る蹴るの暴行を加え3年間の出場停止処分…伊アマチュアリーグ

2018.11.21 22:00 Wed
イタリアのセコンダ・カテゴリア(8部)に所属するアルメントの選手が主審に暴行を加え、3年7カ月間の出場停止処分を受けた。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数メディアが19日、報じている。

11日に行われたセコンダ・カテゴリアのバジリカータ州ジローネBのアルメント対マテーラ・サッシ戦において、選手が17歳の主審に暴行を加える事件が発生した。選手は主審に対して拳で殴りかかったほか、3度にわたって蹴りを入れたため、試合が中断となった。主審は全治3日間の診断を受けている。

このためスポーツ裁判所は暴行を働いた選手に対し、2021年6月30日までの出場停止処分を命じたほか、試合については没収試合に。結果として、3-0でマテーラ・サッシの勝利を認められている。

なおイタリアでは先日、ローマでも主審がサポーターから暴行を受け、全治10日間のケガを負う事件が発生しており、審判に対する暴力行為が問題となっていた。スポーツにおける暴力の根絶に向けて、今回の処分は厳しいものとなったようだ。


提供:goal.com

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