守備は課題も攻撃陣&ボランチコンビの変化は収穫/日本代表コラム
2018.10.17 23:55 Wed
「選手たちは個の特徴を発揮すること+チームのコンセプトとして一体感を持って戦うところで現段階のバランスは良いですし、良いトライをしてくれています」
▽ウルグアイ代表戦後、森保一監督が記者会見で語った言葉だ。日本代表は、FIFAランキング5位のウルグアイ相手に互角に戦い、4-3で勝利。森保ジャパンは、新体制発足から3連勝を飾った。
▽韓国代表とのアウェイゲームを2-1と落としたウルグアイ。時差ボケや移動の疲労、チームとしてのトレーニング時間の不足など、エクスキューズはあった。そして、日本はホームゲームであり、サポーターもチケットが完売するほど集まった。有利な点は多かったが、4-3で勝利することは予想できなかったはずだ。
▽試合を通じて、個人の良さが出たシーンもあった一方で、ミスも散見。チーム作りの途中ということもあるが、収穫と課題が明確に出た一戦となった。
◆収穫は攻撃陣の躍動
▽持ち味である身体の強さを発揮した大迫は、マッチアップしたDFディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリー)にも競り合いで負けず。背負ってタメを作り、2列目の選手の攻撃参加を促した。一方の南野は、相手とタイミング良く入れ替わるポストプレーを披露。パナマ戦でも見せたターンの上手さを見せた。
▽南野の活躍が刺激となったか、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF堂安律(フローニンヘン)も躍動。堂安は、DF酒井宏樹(マルセイユ)との鮮やかなパス交換から代表初ゴールを記録した。中島はゴールこそなかったが、サイドでの仕掛けやカットインからのシュートで攻撃を活性化。大迫のゴールに繋がるシュートを見せた。
◆最大の収穫は攻守の切り替え
▽堂安の初ゴールは、日本のCKの流れから生まれた。右CKからのクロスがクリアされるが、すぐさま柴崎が拾いダイレクトで前線へ。一旦はFWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)にカットされるが、大きくなったボールを堂安が拾い、酒井とのパス交換からゴールを決めた。
▽また、日本の4点目は真価が発揮されただろう。ウルグアイがカウンターを仕掛けるためにパスを交換しようとしたところ、MF遠藤航(シント=トロイデン)と柴崎が連動。相手ボールを奪うと、柴崎がそのまま一気に南野に縦パスを入れ、堂安がこぼれ球をシュート。GKフェルナンド・ムスレラ(ガラタサライ)が弾いたところを南野が詰めた。
▽コスタリカ戦はMF青山敏弘(サンフレッチェ広島)と遠藤、パナマ戦は青山とMF三竿健斗(鹿島アントラーズ)、そしてウルグアイ戦は柴崎と遠藤がボランチでコンビを組んだ。いずれも補完性を持った2人を並べたが、日本の4点目は攻撃でも持ち味を発揮しつつある遠藤とのバランスを考えた柴崎が、攻撃だけでなく読みを生かした守備面で輝いたシーンだ。
▽クラブでの出場機会が少ない柴崎は、本来のパフォーマンスからは程遠く、目立つプレーは少なかったが、前線の若手3人、そしてコンビを組んだ遠藤を活かすためのプレーを見せたことは、チームとして収穫だったと言える。個の良さがチームに繋がるという点は、森保監督が目指す形の1津と言えるだろう。
◆課題は明確…守備の向上
▽失点には絡まなかったが、前半から右サイドバックの酒井とDF三浦弦太(ガンバ大阪)の間のスペースをウルグアイに使われていた。ゴールこそ決まらなかったが、ウルグアイが本来の力を持っていたらどうなっていたか分からないし、今回遠征に不参加だったFWルイス・スアレス(バルセロナ)がいたら、失点に繋がっていただろう。
▽メンバーが変わったことで、連携面が不足している点はある。また、世界の舞台での経験値が三浦に足りないことも影響しただろう。2点目のバックパスの判断ミスも同様だ。カバーニが残っていることが目に入っていなかった。後方でパスを回す際に、安易にGKまでボールを戻してしまったこと。MFルーカス・トレイラ(アーセナル)が前線からプレスをかけていたこともあったが、判断力は鍛える必要がありそうだ。
▽1失点目はセットプレーから。ファーサイドに振られて、折り返しを決められてしまった。MFガストン・ペレイロ(PSV)に決められてしまった。ワールドカップでのベルギー戦でも見られたように、ファーサイドに振られて高さを使われることは日本が苦手としているパターン。世界と戦う上では、改善が必要となるだろう。
▽そして最も良くなかったのは3失点目だ。オープンな展開となった中、ウルグアイのカウンターが発動。しかし、日本は数的同数であったため、守り切ることも可能だったはずだ。カバーニにボールが入った際、対応したDF吉田麻也(サウサンプトン)はDF長友佑都(ガラタサライ)に指示。しかし、左サイドに開いていたホナタン・ロドリゲスを誰も見ておらず、三浦もカバーニを警戒。結果、フリーでクロスを送られて失点した。
▽三浦個人だけの責任ではない。チームとしての守り方の問題であり、数的同数でありながら、パスを通され、しっかりと決められしまったことをどう対応するか。細部を詰める時間はあまりなかったとは言うものの、来年1月のアジアカップまでには守備面の改善を期待したい。
◆それでも期待値の高いチームに
▽しかし、本調子でなかったとはいえ、しっかりと守備を作るウルグアイに4得点を奪えたことは、大きな変化と言えるだろう。ミドルシュートのこぼれ球から2点を決めたことも、これまでの日本代表ではあまり見られなかったパターンだ。攻撃面は、大いに期待できる。
▽守備面に関しては、GKが代表チームとしての経験値の低さもあるだろう。連係が重要になってくるだけに、酒井、吉田、長友とワールドカップ組が入っても3失点を喫した。11月の合宿では、攻撃面だけでなく、守備面にも手をつけてもらいたい。
▽勝ったことを喜ぶだけでなく、しっかりと課題を見つけることが今は重要だ。本番であるアジアカップまでに、個人がクラブでどのように成長、変化するかが代表チームの強化となる。そして、合宿に集まった際には、しっかりとチームとして戦い方を落とし込むこと。その戦い方を発揮するためにも、各選手には自らを磨き上げて、1カ月後の活動に繋げてもらいたい。
《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》
▽ウルグアイ代表戦後、森保一監督が記者会見で語った言葉だ。日本代表は、FIFAランキング5位のウルグアイ相手に互角に戦い、4-3で勝利。森保ジャパンは、新体制発足から3連勝を飾った。
▽韓国代表とのアウェイゲームを2-1と落としたウルグアイ。時差ボケや移動の疲労、チームとしてのトレーニング時間の不足など、エクスキューズはあった。そして、日本はホームゲームであり、サポーターもチケットが完売するほど集まった。有利な点は多かったが、4-3で勝利することは予想できなかったはずだ。
◆収穫は攻撃陣の躍動

Getty Images
▽ウルグアイ戦で最も大きな収穫は4得点を奪った攻撃陣だ。特に2得点を記録したMF南野拓実(ザルツブルク)の活躍は圧巻だった。9月のコスタリカ代表戦、そして先日のパナマ代表戦でもゴールを決めた南野は、3試合で4得点を記録。日本の攻撃陣をけん引している。▽パナマ戦、ウルグアイ戦と縦関係でコンビを組んだのはロシア・ワールドカップでもゴールを決めているFW大迫勇也(ブレーメン)だ。日本代表を1トップで支えてきた大迫との関係は良好。タイプの違う2人が前後を入れ替わることで、相手DFの対応に混乱をもたらせた。
▽持ち味である身体の強さを発揮した大迫は、マッチアップしたDFディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリー)にも競り合いで負けず。背負ってタメを作り、2列目の選手の攻撃参加を促した。一方の南野は、相手とタイミング良く入れ替わるポストプレーを披露。パナマ戦でも見せたターンの上手さを見せた。
▽南野の活躍が刺激となったか、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF堂安律(フローニンヘン)も躍動。堂安は、DF酒井宏樹(マルセイユ)との鮮やかなパス交換から代表初ゴールを記録した。中島はゴールこそなかったが、サイドでの仕掛けやカットインからのシュートで攻撃を活性化。大迫のゴールに繋がるシュートを見せた。
◆最大の収穫は攻守の切り替え

Getty Images
▽前線の選手が4得点を奪ったが、それ以上の収穫は攻守の切り替えだろう。堂安のゴール、そして、南野の2点目に繋がったMF柴崎岳(ヘタフェ)のプレーは特筆すべきとも言える。その他にも、大迫のゴールに繋がった堂安の守備、さらには終盤のCKのシーンでの戻りなども同じだ。▽堂安の初ゴールは、日本のCKの流れから生まれた。右CKからのクロスがクリアされるが、すぐさま柴崎が拾いダイレクトで前線へ。一旦はFWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)にカットされるが、大きくなったボールを堂安が拾い、酒井とのパス交換からゴールを決めた。
▽また、日本の4点目は真価が発揮されただろう。ウルグアイがカウンターを仕掛けるためにパスを交換しようとしたところ、MF遠藤航(シント=トロイデン)と柴崎が連動。相手ボールを奪うと、柴崎がそのまま一気に南野に縦パスを入れ、堂安がこぼれ球をシュート。GKフェルナンド・ムスレラ(ガラタサライ)が弾いたところを南野が詰めた。
▽コスタリカ戦はMF青山敏弘(サンフレッチェ広島)と遠藤、パナマ戦は青山とMF三竿健斗(鹿島アントラーズ)、そしてウルグアイ戦は柴崎と遠藤がボランチでコンビを組んだ。いずれも補完性を持った2人を並べたが、日本の4点目は攻撃でも持ち味を発揮しつつある遠藤とのバランスを考えた柴崎が、攻撃だけでなく読みを生かした守備面で輝いたシーンだ。
▽クラブでの出場機会が少ない柴崎は、本来のパフォーマンスからは程遠く、目立つプレーは少なかったが、前線の若手3人、そしてコンビを組んだ遠藤を活かすためのプレーを見せたことは、チームとして収穫だったと言える。個の良さがチームに繋がるという点は、森保監督が目指す形の1津と言えるだろう。
◆課題は明確…守備の向上

Getty Images
▽4得点を奪った一方で、コンディションが最高ではないウルグアイに3失点を喫した。勝ったことを素直に喜び切れない失点は、その数よりも内容に課題を感じた。▽失点には絡まなかったが、前半から右サイドバックの酒井とDF三浦弦太(ガンバ大阪)の間のスペースをウルグアイに使われていた。ゴールこそ決まらなかったが、ウルグアイが本来の力を持っていたらどうなっていたか分からないし、今回遠征に不参加だったFWルイス・スアレス(バルセロナ)がいたら、失点に繋がっていただろう。
▽メンバーが変わったことで、連携面が不足している点はある。また、世界の舞台での経験値が三浦に足りないことも影響しただろう。2点目のバックパスの判断ミスも同様だ。カバーニが残っていることが目に入っていなかった。後方でパスを回す際に、安易にGKまでボールを戻してしまったこと。MFルーカス・トレイラ(アーセナル)が前線からプレスをかけていたこともあったが、判断力は鍛える必要がありそうだ。
▽1失点目はセットプレーから。ファーサイドに振られて、折り返しを決められてしまった。MFガストン・ペレイロ(PSV)に決められてしまった。ワールドカップでのベルギー戦でも見られたように、ファーサイドに振られて高さを使われることは日本が苦手としているパターン。世界と戦う上では、改善が必要となるだろう。
▽そして最も良くなかったのは3失点目だ。オープンな展開となった中、ウルグアイのカウンターが発動。しかし、日本は数的同数であったため、守り切ることも可能だったはずだ。カバーニにボールが入った際、対応したDF吉田麻也(サウサンプトン)はDF長友佑都(ガラタサライ)に指示。しかし、左サイドに開いていたホナタン・ロドリゲスを誰も見ておらず、三浦もカバーニを警戒。結果、フリーでクロスを送られて失点した。
▽三浦個人だけの責任ではない。チームとしての守り方の問題であり、数的同数でありながら、パスを通され、しっかりと決められしまったことをどう対応するか。細部を詰める時間はあまりなかったとは言うものの、来年1月のアジアカップまでには守備面の改善を期待したい。
◆それでも期待値の高いチームに

Getty Images
▽アジアカップまで残された試合は2試合。11月に行われるベネズエラ代表戦、キルギス代表戦だ。攻撃面では、これまでにない期待が持てる日本代表。特に2列目の3選手の連係とゴールへの意欲は評価すべきものだ。しかし、勢いに乗っていると言う見方もできなくはない。▽しかし、本調子でなかったとはいえ、しっかりと守備を作るウルグアイに4得点を奪えたことは、大きな変化と言えるだろう。ミドルシュートのこぼれ球から2点を決めたことも、これまでの日本代表ではあまり見られなかったパターンだ。攻撃面は、大いに期待できる。
▽守備面に関しては、GKが代表チームとしての経験値の低さもあるだろう。連係が重要になってくるだけに、酒井、吉田、長友とワールドカップ組が入っても3失点を喫した。11月の合宿では、攻撃面だけでなく、守備面にも手をつけてもらいたい。
▽勝ったことを喜ぶだけでなく、しっかりと課題を見つけることが今は重要だ。本番であるアジアカップまでに、個人がクラブでどのように成長、変化するかが代表チームの強化となる。そして、合宿に集まった際には、しっかりとチームとして戦い方を落とし込むこと。その戦い方を発揮するためにも、各選手には自らを磨き上げて、1カ月後の活動に繋げてもらいたい。
《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》
日本の関連記事
|
|
日本の人気記事ランキング
1
日本代表が離脱の南野拓実の代役にオナイウ阿道を追加招集、フランス2部で現在2試合連続ゴール中で背番号は南野の「10」に
日本サッカー協会(JFA)は4日、トゥールーズのFWオナイウ阿道を日本代表に追加招集することを発表した。背番号は「10」を付ける。 日本代表は2日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオマーン代表戦で0-1と敗戦。中国代表戦を戦うため、カタールへと移動した。 オマーン戦を負傷欠場していたMF南野拓実(リバプール)がケガのためそのまま離脱。攻撃陣が手薄となっていた。 なお、DF板倉滉(シャルケ)、DF酒井宏樹(浦和レッズ)に続いて3人目の離脱となっていた。 オナイウは今シーズンの明治安田生命J1リーグで20試合に出場し12得点を記録。夏にリーグ・ドゥ(フランス2部)のトゥールーズへと完全移籍すると、6試合で2ゴールを記録。2試合連続ゴール中と好調を維持していた。 2021.09.04 22:05 Sat2
「まさに死闘ってカンジ」歴史に残るバーレーンとの4-3の激闘!2004年大会プレイバックに反響「このゴールで中澤佑二に惚れた」
31日、日本代表はアジアカップ2023のラウンド16でバーレーン代表と対戦する。 過去の対戦成績は日本の8勝2敗となっているが、アジアカップの舞台で最後に対戦したのは2004年の中国大会での準決勝。記憶に残る激闘だった。 MF小野伸二、FW高原直泰ら当時の主力選手が欠場していた当時の日本は、開催国の中国サポーターにブーイングを浴びせられながらも決勝トーナメントに進出すると、準々決勝ではPK戦途中でのサイド変更とGK川口能活の神がかり的なセーブが印象深いヨルダン代表戦に勝利し、準決勝でバーレーンと対戦した。 しかし、バーレーン戦では開始6分に先制ゴールを許すと、40分にはMF遠藤保仁が不可解な判定で一発退場。日本はビハインドの状況で数的不利を負ってしまった。 数的不利の状況でもMF中田浩二とFW玉田圭司のゴールで逆転した日本だったが、その後2失点。2-3と1点ビハインドで試合終盤を迎えた。 それでも日本は最後まで諦めず。DFも攻めあがって同点ゴールを狙うと、90分にDF中澤佑二が値千金の同点ゴール。不屈の精神で同点に追いつくと、延長前半には玉田の独走ゴールが決まり、4-3で激闘を制していた。 なんとか決勝に進出した日本は、決勝で中国代表を撃破。見事に大会連覇を成し遂げていた。 久しぶりの対戦を前に『DAZN』は当時の試合映像をプレイバック。SNS上のファンも「このゴールで中澤佑二に惚れた」、「バーレーン戦といえばこの試合よな」、「痺れたね、玉田」、「まさに「死闘」ってカンジだった!」、「2004の大会は激熱だった」と当時を思い返している。 ベスト8を懸けた一戦は、31日の20時30分にキックオフ。『DAZN』で視聴が可能だ。 <span class="paragraph-title">【動画】当時の記憶が蘇る!2004年大会でのバーレーンとの激闘ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>「バーレーンvs日本」<br>過去対戦をプレイバック<br>\<br><br>アジアカップ2004年大会で起きた<br>奇跡の大逆転劇<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/AFC%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AFCアジアカップ</a> ラウンド16<br>バーレーン×日本<br>1/31(水)20:30(19:45配信開始)<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 独占配信<br>出演:水沼貴史/小野伸二/佐藤寿人/下田恒幸/桑原学 <a href="https://t.co/x7Sals8iKu">pic.twitter.com/x7Sals8iKu</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1752609401201189348?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.31 18:45 Wed3
「公式がこれは泣けるよ」W杯を終えた日本代表、JFA公開の映像がイナズマイレブンの楽曲含め大反響「4年後も期待」
日本サッカー協会(JFA)の公開したショートムービーに注目が集まっている。 7大会連続7回目となるワールドカップ(W杯)に臨んだサッカー日本代表。カタールではグループステージでドイツ代表、スペイン代表を逆転で下す快挙を達成し、決勝トーナメント進出を決めた。 史上初のベスト8進出を目指した5日のラウンド16では難敵・クロアチア代表と対戦。1-1で120分を終了し、PK戦までもつれ込んだが、残念ながら涙をのむこととなった。 激闘を終えた日本代表。7日にはJFAの公式TikTokアカウントが改めてラウンド16のシーンを振り返る映像を公開すると、これに大きな反響が寄せられた。 「この大会で得た自信も、この大会で流した涙も、夢の力に変える。 たくさんの応援、本当にありがとうございました」 BGMにはイナズマイレブンで使用された楽曲、T-Pistonz+KMCの『GOODキター!』が採用されており、締めくくりの折り鶴と相まって琴線に触れるとの声が相次いだ。 「公式がイナズマイレブンは泣けるのよ」、「4年後もイナズマイレブンの曲使ってくださるの期待してます」、「世代すぎて泣ける」など、選曲への賛辞が送られるとともに、「こんなに熱くなれたのは日本代表のおかげ!感動をありがとう」、「まじ公式ありがとう。日本代表もありがとう!」日本代表への労いのメッセージが多数届いている。 目標としていたベスト8進出とはならなかったが、国内のみならず世界中に大きな感動を与えた日本。4年後こそは新しい景色を期待せずにはいられない。 <span class="paragraph-title">【動画】楽曲含め大きな反響を呼んでいるJFA公開のショートムービー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="tiktok-embed" cite="https://www.tiktok.com/@jfa_samuraiblue/video/7174331420096138498" data-video-id="7174331420096138498" style="max-width: 605px;min-width: 325px;" > <section> <a target="_blank" title="@jfa_samuraiblue" href="https://www.tiktok.com/@jfa_samuraiblue?refer=embed">@jfa_samuraiblue</a> この大会で得た自信も、この大会で流した涙も、夢の力に変える。 たくさんの応援、本当にありがとうございました。 <a title="サッカー日本代表" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?refer=embed">#サッカー日本代表</a> <a title="worldcup2022" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/worldcup2022?refer=embed">#worldcup2022</a> <a title="fifaworldcup" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/fifaworldcup?refer=embed">#fifaworldcup</a> <a target="_blank" title="♬ オリジナル楽曲 - サッカー日本代表/JFA" href="https://www.tiktok.com/music/オリジナル楽曲-サッカー日本代表JFA-7174331431253379842?refer=embed">♬ オリジナル楽曲 - サッカー日本代表/JFA</a> </section> </blockquote> <script async src="https://www.tiktok.com/embed.js"></script> 2022.12.08 20:05 Thu4
日本代表、南野拓実がケガで離脱…代替選手は決定次第発表
日本サッカー協会(JFA)は4日、MF南野拓実が日本代表から離脱することを発表した。 現在、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けたアジア最終予選に臨んでいる日本代表。2日に行われた初戦のオマーン代表戦は、相手のインテンシティの高さに為す術なく敗戦を喫した。 7日にカタールのドーハで行われる中国代表戦に向けて調整中の日本だが、南野はケガのため離脱することが報告された。オマーン戦も左太ももの問題でベンチ入りも出場していなかった。 なお、JFAは追加招集選手に関しては決定次第知らせると伝えている。 今回の活動では、すでにMF板倉滉(シャルケ)とDF酒井宏樹(浦和)が離脱しており、南野で3人目となった。 2021.09.04 15:11 Sat5
