【倉井史也のJリーグ】まさか今週末がこんな決勝戦みたいな戦いだなんて!? の巻

2018.07.13 11:00 Fri
©︎J.LEAGUE
▽ワタクシ、今回ちゃんと元J2の選手にお会いして、現在のJ2ってどうなのか聞いてきましたよ!! そこでは「やっぱそうか!!」っていう意見があったりして、まぁまぁ自分の見立てってものも間違ってないと思ったわけなんですけどね。エヘン。
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▽で、現状のJ2の暫定順位(福岡と京都の試合消化が1試合少ないため)をみると、1位 松本 勝点40 得失点差+12
2位 大分 勝点40 得失点差+8
――――自動昇格圏内――――
3位 山口 勝点40 得失点差+6
4位 町田 勝点37 得失点差+9
5位 福岡 勝点36 得失点差+8
6位 横C 勝点36 得失点差+3
――昇格プレーオフ出場圏内――
7位 大宮 勝点35 得失点差+9
8位 岡山 勝点34 得失点差+5
9位 山形 勝点34 得失点差+4
10位 東V 勝点32 得失点差+6
11位 甲府 勝点31 得失点差+12
と続いとるわけです。
▽なんで順位表が不自然に11位までなワケ? って気付いたアナタ。今週のポイントはそこですよ。注目ポイントは11位の甲府なんです。

▽甲府、いろいろチャレンジしてます。ルヴァンカップ、グループステージ6試合戦って2位になりました。プレーオフステージでもアウェイゴールで浦和を下して準々決勝に進出しました。ここまでで他のJ2のクラブより、10試合多いってことが確定です。
▽しかもなんたることか、天皇杯は2回戦で流通経済大学を退け、3回では清水を破ってラウンド16に駒を進めてます。つまり現時点でも年間試合数って55試合。いいですか、1年って52週ですからね。まるでワールドカップの決勝トーナメントで3試合とも延長戦まで戦い、1分1秒でも多く観客に見せてくれるクロアチアと同じじゃないですか。

▽こりゃせめてリーグ戦だけでも自動昇格して、少しでも試合数を減らさなきゃ。で、2017年の2位長崎は勝点80、2016年の2位清水は勝点84、2015年2位の磐田は勝点82、2014年2位松本は勝点83、2013年2位神戸は勝点83、2012年2位湘南は勝点75。つまりプレーオフ制度が始まってから、2位になったチームの平均勝点は、81.1点。

▽ってことはですよ。残り20試合で甲府は勝点51点を挙げればいいんです。これって17勝0分3敗か、16勝3分0敗!! う、うーん。で、できそうな気がしてきた……。

▽そんな甲府の次の試合はホームで岐阜。なんと、11位vs12位なんですよ。まさか、ここがすでにこんな決勝戦みたいな、というか土俵際なんて、きっと岐阜も甲府も思ってないだろうなぁ。

▽え? そのJ2経験者の選手が何と言っていたかって? 「J2、マジでヤバイッスよ。全然分かんないッス」。ふむふむ。私もそう思ってたよ、はい。

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