【倉井史也のJリーグ】ワールドカップから帰ってJ2を戦った男の壮絶な記録!? の巻

2018.06.27 14:00 Wed
Getty Images
▽今回のワールドカップを見てて、日本の力をもっと結集すれば結構すごいんじゃないかって思うわけですよ。日本人の特長を生かせるのはやっぱり日本をよく知ってる人じゃないとダメなんじゃないかって。
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▽で、そこで思うんですけどワールドカップ期間中にJ2リーグが開催されてるってコトは、「J2からは代表に呼ばないよ!」って言ってるんだと思うんです。でもね、これまで多くの選手がJ2からワールドカップに出たじゃないですか。印象深いのは2002年日韓ワールドカップで日本のベスト16を決めた森島寛晃って、当時J2ですからね。あんな日本の大事な場面でJ2の選手が活躍してるんですよ。▽実は当時、ワールドカップ期間中はJ2お休みでした。ただ、12チームだったけど4回戦制だったから全部で44試合あったんです。そんな中で森島と西澤明訓をワールドカップ日本代表に送り出してたC大阪って、何とか最後に2位に食い込み昇格を決めたわけですよ。
▽このときの森島の出場記録が泣ける! 特にワールドカップ後!!

▽7月6日のリーグ再開アウェイの横浜FC戦に33分から出場すると、10日のホーム水戸戦ではフル出場、続く13日のホーム新潟戦、20日アウェイ山形戦、24日アウェイ福岡戦、27日ホーム大宮戦、8月3日アウェイ湘南戦、7日は鈴鹿の大分戦、10日アウェイの新潟戦までフル出場。しかも大宮戦では1ゴールを決め、続く湘南戦でも得点を挙げてるんですよ。
▽その後も17日アウェイ水戸戦、21日ホーム福岡戦。25日アウェイ鳥栖戦までフル出場。水戸戦で2ゴール、福岡戦で1ゴールと爆発し、31日の山形戦では1得点してやっと途中交代させてもらうんですけど、それが89分ですからね。その後も出場停止になった1試合を除いて試合に出続け、最後に昇格を決めちゃったわけですから。で、よく考えたら、韓国代表だった尹晶煥現C大阪監督もワールドカップから戻ってきて、C大阪で戦ってたんです。

▽どうでしょ? こういう改革案は。J2でもJ1経験チームのほうが多いし、今後のことを考えるといいと思うんですけどね。ということで、ポーランド戦の後のJ2もお忘れなく!!

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