【原ゆみこのマドリッド】W杯が待ち遠しい…
2018.06.09 13:00 Sat
▽「いいなあ、天気良くて」そんな風に私が溜息をついていたのは金曜日、スペイン代表のベースキャンプとなるクラスノダールから、現地中継を始めたクアトロ(スペインの民放)のアナウンサーたちが涼しげな半袖ポロシャツを着ているのをお昼のニュースで見た時のことでした。いやあ、例年でしたらもうこの時期のマドリッドは夏モードに突入。私の衣替えも終わっているはずなのに、何故か今年は気温が一向に上がらず、先週末、代表親善試合に便乗してのカステジョン(スペイン南東部地中海沿岸のビーチリゾート)海水浴計画も見事に頓挫してしまったぐらいだったんですけどね。今週になってもしつこく低気温は続き、挙句の果てに雨まで降ってきた日には、「こちらは30度あります」というロシアの方がよっぽどスペインらしいじゃないですか。
▽座ってじっくり見てしまった私も懐かしく、ラ・ロハ(スペイン代表の愛称)の黄金時代を思い返すことになったんですが、1階ではユニフォームも売っているこの臨時博物館はW杯が終わる7月15日まで。無料で入れてトイレもあるため、この先、絶対暑くなるマドリッド観光を予定している方は休憩場所として覚えておいてもいいかもしれませんね。
▽一方、FCクラスノダールのユースチームが使う、何面もグラウンドがある施設にW杯に勝ち残っている間、ずっと滞在する代表チームは金曜、午前中は施設の見学やこのW杯で採用されるVAR(ビデオ審判)制度の説明会、スタジアムのスコアボードに映るラインアップ時の映像撮影などを済ませた後、夕方には練習を再開(http://www.sefutbol.com/fotos-primer-entrenamiento-rusia-aplausos)。現地のファンが大勢見守る中、土曜午後8時45分(日本時間翌午前3時45分)からのW杯前最終親善試合、チュニジア戦の準備をしていたんですが、どうやら記者会見で話したロペテギ監督によると、日曜に1-1で引き分けたスイス戦は仮想ポルトガル、今回はモロッコを想定してのテストマッチになのだとか。
▽何せ、まだ当人は1度も全体練習に参加していませんからね。もちろんこのチュニジア戦も出られないんですが、ロペテギ監督は「No sé si al primero o al segundo, pero va a llegar seguro/ノーセ・シー・アル・プリメーロ・オ・アル・セグンド、ペロ・バ・ア・ジェガール・セグロ(1戦目が2戦目かはわからないが、きっと間に合う)」と楽観的。万が一、予定が狂った場合、FIFA規則で1戦目の24時間前に代わってリストに入るのはボランチのロドリになるようですが、さて。右SBがカルハバルになっても、万能DFナチョ(マドリー)になってもポルトガル戦でクラブの同僚、クリスチアーノ・ロナウドとマッチアップするのは気が進まないかもしれませんね。
▽え、そのロナウドは来季もマドリーにいるのか未だにわからないんだろうって?そうなんですよ、というのもキエフでCLトロフィーを掲げた直後、退団を匂わせるような発言をして、当人は1週間のミニバケーション入り。マルベジャ(スペイン南部のビーチリゾート)で彼女のジョルジーナさんと楽しんでいる間も、今週月曜にポルトガル代表の合宿に参加、木曜にはアルジェリアとの親善試合(3-0で勝利)でブルーノ・フェルナンデスの2点目をアシストした後も一向にマイクの前で話さないため、とうとう母国のスポーツ紙では「マドリー退団」なんてタイトルが一面を飾ってしまうことに。
▽その原因は昨季のCL優勝後、年棒アップを約束したペレス会長がずっと約束を果たさず、この火曜に代理人のジョルジュ・メンデス氏と持った会合も決裂。メッシ(バルサ)が5000万ユーロ(約65億円)、ネイマール(PSG)が3700万ユーロ(約48億円)をもらっている現状を鑑み、今の2100万ユーロ(約27億円)から3000万ユーロ(約39億円)へのアップを要求したところ、クラブは業績達成ボーナス付きの2500万ユーロ(約33億円)しか提示しなかったからというのですが、まあ確かにブラジル代表参加中のマルセロも「クリスチアーノはレアル・マドリーのオーナーじゃないからね(笑)」と言っていましたしね。
▽実際、ここ数年、ギャラクティコを獲得していなかっただけにペレス会長には何としてもネイマールを獲りたいという願望があるようで、いくらマルセロが「彼がいるから、来られないということはないけど、ネイマールならいつでも歓迎だよ」とロナウドとの共存を示唆したとしても、これだけ年棒差があったら、やっぱり当人はイヤかも。ただ、そうはいっても契約破棄金が10億ユーロ(約1300億円)と破格の彼を買えるクラブはヨーロッパにはあまりありませんし、マドリー並みにタイトルの数を増やしていけるチームも滅多にないとなると、移籍も簡単にはいかないのが苦しいところ。
▽まあ、市場は8月末まで開いているため、ロナウドにはW杯やその後のバケーション中にその辺をじっくり考えてもらえばいいとして、マドリーが急を要しているのは電撃辞任したジダン監督の後任探し。何せ7月半ばにはプレシーズンが始まるため、そのプランニングなどが必要ですからね。とはいえ、このところの報道を追っていると、最初は有力馬と言われていたポチェッティーノ監督がトッテナムとの契約延長をしたばかりでムリとなり、同様にクロップ監督(リバプール)、アッレグリ監督(ユベントス)もダメとのことで、今ではミチェル監督(今年初めにマラガから解任)、ラウンドルップ監督(カタールのアル・ラーヤン)、グティ監督(マドリー・フベニルA)、イエロ氏(スペイン代表スポーツディレクター)と次々とOBの名が挙がり、更にはコンテ監督(チェルシー)、フィリペ・スコラーリ監督(広州恒大)と候補が乱立して、何が何だか訳がわからない状態に。
▽もうこうなると、私も決まるまでは放っておくしかないと腹を括るしかないんですが、一説によると、ジダン監督辞任の原因は来季の採用人事絡みで、ペレス会長にエデン・アザール(チェルシー)獲得を断れ、逆に望まないGKデ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)を受け入れるように言われたからなんて話もありましたからね。どんな新監督が来るにしてもロナウドやネイマールの件がはっきりしない限り、CL3連覇の前任者の業績を上回るべく、来季の構想を立てるのは難しいかもしれませんね。
▽え、チームの主力選手の去就がはっきりせず、フロントの動きが鈍っているのはお隣さんも同じじゃないかって?そうですね、これまではフランス代表に行くたび、問題発言をしていたグリーズマンなんですが、何故か今回に限って寡黙なため、バルサ移籍なのか、アトレティコ残留なのか、未だに結論が出ておらず。当人はW杯が始まる前までに決めると言っていたものの、周辺からの情報も「残留するつもり」、「まだ考え中」と曖昧なものばかりとなれば、ファンだけでなく、アルゼンチンで休暇中のシメオネ監督も落ち着けないかと。
▽その間、金曜には7年間、スポーツディレクターを務めたカミネロ氏がマラガに河岸を変えたことなどもあり、ロドリ以外、新入団選手は増えていないアトレティコですが、7月には2億ユーロ(約260億円)から1億ユーロ(約130億円)に半減しても、グリーズマンの契約破棄金が入れば、それなりの選手を獲らないといけませんし、残留なら大幅年棒アップでその点も考慮となると、予算配分が難しいところ。一応、クラブは彼のご機嫌をとるためか、同じフランス代表の同僚、レマルとシディベ(どちらもモナコ)の獲得を狙っているなんて報道もありましたが、まあ今は先日のイタリアとの親善試合(3-1の勝利)でPKゴールを決め、健在なところを示した当人が口を開くのを待つしかありません。
▽その脇でマドリッドの弟分では先週、レガネスがガリターノ監督の後任を決定。噂通り、アルゼンチン人のペジェグリーノ監督で彼は昨季、プレミアリーグのサザンプトンを率いて途中で解任されてしまったんですが、2016-17シーズンにはアラベスをコパ・デル・レイ決勝まで導いた実績が。今年は兄貴分のマドリーを破り、準決勝でセビージャに負けてしまったレガネスとなれば、必要なあと一押しをしてくれる指揮官になってくれる?
▽ちなみに新監督は7月頭にマドリッド入りするそうですが、当人も「マドリーとバルサの予算は5億ユーロ(約650億円)、レガネスは4000万ユーロ(約52億円)。Hacen un estudio de mercado y ponen un tope para gastar/アセン・ウン・エストゥディオ・デ・メルカードー・イ・ポネン・ウン・トペ・パラ・ガスタル(市場を分析して、費やせる金額の限度を決める)」と言っていたように、1部再昇格を果たしたばかりのラージョもそうですが、他チームの余剰戦力をレンタルしたりして、やりくりする彼らの補強が佳境に入るのは8月後半ですからね。ファンがペジェグリーノ監督の新生レガネスを見られるのは結構、先になるかと思います。
▽そしてもう1つの弟分、ヘタフェでは、これって出世と言っていいんですかね。選手ではなく、スポーツディレクターのラモン・プラネス氏が、木曜にバルサの新テクニカル・ディレクターに指名されたアビダル氏のアシスタントになったと発表があったから、驚いたの何のって。とはいえ、ボルダラス監督は代わりませんし、危急の仕事としては、シーズン中から前契約をしたと伝わっていたグアイタのクリスタル・パレス行きが決まり、その代役を務めるGKを探すことぐらいですしね。アトレティコのカンテラーノ(ユース出身の選手)で、コケやデ・ヘアと一緒に2013年にU21ユーロで優勝したメンバーだったジョエル(エバートン)などの名前は挙がっていますが、こちらもまずはスポーツディレクター探しが先になるんでしょうか。
▽まあ、マドリッドのチームの近況はそんな感じなんですが、何せ今は2部昇格プレーオフ中のフエンラブラダを除くと、どこもバケーション中でねえ。W杯が始まれば、また街中でもスペイン代表サポーターの姿などを見かけることがあるはずですが、初戦まであと1週間。それまではやっぱり、スポーツ紙もマドリーやアトレティコの移籍関連の噂でページを埋めるしかないのかもしれませんね。
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▽そう、5月28日から始まったラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会施設での代表合宿も木曜にスペイン国王フェリペ6世の訪問でとうとう幕を閉じ、いえ、グラウンドに並んだ選手たちを激励している際、折しも休養日の水曜にはケルンでコンサートだった彼女のシャキーラを応援に。その留守中、バルセロナの自宅に泥棒が入り、宝石や高級時計を盗まれるという被害にあったピケ(バルサ)のことを王様が気遣っていたなんて逸話もあったんですけどね。その午後には最初は7人いたヘルプ要員のうち、ロドリ(来季はビジャレアルからアトレティコに移籍)とバジェホ(レアル・マドリー)を連れて、本大会メンバーの23人は空路、クラスノダールに向かうことに。▽え、ということは今、マドリッドに来てもサッカー関連のお楽しみは何もないのかって?そうですね、おかげで私もヒマになってしまったため、今週は火曜からメトロのグラン・ビア駅上がってすぐのテレフォニカ(スペインのNTT)のビル(Calle Gran Vía, 28)にオープンしたという代表博物館を偵察。展示物はあまりないものの、スペインが獲得した1964年、2008年、2012年のユーロ、そして2010年W杯のトロフィーが並んでいますし、3連覇した国際メジャートナメントのスペイン戦ダイジェストビデオはなかなか、感動できたかと。▽一方、FCクラスノダールのユースチームが使う、何面もグラウンドがある施設にW杯に勝ち残っている間、ずっと滞在する代表チームは金曜、午前中は施設の見学やこのW杯で採用されるVAR(ビデオ審判)制度の説明会、スタジアムのスコアボードに映るラインアップ時の映像撮影などを済ませた後、夕方には練習を再開(http://www.sefutbol.com/fotos-primer-entrenamiento-rusia-aplausos)。現地のファンが大勢見守る中、土曜午後8時45分(日本時間翌午前3時45分)からのW杯前最終親善試合、チュニジア戦の準備をしていたんですが、どうやら記者会見で話したロペテギ監督によると、日曜に1-1で引き分けたスイス戦は仮想ポルトガル、今回はモロッコを想定してのテストマッチになのだとか。
▽来週金曜に迎える本番については、「El once de Portugal lo decidiremos cerca del partido/エル・オンセ・デ・ポルトゥガル・ロ・デシディレモス・セルカ・デル・パルティードー(ポルガル戦のスタメンは試合が近くなってから決める)」(ロペテギ監督)そうですが、やっぱり誰もが気になるのはCL決勝で負傷し、代表合流後もずっとリハビリしているカルバハル(マドリー)の回復具合でしょう。
▽何せ、まだ当人は1度も全体練習に参加していませんからね。もちろんこのチュニジア戦も出られないんですが、ロペテギ監督は「No sé si al primero o al segundo, pero va a llegar seguro/ノーセ・シー・アル・プリメーロ・オ・アル・セグンド、ペロ・バ・ア・ジェガール・セグロ(1戦目が2戦目かはわからないが、きっと間に合う)」と楽観的。万が一、予定が狂った場合、FIFA規則で1戦目の24時間前に代わってリストに入るのはボランチのロドリになるようですが、さて。右SBがカルハバルになっても、万能DFナチョ(マドリー)になってもポルトガル戦でクラブの同僚、クリスチアーノ・ロナウドとマッチアップするのは気が進まないかもしれませんね。
▽え、そのロナウドは来季もマドリーにいるのか未だにわからないんだろうって?そうなんですよ、というのもキエフでCLトロフィーを掲げた直後、退団を匂わせるような発言をして、当人は1週間のミニバケーション入り。マルベジャ(スペイン南部のビーチリゾート)で彼女のジョルジーナさんと楽しんでいる間も、今週月曜にポルトガル代表の合宿に参加、木曜にはアルジェリアとの親善試合(3-0で勝利)でブルーノ・フェルナンデスの2点目をアシストした後も一向にマイクの前で話さないため、とうとう母国のスポーツ紙では「マドリー退団」なんてタイトルが一面を飾ってしまうことに。
▽その原因は昨季のCL優勝後、年棒アップを約束したペレス会長がずっと約束を果たさず、この火曜に代理人のジョルジュ・メンデス氏と持った会合も決裂。メッシ(バルサ)が5000万ユーロ(約65億円)、ネイマール(PSG)が3700万ユーロ(約48億円)をもらっている現状を鑑み、今の2100万ユーロ(約27億円)から3000万ユーロ(約39億円)へのアップを要求したところ、クラブは業績達成ボーナス付きの2500万ユーロ(約33億円)しか提示しなかったからというのですが、まあ確かにブラジル代表参加中のマルセロも「クリスチアーノはレアル・マドリーのオーナーじゃないからね(笑)」と言っていましたしね。
▽実際、ここ数年、ギャラクティコを獲得していなかっただけにペレス会長には何としてもネイマールを獲りたいという願望があるようで、いくらマルセロが「彼がいるから、来られないということはないけど、ネイマールならいつでも歓迎だよ」とロナウドとの共存を示唆したとしても、これだけ年棒差があったら、やっぱり当人はイヤかも。ただ、そうはいっても契約破棄金が10億ユーロ(約1300億円)と破格の彼を買えるクラブはヨーロッパにはあまりありませんし、マドリー並みにタイトルの数を増やしていけるチームも滅多にないとなると、移籍も簡単にはいかないのが苦しいところ。
▽まあ、市場は8月末まで開いているため、ロナウドにはW杯やその後のバケーション中にその辺をじっくり考えてもらえばいいとして、マドリーが急を要しているのは電撃辞任したジダン監督の後任探し。何せ7月半ばにはプレシーズンが始まるため、そのプランニングなどが必要ですからね。とはいえ、このところの報道を追っていると、最初は有力馬と言われていたポチェッティーノ監督がトッテナムとの契約延長をしたばかりでムリとなり、同様にクロップ監督(リバプール)、アッレグリ監督(ユベントス)もダメとのことで、今ではミチェル監督(今年初めにマラガから解任)、ラウンドルップ監督(カタールのアル・ラーヤン)、グティ監督(マドリー・フベニルA)、イエロ氏(スペイン代表スポーツディレクター)と次々とOBの名が挙がり、更にはコンテ監督(チェルシー)、フィリペ・スコラーリ監督(広州恒大)と候補が乱立して、何が何だか訳がわからない状態に。
▽もうこうなると、私も決まるまでは放っておくしかないと腹を括るしかないんですが、一説によると、ジダン監督辞任の原因は来季の採用人事絡みで、ペレス会長にエデン・アザール(チェルシー)獲得を断れ、逆に望まないGKデ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)を受け入れるように言われたからなんて話もありましたからね。どんな新監督が来るにしてもロナウドやネイマールの件がはっきりしない限り、CL3連覇の前任者の業績を上回るべく、来季の構想を立てるのは難しいかもしれませんね。
▽え、チームの主力選手の去就がはっきりせず、フロントの動きが鈍っているのはお隣さんも同じじゃないかって?そうですね、これまではフランス代表に行くたび、問題発言をしていたグリーズマンなんですが、何故か今回に限って寡黙なため、バルサ移籍なのか、アトレティコ残留なのか、未だに結論が出ておらず。当人はW杯が始まる前までに決めると言っていたものの、周辺からの情報も「残留するつもり」、「まだ考え中」と曖昧なものばかりとなれば、ファンだけでなく、アルゼンチンで休暇中のシメオネ監督も落ち着けないかと。
▽その間、金曜には7年間、スポーツディレクターを務めたカミネロ氏がマラガに河岸を変えたことなどもあり、ロドリ以外、新入団選手は増えていないアトレティコですが、7月には2億ユーロ(約260億円)から1億ユーロ(約130億円)に半減しても、グリーズマンの契約破棄金が入れば、それなりの選手を獲らないといけませんし、残留なら大幅年棒アップでその点も考慮となると、予算配分が難しいところ。一応、クラブは彼のご機嫌をとるためか、同じフランス代表の同僚、レマルとシディベ(どちらもモナコ)の獲得を狙っているなんて報道もありましたが、まあ今は先日のイタリアとの親善試合(3-1の勝利)でPKゴールを決め、健在なところを示した当人が口を開くのを待つしかありません。
▽その脇でマドリッドの弟分では先週、レガネスがガリターノ監督の後任を決定。噂通り、アルゼンチン人のペジェグリーノ監督で彼は昨季、プレミアリーグのサザンプトンを率いて途中で解任されてしまったんですが、2016-17シーズンにはアラベスをコパ・デル・レイ決勝まで導いた実績が。今年は兄貴分のマドリーを破り、準決勝でセビージャに負けてしまったレガネスとなれば、必要なあと一押しをしてくれる指揮官になってくれる?
▽ちなみに新監督は7月頭にマドリッド入りするそうですが、当人も「マドリーとバルサの予算は5億ユーロ(約650億円)、レガネスは4000万ユーロ(約52億円)。Hacen un estudio de mercado y ponen un tope para gastar/アセン・ウン・エストゥディオ・デ・メルカードー・イ・ポネン・ウン・トペ・パラ・ガスタル(市場を分析して、費やせる金額の限度を決める)」と言っていたように、1部再昇格を果たしたばかりのラージョもそうですが、他チームの余剰戦力をレンタルしたりして、やりくりする彼らの補強が佳境に入るのは8月後半ですからね。ファンがペジェグリーノ監督の新生レガネスを見られるのは結構、先になるかと思います。
▽そしてもう1つの弟分、ヘタフェでは、これって出世と言っていいんですかね。選手ではなく、スポーツディレクターのラモン・プラネス氏が、木曜にバルサの新テクニカル・ディレクターに指名されたアビダル氏のアシスタントになったと発表があったから、驚いたの何のって。とはいえ、ボルダラス監督は代わりませんし、危急の仕事としては、シーズン中から前契約をしたと伝わっていたグアイタのクリスタル・パレス行きが決まり、その代役を務めるGKを探すことぐらいですしね。アトレティコのカンテラーノ(ユース出身の選手)で、コケやデ・ヘアと一緒に2013年にU21ユーロで優勝したメンバーだったジョエル(エバートン)などの名前は挙がっていますが、こちらもまずはスポーツディレクター探しが先になるんでしょうか。
▽まあ、マドリッドのチームの近況はそんな感じなんですが、何せ今は2部昇格プレーオフ中のフエンラブラダを除くと、どこもバケーション中でねえ。W杯が始まれば、また街中でもスペイン代表サポーターの姿などを見かけることがあるはずですが、初戦まであと1週間。それまではやっぱり、スポーツ紙もマドリーやアトレティコの移籍関連の噂でページを埋めるしかないのかもしれませんね。
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