【倉井史也のJリーグ】カップ戦とリーグ戦の微妙といっていいのかもしれない関係!? の巻

2018.06.08 14:00 Fri
©超ワールドサッカー
▽こりゃね、どう考えてもマズいと思うんですよ。注目度、ホントに高い? もしかしてみんな、目を背けようとしてるんじゃない? とか思わないですか? いえ、日本代表じゃないんです。9日に開催されるルヴァンカップのプレーオフステージ第2戦のこと。
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▽このプレーオフに進んでるのが8チームだから、今年の参加チーム——J1全18チームとJ2の新潟、甲府を加えた20チームのうち、12チームがもうこの試合に関係してないわけですよ。しかも今年は新しい試みとして、グループリーグを終えて勝ち進んだ8チームが準々決勝ってワケじゃなく、プレーオフをやって勝ち残った4チームとACLに出てた4チームとで準々決勝だから、ちょっともどかしい感じもあるし。さらには8日の深夜にはワールドカップ前の大事なトレーニングマッチ、スイス戦があるんで記事もそっちばっかりだし。先週末のゲームの結果って憶えてます? 横浜FM 4-2 神戸、甲府 2-0 浦和、G大阪 1-0 磐田、湘南 3-0 仙台なんですよ。▽ま、ここで注目されるのはJ2の甲府が第1戦を勝ってるってこと。それから天皇杯では関西学院大学に敗れてしまったG大阪が第1戦勝ってるってこと。だってさ、甲府は現在J2で9位とプレーオフ圏外、G大阪はJ1で16位と入れ替え戦の順位。君たちは勝って大丈夫なのか!! って言いたくないですか?
▽つーことで、今回のデータはリーグカップの優勝チームがリーグ戦では何位だったかってこと。

1993年 V川崎(1位)
1994年 V川崎(1位)
1995年 なし
1996年 清水(10位)
1997年 鹿島(2位)
1998年 磐田(2位)
1999年 柏(3位)
2000年 鹿島(1位)
2001年 横浜FM(13位)
2002年 鹿島(4位)
2003年 浦和(6位)
2004年 FC東京(8位)
2005年 千葉(4位)
2006年 千葉(11位)
2007年 G大阪(3位)
2008年 大分(4位)
2009年 FC東京(5位)
2010年 磐田(11位)
2011年 鹿島(6位)
2012年 鹿島(11位)
2013年 柏(10位)
2014年 G大阪(1位)
2015年 鹿島(5位)
2016年 浦和(2位)
2017年 C大阪(3位)
▽はい、これまで24回のリーグ戦平均順位は5.3位。あ、これってなかなかってことじゃないですか。つまり甲府やG大阪がこのまま勝ち進めば、もしかしてリーグ戦もグイグイ上がっていくかも……ね(汗)。

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