低調ミラン、降格目前の最下位ベネヴェントに敗戦で6戦勝利なし… EL圏外転落の可能性《セリエA》
2018.04.22 05:41 Sun
▽ミランは21日、セリエA第34節でベネヴェントをホームに迎え、0-1で敗れた。
▽新システムが機能しない低調なミランは、29分にまさかの失点を喫する。ヴィオラのスルーパスに抜け出したイエメッロにボックス右に進入され、GKドンナルンマとの一対一を制された。
▽失点後もサイドから単調なクロスボールを入れるだけのミランだったが、37分にようやく最初のチャンスを生み出す。ケシエの浮き球パスをボックス左で受けたクトローネが胸トラップからシュート。しかし、枠を捉えるには至らなかった。
▽それでも一向にギアの上がらないミランは、66分にヴィオラのミドルシュートでけん制される始末。72分には負傷したビリアがプレー続行不可能となり、ロカテッリを投入。3枚の交代枠を使いきってしまった。
▽流れの悪いミランは73分にようやく決定機。ボックス手前右からのスソのクロスをファーサイドのクトローネがヘッド。しかし、GKプッジョーニのファインセーブに阻まれ、ルーズボールをボナヴェントゥーラが狙ったが、枠を捉えていたシュートはDFにブロックされた。
▽追うミランは80分に追い風が吹く。ディアバテがボヌッチとの競り合いの際にヒジを入れ、2枚目のイエローカードで退場となった。
▽終盤にかけて数的優位となったミランが押し込む流れとなったが、7分の追加タイムでもチャンスは作れずに敗戦。降格目前の最下位相手にホームで敗戦する失態を演じ、6戦勝利から見放されることとなった。
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▽前節トリノ戦を引き分けるのが精いっぱいで4試合連続ドロー中と足踏みが続く6位ミラン(勝ち点54)は、アタランタ(勝ち点52)、サンプドリア(勝ち点51)、フィオレンティーナ(勝ち点51)ら後続に迫られている。最低でもヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得は果たしたいミランは、スソとカリニッチをベンチスタートとし、クトローネとアンドレ・シウバの2トップとするフラットな[4-4-2]で臨んだ。▽勝ち点を得られなければ降格が決まる最下位ベネヴェント(勝ち点14)に対し、一進一退の攻防で立ち上がったミランは16分に自らピンチを招く。R・ロドリゲスのバックパスがそのままゴールラインを割りかけたが、GKドンナルンマがぎりぎりで蹴り出した。▽失点後もサイドから単調なクロスボールを入れるだけのミランだったが、37分にようやく最初のチャンスを生み出す。ケシエの浮き球パスをボックス左で受けたクトローネが胸トラップからシュート。しかし、枠を捉えるには至らなかった。
▽ゴールレスで迎えた後半開始4分にボリーニを諦めてスソをそのまま右サイドに投入したミランだったが、カタルディの際どいミドルシュートを浴びると、62分にはアンドレ・シウバも諦めてカリニッチを投入した。
▽それでも一向にギアの上がらないミランは、66分にヴィオラのミドルシュートでけん制される始末。72分には負傷したビリアがプレー続行不可能となり、ロカテッリを投入。3枚の交代枠を使いきってしまった。
▽流れの悪いミランは73分にようやく決定機。ボックス手前右からのスソのクロスをファーサイドのクトローネがヘッド。しかし、GKプッジョーニのファインセーブに阻まれ、ルーズボールをボナヴェントゥーラが狙ったが、枠を捉えていたシュートはDFにブロックされた。
▽追うミランは80分に追い風が吹く。ディアバテがボヌッチとの競り合いの際にヒジを入れ、2枚目のイエローカードで退場となった。
▽終盤にかけて数的優位となったミランが押し込む流れとなったが、7分の追加タイムでもチャンスは作れずに敗戦。降格目前の最下位相手にホームで敗戦する失態を演じ、6戦勝利から見放されることとなった。
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