若きC大阪、広州恒大に及ばず無念の敗退…《ACL2018》
2018.04.17 22:10 Tue
▽セレッソ大阪は17日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループG最終節で広州恒大(中国)のホームに乗り込み、1-3で敗北。この結果、C大阪の敗退、広州恒大の首位通過が決まった。
▽試合の立ち上がりから、広州恒大が猛攻をしかける。2分、ボックス手前中央でボールを持ったグデリが、豪快に右足を振り抜く。ボールは枠を捉えなかったが、積極的にシュートを浴びせていく。
▽6分、リー・シャオペンの縦パスをボックス内で受けたファン・ボーウェンが、ボックス内でワントラップし、マークに付いていたC大阪DFをはがす。そのまま左足を振り抜き、ネットを揺らした。
▽25分、リー・シャオペンが左サイドを突破し、中央に折り返す。しかし、ジェン・ロンが合わせたシュートは舟木が身体でブロック。多くのタレントを抱える相手に押し込まれつつも、最後の場面で集中した守備を披露する。
▽39分、今度はC大阪にビッグチャンスが訪れる。再びカウンターの場面で、ボックス手前のヤン・ドンヒョンが裏に走る山田にスルーパスを送る。しかし、一対一ではGKゾン・チョンに軍配が上がり、右足で放ったシュートは逆転弾にはならない。
▽さらに、前半終了間際の44分には左サイドから片山が得意のロングスローを入れる。ボックス内のヤン・ドンヒョンのヘディングシュートはバーに阻まれたが、広州恒大のゴールを脅かしていく。
▽折り返しを迎えた試合、広州恒大はハーフタイム中にグラルに代えてリャオ・リシェンを起用。C大阪のカウンターを警戒するようなカードを切った。
▽49分、ボックス左に侵攻したヤン・ドンヒョンに厳しいチェックがかかり、ボックス内に混戦がもたらされる。こぼれ球に反応した福満がシュートを放ったが、うまくミートさせられずに得点には繋がらなかった。
▽C大阪にとって良い時間が続いたが57分、広州恒大が右CKを獲得。ジェン・ロンのクロスに合わせたガオ・リンのシュートをアランがGK丹野の眼前で収め、左足を振り抜く。これが決まり、広州恒大は再びリードを得ることとなった。
▽65分、C大阪に決定機が訪れる。ボックス手前でボールを持った田中が、ドリブルで侵攻。ボックス左で前に出たGKゾン・チョンと交錯して倒れたかに思われたが、PKの判定にはならず。シュートも放つことができず、スコアをイーブンに戻すことは叶わない。
▽前がかりになるC大阪に対して、広州恒大はカウンター狙いにシフト。76分にはボックス手前左のグデリが、右足でミドルシュートを狙う。枠を捉えた強烈なシュートはGK丹野が攻守で阻んだが、C大阪はなかなか流れを引き寄せることができない。
▽86分には、またしてもアランがC大阪ゴールに襲い掛かる。ボックス右のユー・ハンチャオがボールをキープし、中央に折り返す。アランが右足でダイレクトシュートを放ち、自身のこの日2得点目とした。
▽結局、3-1のスコアで試合が終了。同時刻開催となった同組の済州ユナイテッドFC(韓国)vsブリーラム(タイ)では1-0でブリーラムが勝利したため、セレッソ大阪の敗退。広州恒大の首位通過が確定した。
広州恒大 3-1 セレッソ大阪
【広州恒大】
フアン・ボーウェン(前6)
アラン(後12)
アラン(後42)
【C大阪】
福満隆貴(前10)
▽グループGの済州ユナイテッドFC(韓国)vsブリーラム(タイ)では、55分にブリーラムのコラコットが先制点を記録。結局、この1点を守り抜いたブリーラムが1-0で勝利。この結果、ブリーラムの2位での決勝トーナメント進出が確定した。
済州ユナイテッドFC 0-1 ブリーラム
【ブリーラム】
コラコット(後10)
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▽2位のC大阪(勝ち点8)が、首位の広州恒大(勝ち点9)と首位でのグループリーグ突破をかけて争った一戦。C大阪は3位ブリーラム(勝ち点6)に負け越しているため、引き分け以下で敗退の可能性もある首位攻防となった。▽C大阪は、1-0で勝利した直近の明治安田生命J1リーグ第8節から西本以外のスタメン10名を変更。柿谷、杉本らに代えて、ヤン・ドンヒョン、山村らを起用した。▽6分、リー・シャオペンの縦パスをボックス内で受けたファン・ボーウェンが、ボックス内でワントラップし、マークに付いていたC大阪DFをはがす。そのまま左足を振り抜き、ネットを揺らした。
▽それでも、C大阪は直後に反撃に出る。カウンターの場面でピッチ中央付近の山田が、最終ラインの裏に抜け出す福満にラストパスを供給。GKゾン・チョンとの一対一を迎えた福満がドリブルでかわし、無人のゴールに流し込んだ。
▽25分、リー・シャオペンが左サイドを突破し、中央に折り返す。しかし、ジェン・ロンが合わせたシュートは舟木が身体でブロック。多くのタレントを抱える相手に押し込まれつつも、最後の場面で集中した守備を披露する。
▽39分、今度はC大阪にビッグチャンスが訪れる。再びカウンターの場面で、ボックス手前のヤン・ドンヒョンが裏に走る山田にスルーパスを送る。しかし、一対一ではGKゾン・チョンに軍配が上がり、右足で放ったシュートは逆転弾にはならない。
▽さらに、前半終了間際の44分には左サイドから片山が得意のロングスローを入れる。ボックス内のヤン・ドンヒョンのヘディングシュートはバーに阻まれたが、広州恒大のゴールを脅かしていく。
▽折り返しを迎えた試合、広州恒大はハーフタイム中にグラルに代えてリャオ・リシェンを起用。C大阪のカウンターを警戒するようなカードを切った。
▽49分、ボックス左に侵攻したヤン・ドンヒョンに厳しいチェックがかかり、ボックス内に混戦がもたらされる。こぼれ球に反応した福満がシュートを放ったが、うまくミートさせられずに得点には繋がらなかった。
▽C大阪にとって良い時間が続いたが57分、広州恒大が右CKを獲得。ジェン・ロンのクロスに合わせたガオ・リンのシュートをアランがGK丹野の眼前で収め、左足を振り抜く。これが決まり、広州恒大は再びリードを得ることとなった。
▽65分、C大阪に決定機が訪れる。ボックス手前でボールを持った田中が、ドリブルで侵攻。ボックス左で前に出たGKゾン・チョンと交錯して倒れたかに思われたが、PKの判定にはならず。シュートも放つことができず、スコアをイーブンに戻すことは叶わない。
▽前がかりになるC大阪に対して、広州恒大はカウンター狙いにシフト。76分にはボックス手前左のグデリが、右足でミドルシュートを狙う。枠を捉えた強烈なシュートはGK丹野が攻守で阻んだが、C大阪はなかなか流れを引き寄せることができない。
▽86分には、またしてもアランがC大阪ゴールに襲い掛かる。ボックス右のユー・ハンチャオがボールをキープし、中央に折り返す。アランが右足でダイレクトシュートを放ち、自身のこの日2得点目とした。
▽結局、3-1のスコアで試合が終了。同時刻開催となった同組の済州ユナイテッドFC(韓国)vsブリーラム(タイ)では1-0でブリーラムが勝利したため、セレッソ大阪の敗退。広州恒大の首位通過が確定した。
広州恒大 3-1 セレッソ大阪
【広州恒大】
フアン・ボーウェン(前6)
アラン(後12)
アラン(後42)
【C大阪】
福満隆貴(前10)
▽グループGの済州ユナイテッドFC(韓国)vsブリーラム(タイ)では、55分にブリーラムのコラコットが先制点を記録。結局、この1点を守り抜いたブリーラムが1-0で勝利。この結果、ブリーラムの2位での決勝トーナメント進出が確定した。
済州ユナイテッドFC 0-1 ブリーラム
【ブリーラム】
コラコット(後10)
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3連敗の町田がオ・セフン&ドレシェヴィッチ弾で連敗ストップ! C大阪はホームの無敗が止まり2連敗【明治安田J1第13節】
29日、明治安田J1リーグ第13節のセレッソ大阪vsFC町田ゼルビアがヨドコウ桜スタジアムで行われた。 2試合勝利から遠ざかっているC大阪と、3連敗中の町田の一戦。ホームのC大阪は直近のリーグ戦から4名を変更。田中駿汰、ヴィトール・ブエノ、ルーカス・フェルナンデス、チアゴ・アンドラーデが外れ、香川真司、北野颯太、阪田澪哉、柴山昌也が入った。香川のリーグ戦先発は2月22日の湘南ベルマーレ戦以来2カ月ぶりとなる。 対する町田は2名を変更し、仙頭啓矢、ナ・サンホが外れ、前寛之、藤尾翔太が入った。C大阪のGK福井光輝、町田の藤尾はそれぞれ古巣対決となる。 互いに勝利が欲しい一戦となった中、立ち上がりから互いに積極性を見せていくと8分、自陣からのロングボールをうまく収めたミッチェル・デュークが反転して遠目からシュート。鋭いシュートが飛ぶが、これは枠を外れる。 さらに9分、左サイドへ大きなサイドチェンジを見せると、相馬勇紀がボックス左からクロス。これをファーサイドに走り込んだ望月ヘンリー海輝がヘッドで合わせるが、わずかに外れていく。 町田が積極的にゴールに向かっていく中で25分にアクシデント。左からのクロスに対して進藤亮佑がヘディングでクリア。これに間に合わないタイミングで突っ込んだ藤尾が進藤に激突。藤尾にはイエローカードが出され、進藤は倒れ込んだがプレーに戻った。 C大阪は前半アディショナルタイムにチャンス。右サイドを柴山がドリブルで抜け出すと、ラファエル・ハットンへのスルーパスが通り、ラファエル・ハットンは中央へ折り返し。これに香川が走り込んだがシュートは打てない。 ゴールレスで迎えた後半、町田はハーフタイムで3枚替えを敢行。藤尾、望月、デュークを下げて、ナ・サンホ、林幸多郎、オ・セフンを起用する。 すると49分、町田の交代策が実る。ボックス左からの中山雄太のクロスをボックス内でオ・セフンがトラップから左足シュート、これがネットを揺らし、町田が先制に成功する。 オ・セフンの今季初ゴールで先制した町田。失点したC大阪は54分に登里享平、阪田を下げて、髙橋仁胡とルーカス・フェルナンデスを投入して攻撃の流れを変えにいく。 それでも町田が攻め込み続けると、65分にはナ・サンホが右サイドを突破して低いクロス。これをオ・セフンがヘディングで合わせるもポストに嫌われることに。さらにその流れから今度は相馬が左からクロスを上げ、ボックス内でナ・サンホがボレーも右ポストに嫌われる。 C大阪は良い形で攻撃ができず、町田に押し込まれる時間帯が続くことに。66分には、柴山、中島元彦を下げて、チアゴ・アンドラーデ、上門知樹を投入して攻撃を活性化させに。さらに72分には負傷した進藤を下げて、古山兼悟を投入。古山は大事な局面でJ1デビューとなった。 すると78分、スコアを動かしたのは町田だった。左CKからのクロスをドレシェヴィッチがヘッド。これがファーサイドに吸い込まれ、町田がリードを2点に広げる。 町田は81分にもビッグチャンス。カウンターからナ・サンホがグラウンダーのクロスを早めに入れると、オ・セフンがシュート。ボールはゴールに向かうが、西尾隆矢が戻ってクリアし、追加点は許さない。 ゴールが遠かったC大阪だったが、アディショナルタイム6分にはルーカス・フェルナンデスのパスをボックス内中央で受けたチアゴ・アンドラーデが豪快に蹴り込み1点を返すことに成功。しかし、反撃もここまでとなり、1-2で町田が勝利し3連敗でストップ。対するC大阪は連敗となった。 セレッソ大阪 1-2 FC町田ゼルビア 【C大阪】 チアゴ・アンドラーデ(後45+6) 【町田】 オ・セフン(後4) ドレシェヴィッチ(後33) <span class="paragraph-title">【動画】投入されたばかりのオ・セフンが結果を残す!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1917116757942092152?ref_src=twsrc%5Etfw">April 29, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.29 16:59 Tue5