スペイン代表がドーピング?! 元マルタ代表激白! 「私はステロイドを知っている」

2018.03.20 17:59 Tue
Getty Images
▽マルタ代表OBのシルビオ・デマヌエレ氏が、過去のスペイン代表がドーピングを行っていたとして糾弾した。スペイン『アス』が報じている。

▽問題として挙げられているのは、1983年12月21日に行われたEURO予選最終節のスペインとマルタによる一戦。当時のスペイン代表はオランダ代表と本大会出場権を争う順位にあり、マルタ戦で得失点差11を獲得できなければ敗退という立場に追い込まれていた。

▽運命の試合当日、ハーフタイムまででスコアは3-1でスペインがリード。残り9得点が必要な絶望的な状況のスペインだったが、後半に一挙大量得点して試合は12-1で終了を迎えることに。得失点差でオランダを「1」上回り、EURO本大会出場を成し遂げた。
▽その試合でマルタ唯一の得点を決めたデマヌエレ氏が、スペインのTV『フィエブレ・マルディーニ』に出演。異常な様子の試合を回想した。

「私にはボディービルダーの兄弟がいて、ステロイドを使用した時のことを知っている」
「スペイン人が持っていたエネルギーは普通ではなかった」

「何人かは口内に泡が立っており、酸性の液体が口から垂れていた。水を飲むのを止められない様子だったよ。私はステイロイドを使用したらどうなるか知っているんだ」

▽また、試合展開がガラリと変わる契機となったハーフタイムには、怪しい“差し入れ”を口にしたという。

「(ハーフタイム中に)白い服を着た小さい男が入ってきて、スライスレモンの載ったトレーを差し出した。それが私たちが受け取った唯一のものだったよ。選手たちはそれを吸って、その時に不快感を覚えた」

「『彼らが薬を盛った可能性はある? 』と聞いてくる人がいるが、証明することはできない。スペインがそんなことをしていなかったことを望む」

「私がレモンを吸った時は、酔った感じになって、まるで夜通しパーティーをしたようだったよ」

▽なお、翌年行われたEURO本大会でスペインは西ドイツ代表などを上回り決勝トーナメントに進出。決勝でフランス代表に敗れたものの、準優勝していた。

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