銃持ち込みのPAOK会長が謝罪も自国リーグに恨み節「病んだサッカー」「ファンを守るため」
2018.03.14 16:43 Wed
▽ピッチ上に銃を持ち込んだことでサッカー界を騒然とさせた、ギリシャリーグに属するPAOKのイバン・サヴィディス会長が、謝罪した。イギリス『BBC』が伝えている。
▽騒動が起こったのは11日に行われたギリシャ・スーパーリーグ第25節PAOKvsAEKアテネでのこと。クラブの優勝が懸かった一戦、0-0で迎えた試合終盤にPAOKがネットを揺らしたものの、審判の判定はノーゴールに。銃を携帯するサヴィディス会長は直後、サポーターとともにピッチになだれ込み、審判に詰め寄った。
▽その中で、レフェリーに対して銃を見せ付けるような行為があったとして試合は中断。ギリシャ政府からギリシャリーグの無期限延期が通達されるほどの大騒動となっている。また、PAOK及びサヴィディス会長に対する具体的な処分は決定していない。
▽この件に関して、サヴィディス会長は以下のように謝罪した。
「非常に申し訳なく思う。あのような格好でフィールドに入る権利が私になかったことは明らかだ」
「残念なことに、私の家族や私だけでなく同僚まで、病んだ状態のサッカーにより人質に取られている」
「私は全面的に絶え間なく攻撃を受けているが、戦い続ける。公正なサッカーや判定のためにね。勝敗はピッチで決するものであり、法廷で決まるものではないんだよ」
▽謝罪として声明を出しつつ、リーグの気質を批判し自己正当化、八百長の存在まで仄めかすサヴィディス会長。最後には、クラブが勝ち点はく奪処分を受けることを危惧するように、「勝敗は法廷ではなくピッチで」と主張した。ピッチ上に武器を持ち込んだ自身の行動を顧みる意識が欠如しているように見受けられ、サッカー界全体のためにも厳正な処罰が求められる。
▽騒動が起こったのは11日に行われたギリシャ・スーパーリーグ第25節PAOKvsAEKアテネでのこと。クラブの優勝が懸かった一戦、0-0で迎えた試合終盤にPAOKがネットを揺らしたものの、審判の判定はノーゴールに。銃を携帯するサヴィディス会長は直後、サポーターとともにピッチになだれ込み、審判に詰め寄った。
▽その中で、レフェリーに対して銃を見せ付けるような行為があったとして試合は中断。ギリシャ政府からギリシャリーグの無期限延期が通達されるほどの大騒動となっている。また、PAOK及びサヴィディス会長に対する具体的な処分は決定していない。
「非常に申し訳なく思う。あのような格好でフィールドに入る権利が私になかったことは明らかだ」
「私の唯一の目的は、数万人のPAOKのファンを挑発や暴動、人的侵害から守ることだった。頼むから信じてくれ。レフェリーや対戦相手と争うつもりはなかった。誰も脅していないことは明白なんだよ」
「残念なことに、私の家族や私だけでなく同僚まで、病んだ状態のサッカーにより人質に取られている」
「私は全面的に絶え間なく攻撃を受けているが、戦い続ける。公正なサッカーや判定のためにね。勝敗はピッチで決するものであり、法廷で決まるものではないんだよ」
▽謝罪として声明を出しつつ、リーグの気質を批判し自己正当化、八百長の存在まで仄めかすサヴィディス会長。最後には、クラブが勝ち点はく奪処分を受けることを危惧するように、「勝敗は法廷ではなくピッチで」と主張した。ピッチ上に武器を持ち込んだ自身の行動を顧みる意識が欠如しているように見受けられ、サッカー界全体のためにも厳正な処罰が求められる。
PAOKテッサロニキの関連記事
|
PAOKテッサロニキの人気記事ランキング
1
ミラン、アーセナル、セビージャ…19歳ギリシャ人MFコンスタンテリアス巡って争奪戦勃発
PAOKのU-21ギリシャ代表MFヤニス・コンスタンテリアス(19)に対し、複数のビッグクラブが関心を寄せているようだ。イタリア『TuttoMercatoWeb』が伝える。 ギリシャの強豪PAOKで下部組織から育ったコンスタンテリアス。17歳でプロデビュー後、今季はチームの主力として公式戦21試合1得点5アシストを記録する両利きの攻撃的ミッドフィールダー、またはサイドアタッカーだ。 ミランは移籍金として1000万ユーロ(約14億3000万円)を用意し、今夏の獲得に本腰。有望選手の登竜門として名高いザルツブルクもコンスタンテリアス獲得に同額を提示しており、セビージャもPAOKと交渉中だという。 また、同選手にはアーセナルも関心を寄せているとされ、現段階ではどのクラブもPAOKの要求額を満たせていない模様。1500万〜2000万ユーロ(約21億5000万〜28億7000万円)が必要とのことだ。 2023.02.18 17:18 Sat2
伸び悩んだ“セルビアのメッシ”がベンフィカからPAOKに移籍!
PAOKは8日、ベンフィカからセルビア代表MFアンドリヤ・ジブコビッチ(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2022年6月30日までの2年となる。 10代前半から母国セルビアで神童と称されたジブコビッチは、2015年のFIFA U-20ワールドカップでセルビア初優勝の原動力に。そして、“セルビアのメッシ”とも評された左利きのドリブラーは、2016年にパルチザン・ベオグラードからベンフィカへステップアップを果たした。 しかし、在籍4年間でプリメイラ・リーガ55試合3ゴール10アシストと思うような活躍を見せることはできず。また、ジョルジェ・ジェズス新監督の下、クラブが今夏積極補強を行った煽りを受けて、ギリシャに新天地を求めることになった。 2020.09.10 14:50 Thu3
ラツィオMFマルコス・アントニオ、PAOKに買取OP付きレンタル
ラツィオは1日、ブラジル人MFマルコス・アントニオ(23)がPAOKに買い取りオプション付きレンタルで移籍することを発表した。 昨夏にシャフタールからラツィオに加入したセントラルMFのマルコス・アントニオは、MFダニーロ・カタルディのバックアッパーとして主に中盤アンカーで起用されていた。 昨季はセリエA16試合(うち先発は6試合)、ヨーロッパリーグ3試合、コッパ・イタリア2試合に出場していたが、1年での退団となった。 2023.09.01 23:30 Fri4