発煙筒はオーストラリアのサッカー文化?リーグの処分にWSWの元スター選手が反論

2018.03.08 15:37 Thu
サポーターが発煙筒を使用したことなどによりFFA(オーストラリアサッカー連盟)より処罰を受けたウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW)のOBシャノン・コール氏は、発煙筒の使用は保護されるべきオーストラリアのサッカー文化だと考えているようだ。

WSWは先月行われたAリーグの試合で、サポーターが発煙筒の使用やFFAを批判する内容のメッセージを掲げたとしてリーグからサッカー連盟より処罰を受けていた。そして、クラブは次の試合でゴール裏応援席を封鎖する決断を下した。オーストラリアではサッカー連盟とサポーターとの関係性が年々悪化しており、今季は過去最悪の状態に陥っている。

元WSWのスター選手であるコール氏は、FFAが自国のサッカー文化を壊そうとしていると批判するコメントをFacebook上に投稿した。

「数年前のサッカーフォーラムで『オーストラリアサッカー連盟はサッカーファンの情熱や文化を守らなければならない』と発言した。他のスポーツの観客と同じようにしてはいけないよ。僕たちは他のスポーツのファンとは違うんだ。サポーターは試合に参加し、WSWを昔から応援している人たちはこのことを誰よりも理解している」

さらに投稿の中でコール氏は、発煙筒の使用を許可しているMLS(メジャーリーグ・サッカー)のオーランド・シティを称賛した。

「僕たちのスポーツ文化こそが僕たちのスポーツを特別なものにしているんだ。背を向けてはいけない。クラブや選手に与えるのは罰ではなく解決策であるべきだ。もし解決策を持っていないのなら前に進もう、それは君の仕事ではないさ。MLSとオーランド・シティは素晴らしいよ。彼らのサッカー文化を守ろうとしているんだから」


提供:goal.com

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