W杯逃したイタリア代表の再結成にバロテッリが名乗り…ニースで10ゴール目を記録

2017.12.18 22:03 Mon
ニースのFWマリオ・バロテッリがイタリア代表に名乗りを上げていると、『Goal』の現地編集部が分析している。

バロテッリは昨シーズン、フリーでリバプールからニースに加入すると、デビュー直後から得点を重ね、ニースサポーターの心をつかみ、クラブを代表する選手へと成長した。

今シーズンはケガによりスタートから出遅れたものの、リーグ・アンでは13試合に出場。17日の第18節ボルドー戦(1-0)ではシーズン10得点目をマークした。バロテッリの活躍により、チームは順位表でも6位に浮上。またチャンピオンズリーグ予選において1得点を挙げたほか、ヨーロッパリーグでも4得点をマークするなど、若手中心のニースにおいて存在感を見せている。

11月、スウェーデンとのプレーオフに敗れ、60年ぶりにワールドカップ(W杯)予選敗退を喫したイタリア代表の再出発へ向けて、バロテッリの招集が期待される。現在、ヨーロッパ主要リーグに所属するイタリア人選手のうち、2ケタ得点をマークしているのは、ラツィオのFWチーロ・インモービレ(15得点)、バレンシアのFWシモーネ・ザザ(10得点)、そしてバロテッリのわずか3選手となっている。解任されたジャンピエロ・ヴェントゥーラ指揮下において1度も招集されることはなかったが、このまま活躍を続ければ、新生イタリア代表指揮官がバロテッリの存在を見過ごすことはできない。

イタリア代表におけるバロテッリの出場はチェーザレ・プランデッリ指揮下の2014年のブラジルW杯まで遡る。ニースでは、「彼はとても感じの良い青年だし、ピッチでも並外れている。プレースタイルも変化してきて成長している」と、ジャン・ピエール・リヴェール会長から評価を受けているが、代表復帰は近づいているのか注目されるところだ。


提供:goal.com

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