秋田が3位からの逆転初優勝! 栃木はV逸もJ2昇格! 《J3》
2017.12.03 15:25 Sun
▽明治安田生命J3リーグ最終節の8試合が3日に各地で行われ、ブラウブリッツ秋田が優勝、栃木SCが2位でJ2昇格を決めた。
▽勝てば優勝となる首位の栃木SC(勝ち点59)が、同じく勝利で優勝が濃厚となるアスルクラロ沼津(勝ち点58)のホームに乗り込んで行った一戦は、1-1の引き分けに終わった。
▽試合は、ライセンス等の関係により唯一昇格の可能性がある栃木が早々に失点を喫する。7分に右サイド深い位置まで侵攻した太田がクロスを上げると、薗田が飛び込んでヘディングで合わせ、ネットを揺らした。薗田にとっては6試合ぶりのゴールとなり、自身の今シーズン19得点目としている。
▽追いつきたい栃木には、32分にチャンスが訪れる。敵陣やや右からのFKを獲得すると、キッカーの和田がボックス内に蹴り込んでいく。ネイツ・ペチュニクの身体に当たったボールに牛之濱が反応して右足を振り抜いたが、GK大西の好守に阻まれた。
▽前線の西谷やネイツ・ペチュニクを中心に栃木が攻勢を強め始めたものの、得点を奪い切ることができず。試合は沼津のリードで折り返しを迎えた。
▽栃木が追いついた後は、お互いに一進一退の攻防をみせたものの得点に結びつけることはできず。試合はこのまま終了して沼津は3位に転落。栃木は優勝こそ逃したものの、J2昇格を果たすこととなった。
▽また、3位のブラウブリッツ秋田(勝ち点58)が、最下位が確定しているガイナーレ鳥取(勝ち点21)のホームに乗り込んで臨んだ一戦では、3-0で秋田が勝利。この結果、秋田は優勝を飾ることとなった。
▽栃木vs沼津の上位対決が引き分けた場合、勝利で優勝となる秋田は序盤からアグレッシブに攻撃を敢行。6分に遊馬がボックス手前中央からゴールに迫ると、その後もクロスからチャンスメイクを試みる。
▽しかし、秋田は決定的な場面を作り出すことができず。鳥取の守備に苦しみ、試合はゴールレスで折り返しを迎えた。後半に入るとやや鳥取が攻勢に出る場面が目立ったが、秋田も簡単にはシュートまでいかせない。
▽やや睨み合いとなるような時間が続いたものの、61分に秋田が待望の先制点を決め切る。ボックス手前でボールを持った山田が左足を振り抜くと、一度はGK井上に弾かれる。しかし、こぼれ球に詰めた久富が確実に蹴り込んだ。
▽さらに直後の67分にも、遊馬とのワンツーで日高がボックス内に侵攻。そのままシュートを放ち、追加点とした。調子を上げた秋田は、74分にもボックス内の混戦から最後は遊馬が押し込み、リードを3点にまで広げていく。
▽その後、秋田は鳥取の反撃をシャットアウト。後半に一挙3得点を決めた秋田がアウェイで大きな白星を飾ることに。沼津vs栃木が引き分けに終わったため、逆転で秋田が初の優勝に輝くこととなった。
▽またその他の試合では、鹿児島ユナイテッドFCが5-2でSC相模原に勝利し、この試合で3得点をした藤本がリーグ24得点として得点王に。FC東京U-23vsセレッソ大阪U-23では、現役ラストマッチとなる石川が83分から途中出場して決勝点をアシスト。チームの2-1での勝利に大きく貢献し、自身の最終戦に華を添えた。
▽その他の試合結果は以下のとおり。
◆J3最終節
FC琉球 1-0 カターレ富山
ガイナーレ鳥取 0-3 ブラウブリッツ秋田
アスルクラロ沼津 1-1 栃木SC
藤枝MYFC 1-1 Y.S.C.C.横浜
AC長野パルセイロ 1-1 ギラヴァンツ北九州
FC東京U-23 2-1 セレッソ大阪U-23
鹿児島ユナイテッドFC 5-2 SC相模原
福島ユナイテッドFC 3-1 グルージャ盛岡
▽勝てば優勝となる首位の栃木SC(勝ち点59)が、同じく勝利で優勝が濃厚となるアスルクラロ沼津(勝ち点58)のホームに乗り込んで行った一戦は、1-1の引き分けに終わった。
▽試合は、ライセンス等の関係により唯一昇格の可能性がある栃木が早々に失点を喫する。7分に右サイド深い位置まで侵攻した太田がクロスを上げると、薗田が飛び込んでヘディングで合わせ、ネットを揺らした。薗田にとっては6試合ぶりのゴールとなり、自身の今シーズン19得点目としている。
▽前線の西谷やネイツ・ペチュニクを中心に栃木が攻勢を強め始めたものの、得点を奪い切ることができず。試合は沼津のリードで折り返しを迎えた。
▽後半に入っても、栃木が攻勢を保ち続ける。64分にはボックス内で西谷が右足を振り抜き惜しいシーンを作り出すと、77分に同点弾が生まれる。相手を押し込みボックス前で波状攻撃を仕掛けると、最後はボックス内右のネイツ・ペチュニクが左足でファーに沈めた。
▽栃木が追いついた後は、お互いに一進一退の攻防をみせたものの得点に結びつけることはできず。試合はこのまま終了して沼津は3位に転落。栃木は優勝こそ逃したものの、J2昇格を果たすこととなった。
▽また、3位のブラウブリッツ秋田(勝ち点58)が、最下位が確定しているガイナーレ鳥取(勝ち点21)のホームに乗り込んで臨んだ一戦では、3-0で秋田が勝利。この結果、秋田は優勝を飾ることとなった。
▽栃木vs沼津の上位対決が引き分けた場合、勝利で優勝となる秋田は序盤からアグレッシブに攻撃を敢行。6分に遊馬がボックス手前中央からゴールに迫ると、その後もクロスからチャンスメイクを試みる。
▽しかし、秋田は決定的な場面を作り出すことができず。鳥取の守備に苦しみ、試合はゴールレスで折り返しを迎えた。後半に入るとやや鳥取が攻勢に出る場面が目立ったが、秋田も簡単にはシュートまでいかせない。
▽やや睨み合いとなるような時間が続いたものの、61分に秋田が待望の先制点を決め切る。ボックス手前でボールを持った山田が左足を振り抜くと、一度はGK井上に弾かれる。しかし、こぼれ球に詰めた久富が確実に蹴り込んだ。
▽さらに直後の67分にも、遊馬とのワンツーで日高がボックス内に侵攻。そのままシュートを放ち、追加点とした。調子を上げた秋田は、74分にもボックス内の混戦から最後は遊馬が押し込み、リードを3点にまで広げていく。
▽その後、秋田は鳥取の反撃をシャットアウト。後半に一挙3得点を決めた秋田がアウェイで大きな白星を飾ることに。沼津vs栃木が引き分けに終わったため、逆転で秋田が初の優勝に輝くこととなった。
▽またその他の試合では、鹿児島ユナイテッドFCが5-2でSC相模原に勝利し、この試合で3得点をした藤本がリーグ24得点として得点王に。FC東京U-23vsセレッソ大阪U-23では、現役ラストマッチとなる石川が83分から途中出場して決勝点をアシスト。チームの2-1での勝利に大きく貢献し、自身の最終戦に華を添えた。
▽その他の試合結果は以下のとおり。
◆J3最終節
FC琉球 1-0 カターレ富山
ガイナーレ鳥取 0-3 ブラウブリッツ秋田
アスルクラロ沼津 1-1 栃木SC
藤枝MYFC 1-1 Y.S.C.C.横浜
AC長野パルセイロ 1-1 ギラヴァンツ北九州
FC東京U-23 2-1 セレッソ大阪U-23
鹿児島ユナイテッドFC 5-2 SC相模原
福島ユナイテッドFC 3-1 グルージャ盛岡
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