スポーツ裁判所がセリエCモデナの追放を正式発表…今季成績はすべて取り消しに
2017.11.07 19:21 Tue
セリエC(イタリア3部)に所属するモデナの追放が正式決定した。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が6日、報じている。
モデナは財政問題に悩まされており、今夏から選手に対し報酬が支払われておらず、ホームスタジアムであるアルベルト・ブラリアの使用料も数ヵ月間滞納。スタジアムから立ち退きを余儀なくされた。10月3日には事態を憂いたサポーターがクラブ事務所に侵入し、アントニオ・カリエンド前会長を襲撃する事件が発生。10月8日のセリエC第8節アルビノレッフェ戦以降は選手がストライキを行い、スタジアムに姿を見せない状況が続いていた。モデナによる試合放棄は11月5日の第12節サンタルカンジェロ戦で今シーズン、4試合目となった。
この結果、セリエCを管轄するレーガ・プロのパスクワーレ・マリーノスポーツ裁判官は6日、規定に従い、モデナの処分を正式決定。モデナは所属リーグであるセリエCのジローネBから追放される。今シーズン、同クラブは全敗の成績だったが、関連する試合結果はすべて取り消され、順位表が作り直される。
モデナは1912年に創立し、105年の歴史を持つ古豪。セリエAには28シーズンにわたり所属したが、モデナの歴史はここで幕を閉じることになる。
提供:goal.com
モデナは財政問題に悩まされており、今夏から選手に対し報酬が支払われておらず、ホームスタジアムであるアルベルト・ブラリアの使用料も数ヵ月間滞納。スタジアムから立ち退きを余儀なくされた。10月3日には事態を憂いたサポーターがクラブ事務所に侵入し、アントニオ・カリエンド前会長を襲撃する事件が発生。10月8日のセリエC第8節アルビノレッフェ戦以降は選手がストライキを行い、スタジアムに姿を見せない状況が続いていた。モデナによる試合放棄は11月5日の第12節サンタルカンジェロ戦で今シーズン、4試合目となった。
この結果、セリエCを管轄するレーガ・プロのパスクワーレ・マリーノスポーツ裁判官は6日、規定に従い、モデナの処分を正式決定。モデナは所属リーグであるセリエCのジローネBから追放される。今シーズン、同クラブは全敗の成績だったが、関連する試合結果はすべて取り消され、順位表が作り直される。
モデナは1912年に創立し、105年の歴史を持つ古豪。セリエAには28シーズンにわたり所属したが、モデナの歴史はここで幕を閉じることになる。
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