4発大勝で上位対決制した秋田が2位浮上! 途中出場のFC東京U-23MF久保建英がプロ初弾《J3》

2017.11.05 18:00 Sun
Getty Images
▽明治安田生命J3リーグ第30節の8試合が、5日に各地で行われた。

▽4位・カターレ富山(勝ち点46)が3位・ブラウブリッツ秋田(勝ち点52)をホームに迎えて行われた一戦では、0-4で秋田が勝利した。

▽試合は、26分に前山の敵陣中央付近右からのクロスに反応した田中が、胸でボールを落とし、ボックス内中央で右足を一閃。秋田が先制を果たす。さらに直後の29分、敵陣中央付近でボールを持った古田が、距離のあるところから意表を突いて左足を振り抜くと、GK永井の反応が遅れ追加点に。
▽2点リードで試合を折り返した秋田は、後半にも得点を重ねていく。77分、山田尚がハーフウェイライン付近からスルーパスを供給。抜け出した堺が、ボックス内での一対一を冷静に沈めた。さらに試合終了間際の88分、堺のクロスに青島が右足で合わせ、チームの4点目を記録して試合終了。この結果、秋田(勝ち点55)は2位に浮上することとなった。

▽また、首位の栃木SC(勝ち点56)が9位・ギラヴァンツ北九州(勝ち点38)のホームに乗り込んで行われた一戦では、3-2で北九州が勝利。2-2で迎えた71分に、CKの場面で弓崎がヘディングで合わせると、これが決勝点となった。この結果、栃木(勝ち点56)は首位を維持したものの、2位の秋田(勝ち点55)に勝ち点「1」差に縮んだ。
▽さらに、2位・アスルクラロ沼津(勝ち点53)と12位・SC相模原(勝ち点33)の一戦は、0-0のゴールレスドローで終了。この結果、沼津(勝ち点54)は順位を1つ落とし、3位に後退することとなった。

▽その他、ガンバ大阪U-23vsFC東京U-23では、4-3でFC東京U-23が敗北したものの、62分から途中出場のMF久保建英が直後の64分にプロ契約後初の得点を決めている。

▽11/5(日)
藤枝MYFC 4-2 AC長野パルセイロ
鹿児島ユナイテッドFC 1-0 グルージャ盛岡
アスルクラロ沼津 0-0 SC相模原
カターレ富山 0-4 ブラウブリッツ秋田
セレッソ大阪U-23 2-0 ガイナーレ鳥取
ギラヴァンツ北九州 3-2 栃木SC
ガンバ大阪U-23 4-3 FC東京U-23
FC琉球 2-1 Y.S.C.C.横浜

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