ミラン猛攻もアテネGKアネスティスの牙城崩せず…低調ドローで公式戦3戦未勝利《EL》
2017.10.20 06:14 Fri
▽ミランは19日、ヨーロッパリーグ(EL)・グループD第3節でAEKアテネをホームに迎え、0-0で引き分けた。
▽開幕節のオーストリア・ウィーン戦(5-1で勝利)に続き、第2節で対戦したリエカを3-2で下し2連勝中のミランと、1勝1分けと上々の発進をしているAEKアテネが対戦。ミランは2-3で敗れたインテルとのダービーからスタメンを4名変更し、ロマニョーリ、ボリーニ、ビリア、ケシエに代えてカラブリア、チャルハノール、ロカテッリ、クトローネを起用した。
▽両者共にバランスを重視した入りとなったこの試合、ミランはチャルハノールやスソがボールを引き出しつつ試合を組み立てていくが、AEKアテネの守備網をかいくぐれない。29分には敵陣中央付近で得たFKのキッカーをチャルハノールが担当し、ボックス左のクトローネの頭に精度の高いボールを供給したが、枠を捉えたヘディングシュートはGKアネスティスに阻まれた。
▽逆に30分には大ピンチを迎えることに。プレスをかけたシモンエスが、ミランのボックス内でDFムサッキオからボールを奪取。そのままボックス内左奥からシュートを放つと、これが飛び出したGKドンナルンマの背後を通過する。しかし、角度の無いところから放たれたシュートはわずかにゴールラインの外側を通り、ゴールとはならなかった。
▽均衡を保ったまま試合を折り返すと、54分にはボックス手前中央でボールを持ったスソが相手の股を抜くパス。これを受けたロカテッリが、DFのチェックに掛かる前に素早くミドルシュートを放つが、またしてもGKアネスティスに弾かれる。
▽ミランはその後も猛攻を続けたものの、GKアネスティスを筆頭とするAEKアテネの守備網を最後まで突き破れず。試合はスコアレスドローとなり、ホームで最低限の勝ち点1を手にしたミランだったが、直近のリーグ戦で喫した連敗を払しょくできず、厳しい公式戦3戦未勝利となった。
▽開幕節のオーストリア・ウィーン戦(5-1で勝利)に続き、第2節で対戦したリエカを3-2で下し2連勝中のミランと、1勝1分けと上々の発進をしているAEKアテネが対戦。ミランは2-3で敗れたインテルとのダービーからスタメンを4名変更し、ロマニョーリ、ボリーニ、ビリア、ケシエに代えてカラブリア、チャルハノール、ロカテッリ、クトローネを起用した。
▽両者共にバランスを重視した入りとなったこの試合、ミランはチャルハノールやスソがボールを引き出しつつ試合を組み立てていくが、AEKアテネの守備網をかいくぐれない。29分には敵陣中央付近で得たFKのキッカーをチャルハノールが担当し、ボックス左のクトローネの頭に精度の高いボールを供給したが、枠を捉えたヘディングシュートはGKアネスティスに阻まれた。
▽均衡を保ったまま試合を折り返すと、54分にはボックス手前中央でボールを持ったスソが相手の股を抜くパス。これを受けたロカテッリが、DFのチェックに掛かる前に素早くミドルシュートを放つが、またしてもGKアネスティスに弾かれる。
▽さらに58分には、ボックス手前でDFを背負いつつ縦パスを受けたアンドレ・シウバが、鋭いターンで相手の虚を突き、やや後方のチャルハノールにボールを送る。チャルハノールが右足を振り抜くとGKアネスティスは前に弾いたが、詰めていたアンドレ・シウバはシュートをミートできず、DFにクリアされた。
▽ミランはその後も猛攻を続けたものの、GKアネスティスを筆頭とするAEKアテネの守備網を最後まで突き破れず。試合はスコアレスドローとなり、ホームで最低限の勝ち点1を手にしたミランだったが、直近のリーグ戦で喫した連敗を払しょくできず、厳しい公式戦3戦未勝利となった。
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