【原ゆみこのマドリッド】質の高さには敵わない…
2017.05.06 08:45 Sat
▽「1つぐらいは先に片付いてくれてもいいな」順位表を眺めながら、そんな風に私が呟いていたのは金曜日、リーガの残りがあと3試合となったため、計算の苦手な自分でも今節、18位のスポルティングがラス・パルマスに負け、レガネスが月曜にベティスと引き分け以上であれば、1部残留が確定することに気づいた時のことでした。いやあ、たった勝ち点31で、また来季もレアル・マドリーやバルサをブタルケで見ることができるなんて、レガネス(マドリッド近郊の衛星都市)市民も本当にラッキーだと思うんですけどね。現在、2部でプレーオフ圏内の3位につけ、すでに1部Uターンを確定させたレバンテに続こうとしている、同じマドリッドの弟分チーム、ヘタフェだって、初めて兄貴分たちと肩を並べた2004-05シーズンはキケ・サンチェス・フローレス監督(現エスパニョール)の下、残留にはそこそこ苦労していましたからね。
▽ピッチへ入場する時も、Fond sur(フォンド・スール/南側ゴール裏席)に「Decidme que se siente/デシッドメ・ケ・セ・シエンテ(どう感じるか、言えよ)」というメッセージと共にCLトロフィーの大きな垂れ幕、ご親切にもリスボンとミラノ、因縁の地名入りという迎え方をされ、無意識にトラウマを思い出してしまったんでしょうか。どうやらキックオフ前に円陣を組んでゲキを飛ばし合った際、2試合制の対戦なのだから、「せめて(今季シーズン前半リーガ戦のように)3-0で負けるのだけは避けよう」という打ち合わせをするのを忘れてしまったか、たった開始10分でカセミロのシュート失敗でバウンドしたボールをクリスチアーノ・ロナウドにヘッドされ、先制点を奪われてしまうのですから、困ったもんじゃないですか。
▽それからもアトレティコはお隣さんの怒涛の攻勢に遭い、バランやベンゼマのシュートはGKオブラクが弾いてくれたものの、自らのチャンスはコケのスルーパスに抜け出したガメイロがシュート目前でGKケイロル・ナバスにボールを取られてしまったぐらい。おかげでシメオネ監督も焦ったか、後半10分を経過した時点で早くもガメイロ、サウルをフェルナンド・トーレス、ガイタンに交代、肩のケガが治ったばかりのカラスコもその5分後にはコレアに代えるという、性急な手段に訴えたのも逆効果だったのかもしれませんね。
▽え、アトレティコはこの試合前にケガ人が続出、とりわけ右SBなど、左利きの本職CBのカンテラーノ(アトレティコB出身の選手)、ルカスが務めていたぐらいなんだから、仕方ない面もあったんじゃないかって?まあ、そうなんですが、皮肉なのは同じく、ベイルを負傷欠場で欠いていたマドリーはそれが逆に吉と出たこと。ええ、クロースなども後で「ウチは相手よりMFが1人(この日はイスコが先発)多かった。普通は3人なんだけど、それがいい戦術だったよ」と認めていたように、主力が揃わなくても彼らは機能してしまうだけでなく、その控え選手たちのレベルが非常に高いため、合間の試合ではローテーションが可能なんですよ。
▽となれば、いえ、走るだけはチーム計110.5キロと102.9キロのマドリーを上回ったアトレティコですけどね。それでもグループリーグでは1試合118キロも走ったことのある彼らですから、いつも出づっぱりな選手たちが、休養十分なマドリーに1対1のボール争いに負け続け、強烈なプレスに「No podiamos seguir tres pases/ノー・ポディアモス・セギーウ・オレス・パセス(パスを3回繋ぐこともできなかった)」(コケ)状態だったのもムリはなかったかと。前半終了間際、右太もものケガでカルバハルが交代しても、マドリーはマルチDFのナチョが出て全然、問題ありませんでしたしね。唯一自慢の体力で上回れないため、個々の選手の質の差が浮き彫りになってしまったのは、かなり私もショックを受けたんですが…。
▽これは一体、どこからくる空元気なんでしょうか。試合後は絶望して現れるかと思ったアトレティコ勢は、「El futbol es maravilloso porque suceden cosas inesperadas/エル・フトボル・エス・マラビジョーソ・ポルケ・スセデン・コーサス・インエスペラーダス(予期しないことが起きるから、サッカーは素晴らしい)。ウチは可能性の最後の一滴まで戦うだろう。Que como nos llamamos Atletico de Madrid, seguramente podamos ser capaces/ケ・コモ・ノス・ジャマス・アトレティコ・デ・マドリッド、セグラメンテ・ポダモス・セル・カパセス(我々はアトレティコ・デ・マドリーなのだから、絶対にそれができる)」というシメオネ監督を筆頭に、いえ、仏頂面でミックスゾーンを足早やに通り過ぎてしまったガビやゴディンの代わりに敗戦言い訳コメントの任を担わされた第3キャプテン、コケの言葉は多分に、上司の受け売りだった感もあったんですけどね。
▽曰く、アトレティコにはMSN(メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの頭文字)もいないのに「これはサッカー、何なら(今季のCL16強対戦でバルサに4-0から逆転された)PSGに訊いてみればいい」に始まって、「con Cristiano en el Calderon ganamos con 4-0/コン・クリスチアーノ・エン・エル・カルデロン・ガナモス・コン・クアトロ・セロ(クリスチアーノがいてもウチはカルデロンで4-0で勝った)」というのは確かに、アンチェッティ監督時代の2015年2月にあったことではありますが、当時の私など、こんな試合は生きている間、もう2度とお目にかかれないだろうと思ったもの。サビッチも「Por que no podemos pensar en la remontada?/ポル・ケ・ノー・ポデモス・ペンサル・エン・ラ・レモンターダ(何でボクらが逆転できると考えてはいけない?)」と強気だったものの、いや、そういう奇跡を夢見るのはお隣さんの専売特許じゃなかった?
▽もちろんそれは実績の裏付けもあるからですが、今季だって、バルサとのコパ・デル・レイ準決勝、1-2の1stレグの負けすら、2ndレグ1-1の引き分けがせいぜいで、覆すことができなかったアトレティコの選手たちが何を根拠にそこまで虚勢を張れるのか。いえ、この日、惨敗で終わった後、それでもずっとスタンドで応援歌を歌い続けていた4000人のサポーターの姿などを見ると、サウルじゃありませんが、「Vosotros matariais por nosotros, nosotros moriremos por vosotros!/ボソトロス・マタリアイス・ポル・ノソトロス、ノソトロス・モリレモス・ポル・ボソトロス(君たちはボクらのために死ぬ程、尽くしてくれる。ボクらも君たちのため、死ぬ気でやるよ)」(https://twitter.com/saulniguez/status/859847943473565697)と、彼らが心を奮い立たせるのもわかりますけどね。
▽正直、いくらロナウドなどに「Es una buena ventaja este resultado, pero no es definitivo/エス・ウナ・ブエナ・ベンタハ・エステ・レスルタードー、ペロ・ノー・エス・デフィニティボ(これはいいアドバンテージだけど、決定的ではない)」と言われても、水曜にもう1つのCL準決勝でユベントスのイグアインに2ゴールを決められ、0-2で負けたモナコより、木曜にヨーロッパリーグの準決勝でマンチェスター・ユナイテッドに0-1で負けたセルタより、無茶苦茶ハードルが高いのは事実。唯一の慰めはその2チームと違って、彼らの2ndレグがホームのビセンテ・カルデロン開催で、これがヨーロッパの試合の最終戦になるため、ファンもあらん限りの力で応援してくれることですが、結局、プレーするのは選手たちですからねえ。
▽金曜にはリーガのエイバル戦を控えて、前日記者会見に臨んだシメオネ監督も少しは頭が冷えたのか、「ウチはマドリーやバルサ、バイエルンといった世界一のチームではない。ここ6年で進歩してきたが、彼らのような怪物に近づくにはまだ時間が足りない。Pero para conseguirlo el unico camino es seguir trabajando de esta manera/ペロ・パラ・コンセギールル・エル・ウニコ・カミーノ・エス・セギール・トラバハンドー・デ・エスタ・マネラ(だが、それを達成するにはこのやり方で努力し続けるのがただ1つの道だ)」と足に地をつけた発言をしていましたが…やっぱりこの試合でもローテーションは望めないようですよ。
▽ええ、ファンが来週水曜、最後のマドリーダービーでの奇跡に向けて、応援の予行演習をする土曜午後4時15分(日本時間翌午前1時15分)からの一戦ではサビッチこそ、累積警告で強制休養になりますが、ファンフラン、ベルサリコ、ヒメネスの誰もまだ戻ってこられず。今度は右SBがマジにトマスになるか、アトレティコBの選手という緊急事態にもなっていますからね。
▽ただ金曜に3位争いのライバル、セビージャがソシエダと1-1で引き分け、前節に続いて勝ち点を落としてくれたため、ベルナベウでは1度もシュートができなかったグリースマンなど、前半は温存して様子を見てもいい気はしますが、中盤なんて、とても替えの効く状況ではなし。それどころか、エイバルも、アラベスがコパ決勝で負ければEL出場権が与えられる7位のソシエダまで、あと勝ち点8とギリギリで希望が残ってしまったため、乾貴士選手を筆頭に勝利を目指して乗り込んでくるというのは厄介なところかと。
▽翻って同日午後8時45分(日本時間翌午前3時45分)から、すでに降格の決まっているグラナダとのアウェイ戦に挑むマドリーからは、ロナウドが遠征に参加しない予定なんて聞くと、もう本当にどうしたらいいものやら。いえ、現在、消化試合が1つ少ないものの、バルサに首位に立たれている彼らにしても、先に相手のビジャレアル戦の結果はわかるものの、勝っておかないといけないのは同じなんですけどね。
▽もう、マドリーはBチームが出てもモラタ、ハメス・ロドリゲス、アセンシオ、ルーカス・バスケス、イスコ、コバチッチらは信頼できることを証明していますし、いざとなれば17日(水)の開催が決まったセルタ戦でAチームを投入、マンチェスター・ユナイテッドとの激戦でボロボロになった相手を叩けばいいんですから、もう今は優秀な人材を持て余しているジダン監督を羨むばかり。そんなやるせなさに浸っている私ですが、せめてこの週末は気分を切り替えて、マドリッド勢の好結果を喜ぶことができるのいいんですが…。
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▽それを鑑みれば、レガネスも頑張っているとは言えるものの、今週末、悪い目が出てしまった時には要注意。何せ、あと2試合はビジャレアル、レアル・ソシエダとヨーロッパリーグ出場権が絶対得られる5、6位の座を争っているアスレティックと、5月27日にバルサとのコパ・デル・レイ決勝を控え、特別誂えのユニフォームも発売(http://www.tiendabknda.com/index.php?id_product=2&controller=product)。ここにきてギアを挙げてきているアラベスですからね。すでに目標がなく、バケーション状態に入っているのはベティスだけなので、スポルティングの結果いかんに関わらず、平日でありながら、サポーター総動員体制でスタンドを埋めるというクラブの心遣いを選手たちもムダにしないでほしいものですが…。▽え、いきなりリーガの残留争いの話なんて、もしや私は本題に入るのを避けていないかって?うーん、実際、火曜にサンティアゴ・ベルナベウから呆然として帰って以来、ここ数日はずっと鬱っぽくて、何をするのも億劫だったんですが、そうも言っていられません。とりあえず、CL準決勝1stレグで起こったことをお伝えすると、いやあ、前日合宿のホテル入りの時には連休の中日だったせいか、いつものビッグマッチ前のようにチーム到着時に詰めかけず、午後11時近くになってサポーターが集合。発煙筒と大音量のカンティコ(節のついたシュプレヒコール)に、すでに部屋で休んでいた選手たちがエントランス前に出て来ざるを得なかったというのを聞いた時もちょっと間の悪さを感じたものですけどね。▽それからもアトレティコはお隣さんの怒涛の攻勢に遭い、バランやベンゼマのシュートはGKオブラクが弾いてくれたものの、自らのチャンスはコケのスルーパスに抜け出したガメイロがシュート目前でGKケイロル・ナバスにボールを取られてしまったぐらい。おかげでシメオネ監督も焦ったか、後半10分を経過した時点で早くもガメイロ、サウルをフェルナンド・トーレス、ガイタンに交代、肩のケガが治ったばかりのカラスコもその5分後にはコレアに代えるという、性急な手段に訴えたのも逆効果だったのかもしれませんね。
▽特に敵ゴールが近くなる訳でもなく、結局、28分にはフィリペ・ルイスがエリア前でロナウドを逃し、弾丸シュートで2点目を決められると、とうとう40分にはマドリーの得意技、高速カウンターが炸裂。ルーカス・バスケスの折り返しをPKマーク辺りで受けたロナウドの周りに誰もいない光景にはもう、呆れて物も言えないとはまさにこのこと?これで先日の準々決勝バイエルン戦に続き、ロナウドがハットトリックを達成したマドリーが3-0で勝利って、これじゃ来週の2ndレグの意味がまったくなくなってしまったじゃないですか。
▽え、アトレティコはこの試合前にケガ人が続出、とりわけ右SBなど、左利きの本職CBのカンテラーノ(アトレティコB出身の選手)、ルカスが務めていたぐらいなんだから、仕方ない面もあったんじゃないかって?まあ、そうなんですが、皮肉なのは同じく、ベイルを負傷欠場で欠いていたマドリーはそれが逆に吉と出たこと。ええ、クロースなども後で「ウチは相手よりMFが1人(この日はイスコが先発)多かった。普通は3人なんだけど、それがいい戦術だったよ」と認めていたように、主力が揃わなくても彼らは機能してしまうだけでなく、その控え選手たちのレベルが非常に高いため、合間の試合ではローテーションが可能なんですよ。
▽となれば、いえ、走るだけはチーム計110.5キロと102.9キロのマドリーを上回ったアトレティコですけどね。それでもグループリーグでは1試合118キロも走ったことのある彼らですから、いつも出づっぱりな選手たちが、休養十分なマドリーに1対1のボール争いに負け続け、強烈なプレスに「No podiamos seguir tres pases/ノー・ポディアモス・セギーウ・オレス・パセス(パスを3回繋ぐこともできなかった)」(コケ)状態だったのもムリはなかったかと。前半終了間際、右太もものケガでカルバハルが交代しても、マドリーはマルチDFのナチョが出て全然、問題ありませんでしたしね。唯一自慢の体力で上回れないため、個々の選手の質の差が浮き彫りになってしまったのは、かなり私もショックを受けたんですが…。
▽これは一体、どこからくる空元気なんでしょうか。試合後は絶望して現れるかと思ったアトレティコ勢は、「El futbol es maravilloso porque suceden cosas inesperadas/エル・フトボル・エス・マラビジョーソ・ポルケ・スセデン・コーサス・インエスペラーダス(予期しないことが起きるから、サッカーは素晴らしい)。ウチは可能性の最後の一滴まで戦うだろう。Que como nos llamamos Atletico de Madrid, seguramente podamos ser capaces/ケ・コモ・ノス・ジャマス・アトレティコ・デ・マドリッド、セグラメンテ・ポダモス・セル・カパセス(我々はアトレティコ・デ・マドリーなのだから、絶対にそれができる)」というシメオネ監督を筆頭に、いえ、仏頂面でミックスゾーンを足早やに通り過ぎてしまったガビやゴディンの代わりに敗戦言い訳コメントの任を担わされた第3キャプテン、コケの言葉は多分に、上司の受け売りだった感もあったんですけどね。
▽曰く、アトレティコにはMSN(メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの頭文字)もいないのに「これはサッカー、何なら(今季のCL16強対戦でバルサに4-0から逆転された)PSGに訊いてみればいい」に始まって、「con Cristiano en el Calderon ganamos con 4-0/コン・クリスチアーノ・エン・エル・カルデロン・ガナモス・コン・クアトロ・セロ(クリスチアーノがいてもウチはカルデロンで4-0で勝った)」というのは確かに、アンチェッティ監督時代の2015年2月にあったことではありますが、当時の私など、こんな試合は生きている間、もう2度とお目にかかれないだろうと思ったもの。サビッチも「Por que no podemos pensar en la remontada?/ポル・ケ・ノー・ポデモス・ペンサル・エン・ラ・レモンターダ(何でボクらが逆転できると考えてはいけない?)」と強気だったものの、いや、そういう奇跡を夢見るのはお隣さんの専売特許じゃなかった?
▽もちろんそれは実績の裏付けもあるからですが、今季だって、バルサとのコパ・デル・レイ準決勝、1-2の1stレグの負けすら、2ndレグ1-1の引き分けがせいぜいで、覆すことができなかったアトレティコの選手たちが何を根拠にそこまで虚勢を張れるのか。いえ、この日、惨敗で終わった後、それでもずっとスタンドで応援歌を歌い続けていた4000人のサポーターの姿などを見ると、サウルじゃありませんが、「Vosotros matariais por nosotros, nosotros moriremos por vosotros!/ボソトロス・マタリアイス・ポル・ノソトロス、ノソトロス・モリレモス・ポル・ボソトロス(君たちはボクらのために死ぬ程、尽くしてくれる。ボクらも君たちのため、死ぬ気でやるよ)」(https://twitter.com/saulniguez/status/859847943473565697)と、彼らが心を奮い立たせるのもわかりますけどね。
▽正直、いくらロナウドなどに「Es una buena ventaja este resultado, pero no es definitivo/エス・ウナ・ブエナ・ベンタハ・エステ・レスルタードー、ペロ・ノー・エス・デフィニティボ(これはいいアドバンテージだけど、決定的ではない)」と言われても、水曜にもう1つのCL準決勝でユベントスのイグアインに2ゴールを決められ、0-2で負けたモナコより、木曜にヨーロッパリーグの準決勝でマンチェスター・ユナイテッドに0-1で負けたセルタより、無茶苦茶ハードルが高いのは事実。唯一の慰めはその2チームと違って、彼らの2ndレグがホームのビセンテ・カルデロン開催で、これがヨーロッパの試合の最終戦になるため、ファンもあらん限りの力で応援してくれることですが、結局、プレーするのは選手たちですからねえ。
▽金曜にはリーガのエイバル戦を控えて、前日記者会見に臨んだシメオネ監督も少しは頭が冷えたのか、「ウチはマドリーやバルサ、バイエルンといった世界一のチームではない。ここ6年で進歩してきたが、彼らのような怪物に近づくにはまだ時間が足りない。Pero para conseguirlo el unico camino es seguir trabajando de esta manera/ペロ・パラ・コンセギールル・エル・ウニコ・カミーノ・エス・セギール・トラバハンドー・デ・エスタ・マネラ(だが、それを達成するにはこのやり方で努力し続けるのがただ1つの道だ)」と足に地をつけた発言をしていましたが…やっぱりこの試合でもローテーションは望めないようですよ。
▽ええ、ファンが来週水曜、最後のマドリーダービーでの奇跡に向けて、応援の予行演習をする土曜午後4時15分(日本時間翌午前1時15分)からの一戦ではサビッチこそ、累積警告で強制休養になりますが、ファンフラン、ベルサリコ、ヒメネスの誰もまだ戻ってこられず。今度は右SBがマジにトマスになるか、アトレティコBの選手という緊急事態にもなっていますからね。
▽ただ金曜に3位争いのライバル、セビージャがソシエダと1-1で引き分け、前節に続いて勝ち点を落としてくれたため、ベルナベウでは1度もシュートができなかったグリースマンなど、前半は温存して様子を見てもいい気はしますが、中盤なんて、とても替えの効く状況ではなし。それどころか、エイバルも、アラベスがコパ決勝で負ければEL出場権が与えられる7位のソシエダまで、あと勝ち点8とギリギリで希望が残ってしまったため、乾貴士選手を筆頭に勝利を目指して乗り込んでくるというのは厄介なところかと。
▽翻って同日午後8時45分(日本時間翌午前3時45分)から、すでに降格の決まっているグラナダとのアウェイ戦に挑むマドリーからは、ロナウドが遠征に参加しない予定なんて聞くと、もう本当にどうしたらいいものやら。いえ、現在、消化試合が1つ少ないものの、バルサに首位に立たれている彼らにしても、先に相手のビジャレアル戦の結果はわかるものの、勝っておかないといけないのは同じなんですけどね。
▽もう、マドリーはBチームが出てもモラタ、ハメス・ロドリゲス、アセンシオ、ルーカス・バスケス、イスコ、コバチッチらは信頼できることを証明していますし、いざとなれば17日(水)の開催が決まったセルタ戦でAチームを投入、マンチェスター・ユナイテッドとの激戦でボロボロになった相手を叩けばいいんですから、もう今は優秀な人材を持て余しているジダン監督を羨むばかり。そんなやるせなさに浸っている私ですが、せめてこの週末は気分を切り替えて、マドリッド勢の好結果を喜ぶことができるのいいんですが…。
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